1歳までの子どもの朝寝・昼寝時間。生活リズムは睡眠から確立!
赤ちゃんが産まれてから1歳になるまでは、1日の大半を寝ていることになります。
ですが、月齢を重ねるごとに朝寝や昼寝の時間は短くなります。そういった朝寝や昼寝をしっかりと確保し計画通り睡眠を取ることで夜の睡眠や寝かしつけがスムーズに行うことができます。
生後6ヶ月ぐらいまでは夕寝もあり、夜に目を覚ましたり夜泣きなどは多々ありますが、朝寝・昼寝・夕寝をコントロールすることでそういった悩みも軽減することができます。
また1歳に近づくにつれて夜に目覚めることは少なくなりますが、「急な夜泣きがある」「寝かしつけに時間がかかる」「寝る時間・起きる時間が毎日バラバラ」という悩みを持つ方も多いはずです。
そういったお悩みの対策を体験談を含めてご紹介します。
1歳までの朝寝・昼寝・夕寝はどのくらい?
1歳までは、寝ている時間が長く、また短時間で起きたり寝たりを繰り返し行うことが多いです。
また、夜中にも決まった時間に授乳があるため、なかなか長時間寝るということも少ないです。ですが、生後5ヶ月ぐらいからは夜中に授乳する回数も減り、赤ちゃんによっては朝まで起きないという子もいます。
もちろん個人差もありますが、我が家の娘も生後4ヶ月ごろから夜中は長時間寝てくれるようになってきました。今では、ほとんど起きることはないです。
そういった夜の睡眠をしっかりと取るためには、日中の朝寝・昼寝・夕寝が大切です。
1歳までの理想の朝寝・昼寝・夕寝
月齢 | 朝寝 | 昼寝 | 夕寝 |
---|---|---|---|
生後2~4ヶ月 | 60分(1h) | 150分(2.5h) | 30~60分 |
生後5~6ヶ月 | 60分(1h) | 150分(2.5h) | 時間を 減らす期間 |
生後7~8ヶ月 | 30分(0.5h) | 150分(2.5h) | – |
生後9~11ヶ月 | 30分(0.5h) | 120分(2h) | – |
上記のように、朝寝・昼寝・夕寝は月齢を重ねる毎に徐々に減っていきます。もちろん個人差もありますが、朝寝・昼寝・夕寝であまり寝過ぎないようにすることが大切です。
生後5ヶ月からがポイント
赤ちゃんは、産まれてから寝ていることが多く、睡眠と泣くことが仕事というぐらい睡眠時間が多いです。ですが、授乳もあるため、1回の睡眠で長時間寝ることはないです。
短時間の睡眠でしっかりと寝れているのかと気になる方も多いとは思いますが、基本的には大人の睡眠サイクルと子どもの睡眠サイクルは違います。
睡眠サイクルとはノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)のことを言います。子どもの睡眠サイクルが気になる方は下記の記事をご覧ください。
>>「子どもの睡眠は大人と違う!?子どものレム睡眠・ノンレム睡眠について」の記事はこちら
生後5ヶ月からは、短時間の睡眠から徐々に夜の睡眠時間が長くなってきます。それに連れて朝寝・昼寝・夕寝の時間が短くなっていきます。
生後5ヶ月を基準に、まずは夕寝を徐々に減らしていくようにしましょう。そうすることで夜の寝かしつけもスムーズになり、夜の授乳も回数が減り長時間寝てくれるようになります。
夕寝を完全になくなる頃には生後7ヶ月ぐらいになるかと思います。生後5ヶ月から2ヶ月ほどかけて夕寝を減らすようにすることで赤ちゃんにとっても負担が少なくできます。
また生後7ヶ月になると朝寝・昼寝の時間も徐々に減らしていくようにしましょう。
子どもの朝寝・昼寝・夕寝の時間帯
朝寝・昼寝・夕寝の時間をどのくらい取るのかを理解しても、朝寝・昼寝・夕寝をする時間帯が重要になります。
この時間帯を間違ってしまうと夜の寝かしつけに時間がかかったり、朝起きる時間がバラバラだったり、夜中に起きたりする原因の1つにもなります。
避けたい例
- 朝起きる時間がバラバラなため、昼寝を開始するのが遅く14時頃に昼寝をして17時前まで寝かしている。
- 朝寝を2時間近く取っているので昼寝が少なく、夕方にも長時間寝てしまっている。
- 朝寝・昼寝・夕寝が毎回バラバラになっている。
このように時間がバラバラだったり、昼寝の開始が遅かったり、朝寝・昼寝・夕寝に偏りがあると寝かしつけが大変だったり夜中に起きたりします。
我が家の子どもたち(生後5ヶ月の娘・2歳の息子)もこういった経験がありました。しっかりとした時間帯を決めることで、夜の睡眠をしっかりとってくれるようになります。
朝寝・昼寝・夕寝の最適な時間帯
朝寝 | 9時頃開始 |
---|---|
昼寝 | 12時頃開始 |
夕寝 | 17時頃までに |
上記の時間帯で朝寝・昼寝・夕寝をすることで我が家の子どもたちは夜の睡眠時間をしっかりと確保することができました。もちろん個人差もありますが、最初はなかなか時間通りに寝てくれないことが多いです。
また上記の時間帯は、起床時間が7時で就寝時間が8時半で行った時間帯になります。
朝寝・昼寝・夕寝は1日の子どもの運動量・疲れ具合・起床時間・就寝時間によって多少前後することもあります。ですから、1つの目安として行うようにしてみてください。
神経質になり過ぎないように
子どもが1歳になるまでは個人差が大きく出ます。我が家でも息子と娘を比べてみても大きく違う点があったりもします。
そういった時でも「うちの子はなぜ?」「妹(弟)は違ったけど、どうしよう…」となる必要なないです。
赤ちゃんは成長スピードが違い、未発達の部分が多くあります。もちろん1歳を過ぎても発達途中の部分は多いですが、1歳未満の子どもは特に差が大きく出たりもします。
他の赤ちゃんを比べ過ぎないように、1つの目安として認識しておくようにしましょう。そうした考えの元、子ども・生活に合った朝寝・昼寝・夕寝を見つけることが大切です。
ただ、朝寝・昼寝・夕寝を子どもに合わせて行うためにも、1つの基準を作ることでゼロからスタートするよりも楽にスムーズに行うことができます。
そういった基準の1つとして、今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。
お父さんやお母さんへのポイントは、神経質になり過ぎず時間をかけて子どもの最適な朝寝・昼寝・夕寝を見つけるようにしてあげてください。