子どもの長靴好きは、雨の日・晴れの日は関係ない!
子どもが長靴を履くと天候に関係なく毎日履いたりします。
そんな子どもの長靴はいつから購入したらいいのか、おすすめ・長さ・歩きやすさ・サイズなど悩む方も多いと思います。
サンダルや靴と違い、長靴は履く頻度も少なく購入する時に選ぶポイントが違ってきます。
また、晴れの日でも長靴を履く子どもは多く、どういった対応をしたらいいのかと悩むお父さんやお母さんもいらっしゃいます。
そんな子どもの長靴をご紹介します。
子どもの長靴はいつから?
靴やサンダルと違い、長靴デビューは少し遅めになるご家庭が多いです。
遅めになる理由としては、しっかりと歩けるようになってからや他の靴よりも硬く歩きにくい場合があるためです。
子どもが自分で歩けるようになるには、しっかりと足を上げて歩いているのかがポイントです。しっかりと足を上げて歩けるようになっていると長靴のつま先が引っかかって転ぶ心配が減少します。
そういったこともあり長靴デビューする年齢は、1歳半~2歳ぐらいのご家庭が多くなっています。
子どもの長靴は何歳からという制限などはありませんが、ポイントはしっかりと歩ける年齢が大切だと思います。
また、子どもの成長は個人差も大きく出るため、年齢で購入を考えるのではなく、歩き方や歩く頻度などを考えて購入することをおすすめします。
子どもの長靴選びのポイント
子どもの長靴選びは、サイズ・重さ・履きやすさ・デザインの4つを重視して選ぶと失敗が少ないです。
長靴のサイズ
長靴は他の靴よりも使用頻度が低く、また子どもの成長も早いためサイズがぴったりのものを購入するとあまり履かずに使わなくなったりもします。
また、ぴったりサイズのものは履きにくく、他の靴と違いゴムなどの素材のため着脱が大変だったりもします。
ですから、少し大きめのサイズを購入するようにしましょう。目安としてはぴったりサイズから1cm大きめがいいと思います。逆に大きすぎると歩きにくくなったり転ぶ原因にもなります。
長靴の重さ
靴も同じですが、長靴もメーカーや種類によって重さが違います。他の靴との違いはマジックテープなどで足を固定できないということです。
他の靴は足全体で靴を持ち上げるため、思っているよりも軽く感じます。ですが、長靴は基本的に足に固定されていないものが多いので、足先や足の甲などで靴を持ち上げることになり、靴の重さが一点に集中してしまい重たく感じます。
重すぎることで歩きにくくなったり、歩き方がおかしくなることもあるので注意しましょう。
長靴の履きやすさ
サイズは少し大きめで購入するとある程度の履きやすさは確保できますが、長靴のメリットは子どもが自分で脱着できる履きやすさがポイントです。
長靴の種類によっては履きにくいものもあるので、子どもが自分で履けるものを購入してあげましょう。特に初めて長靴を購入する場合は、履きやすさが重要です。
長靴のデザイン
デザインは上記の3つよりも優先度は低くなりますが、これも大切なポイントになります。
まずは色です。雨の日に履くことが多くなるため暗いところでも目立ちやすい色にしてあげたり反射板がついているものもあります。長靴を履く状況をイメージして色を選びましょう。
もちろん子どもが気に入った色があるならそちらでも構いません。子どもが気にって少しでも安心材料があるものがベストです。
次に、長靴の高さ(長さ)です。あまり高すぎるものを購入すると履きにくい場合があります。玄関で履く時に足を入れる前に長靴が何度も倒れたりします。
また、保育園や幼稚園の靴箱の大きさと合わせるのも大切です。長靴を履いて登園することもあるので長靴が靴箱に入らないこともあります。デザインの中ではここが重要です。
小さなポイントですが、登園時は時間がなく忙しい状況が多いので毎回のストレス軽減にもなります。
晴れの日でも長靴
長靴は他の靴よりも履きやすく、水たまりで遊んだりできるので子どもは気に入ることが多いです。
ですが、お父さんやお母さんは晴れている日でも長靴を履くことに悩まされたりもします。
晴れの日の長靴での悩み
- 靴の中が蒸れやすい
- 他の子は履いていないから恥ずかしい(周りの目が気になる)
- 転びやすい
- 長靴以外は履かなくなった
このような悩みは、お父さんやお母さんであれば必ず頭に出てきます。
ただ、子どもは好きで履いています。また、イヤイヤ期に入っている子どもは、特に譲らないため機嫌が悪くなったりもします。
保育園の登園やお出かけの際に、玄関先で機嫌が悪くなったり、時間が無く仕方なく長靴で出発することもあると思います。
そんな晴れの日の長靴事情は、どのご家庭でも発生しています。ですから、こういった場合は対策をするようにしましょう。
晴れの日の長靴対策
晴れの日は、玄関には長靴をださないようにしましょう。子どもはお出かけの時はウキウキでテンションが上がっています。
楽しいイメージをもって玄関に向かい、お気に入りの長靴を見ると確実と言っていいほど履きたがります。ですから、長靴は靴箱に入れておきましょう。
それでも長靴を履くようであれば、蒸れてもいいように靴下の予備などをもっておくようにしましょう。また、お出かけの際は靴やサンダルを持参するようにしましょう。
靴やサンダルを持ってでると、無くしたり邪魔になったりしますが、シューズクリップなどでまとめておくと意外に気にならなくなります。
>>シューズクリップの記事「ダイソーのベビーシューズクリップが優秀過ぎる!」はこちら
次に、他の靴よりも転びやすいと思う時は、インソールで微調整してあげましょう。全く転ばないということではないですが、転びにくくなったりもします。
長靴以外を履かないという時は、はっきり言って諦めましょう。子どもの成長は早く足のサイズもどんどん大きくなります。ですから子どもと一緒に靴屋さんに行き、一緒に選んで気に入った靴を買ってあげることで対応できます。
最後になりましたが、「晴れの日に長靴を見られるのが恥ずかしい」「周りの目が気になる」と思う方も多いです。
単刀直入に言うと周りのお父さんやお母さんは見ています。ですが、あなたが思っているようなことを考えていないです。
私もよく晴れた日に長靴を履いている子を見ますが、「イヤイヤ期で譲らなかったのかな?お母さんは頑張っているな」「お気に入りの長靴なんだな」と思います。
周りのお父さんやお母さんも同じことを経験しているため、恥ずかしがるようなことは考えてもいないです。
長靴を履きたいという気持ちになったり、他の靴を履かないと譲らなかったりするのは子どもの成長の1つでもあります。それを経験している方は、微笑ましく見ているのです。
特に、お父さんやお母さんに対しても「頑張って!よくあることだよ!」と内心思っているのです。
他人には声を掛けずらい世の中ですが、「同士よ!」「大丈夫!」と心の中で思っていることがほとんどです。ですから気にせず子どもの成長のためにも長靴を履かせてあげてください。
私は個人的に、晴れの日の長靴姿の子どもは可愛くて仕方ないと思っています。玄関でのやりとりや長靴を履く時の笑顔が目に浮かびます。
いろいろな長靴があり、子ども一人一人が違う考え方や想いがあるので、子どもに合った長靴を選んで子どもに合った対応をしてあげてください。
そして、子どもと一緒に楽しんでみてください。