夏に汗疹(あせも)がひどくなった!子どもの肌着は着せていますか?-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

夏に汗疹(あせも)がひどくなった!子どもの肌着は着せていますか?

夏に汗疹(あせも)がひどくなった!子どもの肌着は着せていますか?

夏になると気温も暑くなり湿度も上がります。

そんな中、子どもは体温も高く汗をかく場面が多くなり、またそのまま遊び続けるため首や背中や脇などに多く汗疹ができたりします。

薬を塗ってもなかなか良くならない、赤くブツブツができて少しでも改善したいと考えるお父さんやお母さんも多いと思います。

そんな子どもの汗疹ですが、初歩的なポイントを見過ごしているかもしれません。

今回は、夏に悪化する子どもの汗疹についてご紹介します。

  1. 汗疹とは?
  2. 汗疹の原因を知って対策を
  3. まずは、肌着を着用しましょう
  4. お風呂の後にも対策
  5. 肌着の重要性を再認識しよう

汗疹とは?

汗腺に汗が溜まり皮膚炎を起こす状態のことです。原因は汗ですが、子どもは大人に比べて汗腺の密度が高く新陳代謝も良いため、すぐに汗をかいてしまいます。

汗をかいたまま放置することで汗腺に汗やホコリや垢が溜まり炎症を起こします。これが汗疹の原因になります。

特に夏場は気温が上がり湿度もあるため、じめっとした暑さが続きます。また、熱中症対策で水分も多く摂取するため汗をかくことが多くなります。

汗疹の種類と特徴

紅色汗疹
(こうしょくかんしん)
赤い丘疹ができます。あせもと聞くとイメージするのがこのタイプです。軽い痛みや痒みが出る場合もあります。
水晶様汗疹
(すいしょうようかんしん)
白っぽい小さな水膨れのようなものができる。自覚症状はないとされている。
深在性汗疹
(しんざいせいかんしん)
日本ではあまり見られません。皮膚が盛り上がって、その盛り上がった場所からは汗をかけなくなります。

汗疹はアレルギー症状と見分けがつきにくいのが特徴です。痒みや痛みなどが強くある場合は、皮膚科や小児科を受診するようにしましょう。

汗疹の原因を知って対策を

子どもの汗疹は、夏場だけでなく梅雨の時期から多くなったり、冬場でもできます。そもそもの原因を理解しておくことで、汗疹対策は簡単にできるのです。

汗疹は先程も言ったように、汗が原因になることが多いです。

ですから、夏場になると汗が他の季節より大量にかくので、悪化したり汗疹ができたりするのです。

特に体温が高い子どもは汗をかきやすく、また汗腺の密度が大人より高いため汗をかいたまま放置するとホコリや垢なども溜まり炎症を起こしやすくなります。

ですが、走り回ったり動き回る子どもは、常に汗をかいていることが多く、夏場は特に拭いても拭いても汗がでてきます。

そもそも汗が出ることは悪いことではありません。体温を下げて体の体温調整をしてくれたり、熱中症対策にもなります。

ですが、汗を放置していることが汗疹の原因になるのです。

まずは、肌着を着用しましょう

夏場になると衣類も薄くなり、上半身はTシャツを1枚だけにしたりすることがあると思います。これは、重ねて着ないことで少しでも暑さを和らげようと考えていると思いますが、こういった行為が汗疹に繋がることがあります。

そもそも子どもは常に汗をかいていることが多いので、できるかぎり汗を拭いてあげることが重要です。ですが、毎回拭くのも一苦労ですし、脇や背中など遊んでいる最中は嫌がることも多いです。

そんな時は、子ども用の肌着を1枚服の中に着せてあげるようにしましょう。

通常の子ども用の服はデザインが良く可愛いものが多いですが、汗を吸収したり生地にこだわったりしている服は少なく、肌が弱い子どもは肌荒れの原因になったりもします。

ですが、そんな可愛い服の中に1枚だけ肌着を着せてあげるだけで、肌荒れや汗疹対策になります。

子どもの肌着は、汗の吸収や通気性に特化して作られているため、着心地もよく肌にも優しいものがたくさんあります。また、無地やデザインも落ち着いたものが多く、通常の服の見た目を損なうこともありません。

肌着を着ることで、服の中で蒸れてしまう汗をしっかりと吸収し、汗疹になる原因の汗を素早くとってくれます。

また、顔や頭はタオルで何度も簡単に拭くことができますが、背中や脇・お腹などは簡単に拭くことができず、こまめに拭こうとしても子どもが嫌がったりすることがありますが、肌着を着替えさせるだけで体に付いた汗をとることができます。

お風呂の後にも対策

汗疹は汗腺にホコリや垢などがたまり炎症して汗疹になります。

ですから、しっかりと洗い流しスキンケアをしてあげることで改善し予防もできます。お風呂上りには保湿クリームをつけることも効果的と言われています。

肌を乾燥から防ぐことで肌荒れなども防ぎ弱った肌を健康的な肌にすることで汗疹になりにくくなります。

ひどい痒みがある場合

痒みがひどいと子どもは無意識にかきむしったりすることがあります。これにより、症状が悪化することもあります。

まずは、汗やホコリ・垢をキレイに洗い流してあげましょう。かゆくて洗い流すのが難しい場合は、お湯でタオルを濡らし軽く絞ったもので体をキレイに拭いてあげましょう。

お風呂上りやぬれタオルで拭いた後は、優しく体の水気をとってあげるように拭いてください。

また、一時的にかゆみがひどい場合は、幹部を冷やして痒みを和らげることもできるそうです。ただし、あまりにも長く痒みがあったり、ひどくなりすぎる場合は、専門の病院を受診するようにしていください。

肌着の重要性を再認識しよう

肌着を着ているか着ていないかで汗疹ができたり悪化したりすることがあります。

我が家の娘も生後7ヶ月ですが、徐々に暑くなり衣類を1枚にしていましたが、首元などに汗疹ができるようになりました。

娘はずりばいを覚えたところで、走り回るというように大きな動きはしません。またほとんどが室内でエアコンで調整された空間で過ごすことが多いです。

それでも、肌着をせずに衣類が1枚であれば汗疹ができていました。ですが、肌着を中に着せてあげることで、首周りや背中の汗疹はキレイに消えていました。

あまり動くことのない赤ちゃんでも、快適な室温に保たれた室内でも、汗はかきます。それは目に見えないぐらいの汗かもしれません。ですから気がつきにくということもいえます。

そんな状況の赤ちゃんでも肌着を着せてあげるだけで、しっかりと汗を吸収し、汗疹の予防や改善に繋がります。

子どもの汗疹で悩んでいるお父さんやお母さんは、子どもの肌着を再度確認してみてください。

汗疹がひどくなる前にしっかりと対策をしてあげましょう!