固定ページの子ページを一覧表示。リスト表示方法とパラメータについて-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

固定ページの子ページを一覧表示。リスト表示方法とパラメータについて

固定ページの子ページを一覧表示。リスト表示方法とパラメータについて

固定ページの子ページを一覧表示したいと思うことはよくあります。また、除外ページや並び順などいろいろとパラメータをつけることで一覧表示するものに条件をつけることができます。

リスト<li>で表示することが多く、サイドメニューやグローバルナビにもよく多用することがあります。

そんな固定ページの子ページを一覧にする方法をご紹介します。

  1. 子ページを一覧表示する方法
  2. よく使うパラメータのご紹介
  3. その他のパラメータ

子ページを一覧表示する方法

固定ページの子ページを一覧表示するには、親となるページが必要になります。その親ページのIDをパラメータで指定して親ページに属する子ページを表示していきます。

まずは、基本的な記述がこちらになります。

上記の2行目にある「child_of=10」の「10」が親ページのIDになります。このIDを指定することでID:10に属する子ページを全て表示していくれます。

このコードをコピペしてIDだけ変更することで一覧表示を変更することができます。

よく使うパラメータのご紹介

ここで言うパラメータとは「wp_list_pages(‘title_li=&child_of=10&echo=0’);」の()内にある記述になります。

こちらの場合であれば、「’title_li=」「child_of=」「echo=」の3つを使用しています。また、複数のパラメータを使用する際は、必ず「&」で区切るようにしましょう。

「child_of=」IDを指定して子ページを表示

このパラメータは、親ページのIDを指定するだけで子ページを表示してくれます。一覧表示する際は必ず使うことになります。

また、「child_of=’. $post->ID. ‘」と記述することで現在表示しているページの子ページを一覧表示することもできます。

「exclude=」IDを指定して除外する

こちらも使う頻度は多いと思います。子ページを一覧表示したいが、このページは表示したくないというページも出てくる場合はあります。

その際は、表示したくないページIDを指定するとそのページ以外を一覧表示してくれます。「,(コンマ)」で区切って複数指定もできます。

「sort_order=」「sort_column=」並び順を指定

こちらもよく使われます。

「sort_order=」は’ASC’か’DESC’を記述することで新しい順・古い順と変更できます。

「sort_column=」は何を基準に並びを決めるかを指定できます。「ID」「post_title」「menu_order」などサイトに合った方法を選ぶことができます。

その他のパラメータ

一覧表示は全て表示し、その他の条件が要らなければ基本的な記述だけで表示してくれます。

ですが、先程ご説明したよく使うパラメータのように条件や機能を付け加えて表示したいという場合もあります。そんな時に役立つのがパラメータです。

キー 初期値 内容
child_of 0 子ページを表示させるための親ページのIDを指定する
sort_order ASC 並び順を「ASC」か「DESC」で指定する
sort_column menu_order, post_title 並び順の対象を決める
「post_title」「menu_order」「rand」「comment_count’」など
exclude 空文字列
「array()」
除外するページのIDを指定する
include 空文字列
「array()」
取得するページのIDを指定する
echo 1 一覧表示は場合は1。HTMLテキストを取得する場合は0を指定
title_li 固定ページ タイトルを指定(リストの先頭に出力する文字列)
空文字列を指定でタイトルは出力されない
depth 0 表示する階層の深さ(レベル)を指定する
show_date 空文字列 日付を出力するかどうか
modified(更新日時)、post_deta(作成日時)、空文字列(出力しない)
date_format 日付フォーマット 日付の書式を指定
初期値は「設定」→「一般」→「日付フォーマット」の指定になる
link_before 空文字列 リンクの前に入るテキスト
link_after 空文字列 リンクの後に追加するテキスト
authors 空文字列
「menu_order, post_title」
投稿者IDを指定して表示する
複数の場合は「,(コンマ)」で区切る

ほとんど使わないものもありますが、こんなものもあるのだという程度に覚えておくと必要な時にかくにんすることができます。

こういったパラメータなどは、バージョンアップで使用できなくなったり、新しいパラメータができることもあります。また、上記以外にもパラメータはあります。

簡単に固定ページの子ページを一覧表示する方法はこのようにできます。今回ご紹介した記述は<li>で生成するタイプの一覧表示になります。

別のタグで表示したい場合は、違う方法もあります。また、上記が一番最適な記述方法というわけではなく、コードはいろいろな書き方があるので、参考の1つにして頂ければ幸いです。