離乳食を食べなくなった!今まで食べていたのに急に拒否!?
生後6ヶ月が経つと赤ちゃんの離乳食がスタートします。
最初は、勢いよく食べていたりしていたのに急に食べなくなったり、離乳食を投げたりしだすことがあります。
せっかく作ったのに食べてくれない、少しでも食べさせないと、イライラが溜まってくるなど、離乳食を始めて食べなくなることでいろいろなお悩みがでてきます。
お父さんやお母さんも不安やストレスで毎日の離乳食が憂鬱になる方も少なくないです。
そんな離乳食を急に食べなくなる原因や対応などをご紹介します。
意外にも多くの家庭で起きている
身近なママ友や同年代の赤ちゃんの話を聞くと自分の子だけ離乳食を食べなくなったりしていると悩む方も多いですが、どのご家庭でも経験することが多いです。
赤ちゃんが離乳食を食べなくなる時期はバラバラです。離乳食初期から食べない赤ちゃんもいれば、順調に食べていたのに2回食を始めて少し経ってから食べなくなったり、離乳食後半で全く食べなくなったという方もいます。
赤ちゃんが離乳食を食べなくなる時期は月齢に関係なく起こることが多いです。
ですから、余計に周りと比べると我が子だけ食べないと思ってしまうようになります。
離乳食を急に食べなくなったという方もいれば、毎日モグモグと食べるよという方もいます。毎日食べている赤ちゃんでも、この離乳食は食べるが、違う離乳食は食べないという赤ちゃんもいます。
また、食べない時期もいろいろです。1週間食べなくなった赤ちゃんもいれば、1ヶ月ほど離乳食を食べなかった赤ちゃんもいます。
食べなくなる時期もバラバラ、食べない期間もバラバラ、食べない食材もバラバラということになります。
急に離乳食を食べなくなる原因は?
離乳食を食べなくなる理由は、赤ちゃんによっても違います。
- 離乳食の食材が大きい
- 硬さが気に入らない(硬すぎる・柔らかすぎる)
- お腹が減っていない
- 自分で選ぶようになった
- 食べ物以外に興味が出ている
- 歯が生えだして痒い
- 味が気に入らない
などなど、いろいろな理由があります。もちろん、どの赤ちゃんも上記のような理由に当てはまるということではありません。
まずは、赤ちゃんがなぜ食べないのかを観察してみることから初めてみましょう。
食べなくなった時の対処は?
食べなくなる原因はいろいろとありますが、赤ちゃんを観察しても理由がわからないということもあります。
まず、大事なのがお父さんやお母さんが心配しすぎずに気楽に考えることが大切です。
周りの知り合いやママ友に相談しても「そのうち食べるよ」「気にしすぎだよ」とフォローされても素直に聞けずに、「いつまで続くの!?」「毎日、作るのも大変なのに!?」と考えてしまいがちです。
気楽に考えようといってもなかなか気持ちを切り替えることはできません。ただからこそ、気持ちではなく考え方を変えてみましょう。
食べなくなった理由を一人で考えても分からない時は、消去法が有効です。
食べなくなった理由を1つずつ消していくことで、自ずと答えに近づけるかもしれません。
- 味付けや硬さを変えてみる
- 器やスプーンを変えてみる
- ベビーフードを与えてみる
- お菓子を与えてみる
- 離乳食を作っているところを見せる
- おもちゃの人形やぬいぐるみに食べさせるところを見せる
- 家族で一緒に食べて、みんなの食べている姿を見せる
こういった対策をしてみると、赤ちゃんの食べない原因に当たるかもしれません。また、対処法は上記以外にも各ご家庭であるかもしれません。
ちなみに、我が家はあまり食べないという日が続くと赤ちゃん用のせんべい(お菓子)をあげてみたりすると自分で持って遊びながら食べたりすることが多いです。
もちろん、遊びながらお菓子を食べるので床はお菓子のクズだらけになりますが、まずは食べるという欲を出してもらうことを優先しています。
食べなくなってもOK
離乳食を食べなくなったり、食べるものに偏りがあると心配になることが多くなります。「少しでも食べさせないと…」「栄養に偏りがでる…」「無理に食べさせるのは…」と悩む方もいらっしゃると思います。
まず、最初にはっきりと言えるのは、必ずいつかは食べるようになります!
我が家の子ども達も食べるようになりましたが、周りの知り合いやママ友などの話でも、「食べない時期があった」「急に食べなくなった」という話は聞きますが、「ずっと食べない」「1歳・2歳になっても食べない」というような話は聞いたことがありません。
ですから、食べなくなっても必ず食べてくれるようになる時期はやってきます。
まずは、お父さんやお母さんが急に食べなくなっても無理をしないということが大切です。
好きな食材やこれは食べるのにという離乳食があれば問題ないです。栄養面が心配ということを考えるかもしれませんが、好きな食材すら食べないということを考えると、赤ちゃんが好んで食べれるものは気にせず与えてみましょう。
また、食べなくなったり選んで食べたりすることは、赤ちゃんの成長でもあります。味に関して好き嫌いがでてきたり、味を感じている証拠です。
赤ちゃんの成長を見ているのと同じです。
まずは、食べなくてもOKという気持ちで気楽に離乳食を進めていくようにしましょう。
楽しく食べよう
いろいろと考えて心配して不安になる離乳食ですが、割り切ることも大切です。
赤ちゃんの心配ばかりで、お父さんやお母さんが自分の心配をしていないのではありませんか?
離乳食作りや離乳食の時間が憂鬱になっているのなら、一旦放棄する気持ちでベビーフードに変えてみたり2回食を1回食に戻してみたりしてみましょう。
赤ちゃんは、離乳食と一緒に授乳もしていると思います。ですから深く心配せずに、まずはお父さんやお母さんの気持ちがプラスになる行動をとってみましょう。
2回食を1回食に戻してもお父さんやお母さんが食事をする際は、一緒にテーブルに着かせて楽しくおいしそうに食べる姿を見せてあげるのも大切です。
それを見ている赤ちゃんは、離乳食を経験しているので、口を動かしたりよだれを出したりすることもあります。大人と同じで食べたくなったりもします。
まずは、お父さんやお母さんが気持ちに余裕を持てるようにベビーフードやグッズなどを活用して気楽になれるようにするのも大事です。
少しずつ赤ちゃんと一緒に食事を進めていくようにしていきましょう!