赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」で抱っこが大変!原因と対処法は?-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」で抱っこが大変!原因と対処法は?

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#乳児#子ども#成長#生活

赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」で抱っこが大変!原因と対処法は?

赤ちゃんを抱っこしている時・授乳中・お風呂に入っている時によく「えびぞり・のけぞり」をすることがあります。

授乳中であれば授乳が中断してしまったり、お風呂や抱っこをしている時に落としてしまいそうになることもあります。

そんな赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」はなぜ起こるのか?少しでも安全に抱っこするためにどうしたらいいのかと悩むお父さんやお母さんも多いと思います。

そんな赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」を体験談と一緒にご紹介します。

  1. 赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」について
  2. 赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」で注意するポイント
  3. 「えびぞり・のけぞり」をする原因は?
  4. 「えびぞり・のけぞり」の対処法は?
  5. 赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」に悩んでいるママパパへ

赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」について

赤ちゃんは成長する過程で、身体のいろいろな部分が発達していきます。

お母さんのお腹の中から長い間、身体を丸めて成長してくるため、産まれてからの抱っこなども両手で丸く包むように抱っこをします。

ですが、成長し身体ができてくると背筋を伸ばしたり、首がすわると興味がある方向へ見たりと身体がどんどん思っているように動かせることができます。

その過程で、赤ちゃんは「えびぞり・のけぞり」といった行動をすることがあります。

「えびぞり・のけぞり」はいつからいつまで?

赤ちゃんが「えびぞり・のけぞり」などの反る動きは、背筋の発達によって起こる動きになります。

生後3ヶ月から4ヶ月ほどになると背筋の発達もよくなり、首がすわる赤ちゃんも多くなります。そういった発達によって「えびぞり・のけぞり」といった動きをするようになります。

こういった時期の授乳やお風呂入れなどは、注意が必要になります。

赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」は生後6ヶ月から12ヶ月ほどで少しずつ落ち着いてきます。1歳を過ぎると自然になくなってくると言われています。

我が家では2歳の息子と生後5ヶ月の娘がいますが、娘はえびぞりの時期になっています。息子の時は、身体の他の部分が成長し発達することで「えびぞり・のけぞり」といった行動が1歳までには減っていきました。

背筋や首だけでなくいろいろな部位が発達して、思っている体の動きができるようになったからだと思います。

赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」で注意するポイント

授乳であれば、途中でやめてしまったり集中力がなくなったりで、どのくらい飲んだかなどが分かりにくくなったり、急な「えびぞり・のけぞり」によってお父さんやお母さんの手首が腱鞘炎になることもあります。

ですから、授乳の際はしっかりと体勢と整えて座ってあげることをオススメします。

また、赤ちゃんをお風呂に入れている時にも「えびぞり・のけぞり」といった行動をすることがあります。

赤ちゃんの力は思っているよりも強く、また「えびぞり・のけぞり」などの動きと一緒に足で蹴ったりもします。こういった行動によって抱っこしている腕から滑り落ちる危険性があります。

特に、お風呂に入れている際は、身体が濡れていたり石鹸などで滑りやすくもなっているので、赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」が急に起きても大丈夫なように対策しましょう。

お風呂での対策は、しっかりと両手で抱っこをするということが大切です。また、体などを洗う際は膝に赤ちゃんを乗せて洗うようにして、しっかりと体を固定し安定させましょう。

また、赤ちゃんを落とさないことが一番ですが、もしものことを考えてお風呂用のマットを敷いておくことも大切です。

「えびぞり・のけぞり」をする原因は?

身体の発達が「えびぞり・のけぞり」をすることに繋がりますが、そもそもの原因は身体の発達ではありません。

いろいろな状況や環境によって赤ちゃんは「えびぞり・のけぞり」をすることが多くなります。

体勢に不快感がある

常に同じ状態で抱っこをしていたり、ずっと横になった状態から急に抱っこをすると今までの姿勢に違和感があったり不快感があったりすることがあります。

大人も同じで一定の姿勢をしていても途中で伸びをしたりすると思います。こういった行動を赤ちゃんもするようになります。

姿勢を保とうとする

産まれてから赤ちゃんは丸い姿勢のまま成長してきました。成長するにつれて寝る時などは背筋を伸ばしたまま寝たりするため、その姿勢を保とうとするようになります。

ですが、力加減がわからない赤ちゃんは急に「えびぞり・のけぞり」といった行動をするようになります。

興味が他にある

産まれたばかりの赤ちゃんは視界が見えずらく成長する上で徐々に周りが見えるようになってきます。そうすると、興味があるものが自分の周りにたくさんあることに気がつきます。

それを見ようと「えびぞり・のけぞり」をするようになり、一度見ると飽きるまで見続けたりもするので「えびぞり・のけぞり」をなかなかやめないこともあります。

寝返りの練習

身体の筋肉ができてくると寝返りをするようになります。寝返りには、「えびぞり・のけぞり」といった体の動きが重要です。

そのため、「えびぞり・のけぞり」といった行動をすることで寝返りの練習にもなっています。

「えびぞり・のけぞり」の対処法は?

基本的に「えびぞり・のけぞり」は寝返りの練習にもなるため成長には欠かせない動きでもあります。

ですから、全くしないようにすることは成長の妨げにもなるため「えびぞり・のけぞり」といった行動を無理に制限しないようにしましょう。

その上で、対処法や対策をするようにして赤ちゃんの成長をサポートし、安全に生活できるようにしていきましょう。

抱き方を変えたり背中の不快感をとる

同じ姿勢で抱っこをしていると赤ちゃんも同じ状態が続きます。そうすると赤ちゃんも身体を伸ばしたり、背筋をそらしたりすることがあります。

こういった時は抱き方を変えてあげましょう。横抱きから縦抱きに変えてみたり、膝の上に座らしてみたりすると赤ちゃんもスッキリします。

また、寝かしていると背中が蒸れて不快感がでます。適度に背中に風を送るためにも抱っこをしてあげたり、汗で濡れている場合は着替えるようにしましょう。

寝返りの練習を一緒にする

寝返りの練習になる「えびぞり・のけぞり」は抱っこをしている時は落としたりと危険だったりします。

ですから、あえてマットの上に寝かせてみたりすることで赤ちゃんも思いっきり「えびぞり・のけぞり」をすることができます。これが寝返りの練習にもなります。

また、うつ伏せをすることで赤ちゃんの目線は今までと違う風景を見ているようにもなると思うので、ご機嫌になることもあります。

ですが、うつ伏せは短時間で行う様にしましょう。長時間のうつ伏せは、窒息や乳幼児突然死症候群の原因にもなります。

安全をしっかりと確保して、必ず見守ってマットの上に寝かせるようにしましょう。

>>赤ちゃんが突然死する乳幼児突然死症候群/SIDSって知ってますか?の記事はこちら

赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」に悩んでいるママパパへ

基本的には赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」を無くすことはできません。成長にも繋がる動きなので制限することもないです。

ですが、日々生活する上で赤ちゃんの「えびぞり・のけぞり」がお父さんやお母さんの負担になることもあると思います。

授乳時の手首の腱鞘炎になったり、お風呂での落下など様々なことが積み重なり、お父さんやお母さんのストレスにもなっていくかもしれません。

そういった方は、対策をするのと同時に「えびぞり・のけぞり」の時間を作ってあげるようにしましょう。

先程も言っていたようにマットの上に寝かせて自由に体を動かせる時間を作ることで、赤ちゃんものびのび動けて成長のサポートもできます。

少しでも負担が減るように家族で助け合って赤ちゃんの成長を見守りましょう!