1歳児・2歳児の子どもの昼寝時間を見直して生活リズムを正そう!-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

1歳児・2歳児の子どもの昼寝時間を見直して生活リズムを正そう!

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#子ども#幼児#生活

1歳児・2歳児の子どもの昼寝時間を見直して生活リズムを正そう!

1歳を過ぎると朝寝の時間も少なくなり夕寝もなくなってきます。2歳になると昼寝のみで日中の睡眠時間はどんどんと少なくなります。

ですが、「夜はなかなか寝ない」「寝かしつけに時間がかかる」「朝起きる時間がバラバラ」など、ご家庭によって子どもの睡眠で悩む方は多いと思います。

私も、子どもの寝かしつけに掛かる時間が長くなったり、落ち着いて寝てくれないという悩みをもっていました。

このように子どもの睡眠時間をコントロールすることは難しく、どこに原因があるのかも分かりにくいです。

そんな子どもの昼寝による睡眠時間のコントロールをご紹介します。

  1. 1歳児・2歳児の朝寝・昼寝はどのくらい?
  2. 昼寝を行うための理想
  3. 昼寝の注意点
  4. 夜の寝かしつけ前の行動は?
  5. 子どもは常に全力で行動

1歳児・2歳児の朝寝・昼寝はどのくらい?

年齢 朝寝 昼寝 夕寝
1歳~1歳6ヶ月 時間を
減らす期間
120分(2h)
1歳7ヶ月~3歳 120分(2h)

1歳になると夕寝はしなくなってきます。また、1歳から1歳半の期間に朝寝を徐々に無くしていくようにしましょう。

6ヶ月の期間を使ってゆっくりと朝寝を減らしていくことで子どもの身体も生活リズムに合わせて朝寝の必要性がどんどんなくなってきます。

1歳からの昼寝は2時間を目安に寝かせるようにしましょう。

我が家の息子は保育園に通っていますが、保育園での昼寝も短くて1時間ほど長くて2時間弱で寝ています。

あまり昼寝の時間を取り過ぎると、夜が寝れなくなり、朝起きるのが遅くなり、どんどん生活リズムが崩れていきます。

もちろん生活環境や子どもによって個人差もありますので、子どもに合わせて昼寝時間を設定するようにしてあげましょう。

昼寝を行うための理想

1歳児・2歳児の睡眠時間の理想は、1日に11時間~14時間と言われています。そのうち昼寝を2時間するとしたら、夜の睡眠時間は9時間~12時間と言うことになります。

この数字を目安に起床時間と就寝時間を決めていきましょう。

1日の睡眠時間の理想

時間 行動内容 体力イメージ
7時~8時 起床 100%
(フル充電)
9時~10時半 体を動かす遊び
(公園やお散歩など)
20%
(帰宅後の状態)
11時~12時 昼食 10%
(満腹の状態)
12時~15時 昼寝 70%
(昼寝後の状態)
20時~21時 寝かしつけ 20%
(寝る直前の状態)
21時以降 就寝 フル充電中

※夕食やその他の時間は省略しています

上記の表は、1つの目安になります。また、表の体力イメージ欄は我が家の息子の状態を表しています。正確な数字というよりも子どもの様子や動きのキレなどから大体の数字を記載しています。こちらも目安にしてください。

まず、夜から朝にかけての睡眠時間を10~12時間の確保ができています。

次に昼寝ですが、12時から15時と3時間ありますが、直ぐに寝ない場合もあるため12時に開始しても13時になることがあると思います。

ここで昼寝の注意点としては、15時までと時間を決めておくことが重要です。昼寝後は、完全に体力を回復している状態にしないように心がけましょう。

昼寝の注意点

昼寝に2時間以上してしまうと、子どもの体力が完全に回復してしまいがちです。昼寝後も外で運動して体力を使うのであれば問題ないですが、午前中に外で遊んで動き回っている場合、自宅での遊ぶことが多くなります。

そうすると、寝るまでに体力を使い切らずに寝かしつけの時でも元気に走り回ったり、なかなかねてくれなかったりまします。

また、午前中に雨で外で遊べなかったりすると昼寝も時間がズレて13時や14時スタートになることがあります。

昼寝が遅くなっても15時台には起こすようにしましょう。例えば、14時半に昼寝をしたら15時半には起こすようにすると夜もしっかりと寝てくれます。

1時間ほどで起こすことになりますが、16時を過ぎても寝ていると夜の寝かしつけはなかなか進まず大変になります。

もちろん昼寝を1時間にすると子どもの機嫌は悪くなります。

また、昼寝を12時に開始してすぐに寝ても「自然に起きるまで寝かしておく」ということはしないようにしましょう。子どもが起きるまで寝ているということは昼寝時間が2時間以上になり、体力が回復しきってしまいます。

ただし、1時間半や2時間で自分で起きることに関しては問題ないとは思います。この状態で夜の寝かしつけが大変な場合は、昼寝時間を短くしてもいいかもしれません。

昼寝のルール

  • 昼寝時間は2時間程度
  • 15時台には起こす
  • 午前中にしっかり運動
  • 起きるまで寝かさない

夜の寝かしつけ前の行動は?

睡眠を促す行動を心がけましょう。そうすることで、昼寝のリズムと夜の寝かしつけ前の行動で子どもはスッと寝てくれやすくなります。

寝かしつけ前の注意点

  • 寝る直前には、スマホやテレビを見せない
  • 夕食は3~4時間前に終わらせる
  • 子どもの気持ちを落ち着かせる

寝かしつけ前は、脳が活発になったり、気持ちが上がったりする行動は避けましょう。また、スマホやテレビなどもライトを常に集中して見ている状態になるため、目がさえてしまいがちです。

こういった行動を避けることで、子どもの中で就寝する状態になっていきます。また、就寝前のルーティンを作ってみてもいいかもしれません。

子どもの睡眠時間・就寝前のルーティンに関する記事はこちら
>>「子どもの睡眠時間をコントロールできていますか?」の記事

子どもは常に全力で行動

子どもは遊ぶ時も食べる時も寝る時も常に全力で行動します。

遊ぶ時は体力を全て使い切るぐらい遊ぶのでお家に帰る前に寝ることもあります。また、食べることに関してもびっくりするぐらいの量を食べたりします。

これと同じで寝ることに関しても、体力を100%回復するまで寝たりするので、昼寝の際は「一定の睡眠時間」と「一定の睡眠時刻」を決めて寝かせるようにしましょう。

そうすることで、お父さんやお母さんが全力で睡眠する子どもを上手く調整することができ、夜の寝かしつけもスムーズに進むようになります。

今回の記事には、我が家の息子を例にしているため、1つの目安にしていただきご自身のお子さんに合わせてカスタマイズするようにしてください。もちろん睡眠時間や運動量は個人差があるので、しっかりと観察した上で実施するようにしてあげてください。

昼寝を調整し、寝かしつけを少しでも楽にできるようにして、お父さんやお母さんの負担を少しでも軽減できればと思います。ぜひ、一度試してみて下さい。