ベビーフードを活用して笑顔が増える生活を!
最近では、ベビーフードもたくさん販売されており、離乳食を始める初期から後期まで対応しています。
離乳食は手作りの方がいいのでは?ベビーフードで大丈夫?と言われる方もいますが、ベビーフードも活用することで家庭に余裕ができ、笑顔も増えていきます。
世代によっては、ベビーフードに良いイメージをもっていない方もいたり、「離乳食は手作りしないと」と言われるお父さんやお母さんもいると思います。
ですが、各家庭・各夫婦にはいろいろな考え方がありやり方が存在します。
そんなベビーフードについてご紹介していきます。
ベビーフードとは?
乳児を対象とした食品です。乳児は1歳6ヶ月までの子どもを指しており、それまでの年齢が対象とされています。
乳児専用の加工食品全般をベビーフードと言われています。ネットやSNSでは「BF」と略されることもあります。
また、月齢に合わせて硬さや加工が違い、開封しなければ手作りよりも長期で保存することもできます。瓶に入ったもの・真空パックされたもの・水に溶かして使う粉末のものなど様々な種類があります。
調理済みで開けてすぐに食べれるものもあったり、離乳食作りをサポートしてくれる下ごしらえ済みのものまであります。
赤ちゃんの月齢や生活環境・お父さんやお母さんの体調に合わせてベビーフードを活用し、使い分けをすることをオススメします。
ベビーフードのメリット
ベビーフードは加工食品です。お父さんやお母さんの中にはベビーフードばかりではダメなのかと悩んだりする方もいます。
また両親や周りの人から「離乳食は手作りしないと」と言われる方もよく聞きますが、今のベビーフードはメリットばかりです。
ベビーフードに頼り過ぎている・周りからダメと言われるなど気にしなくてもいいです。
ベビーフードの良いポイント
- 栄養や安全性は問題ない
- 保存が長期間できる
- 持ち運びに便利
- 少量の食材を離乳食作りに使わずに与えられる
栄養や安全性は問題ありません。日本ベビーフード協会によると「乳児および幼児の発育に伴い、栄養補給を行うとともに、徐々に一般食品に適応させることを目的とした食品をいう」と定義されています。
ベビーフード自主規格を設けてベビーフード自体の品質向上に努めていると明記されています。
また、保存にも適しており、離乳食を作っているご家庭でも何か買い置きしている方も多いです。
また、お出かけ時には手作りを持っていくよりもベビーフードを持ってお出かけする方が多く、夏場や時間が経っても腐らない傷みにくいというメリットがあります。
離乳食を作る時は、いろいろな食材を少量だけ使うので、使う食材が偏ったりすることもあり、いろいろな食材を使っても余ることがあります。
そういった時でもベビーフードを活用するだけで離乳食ではなかなか使いづらい食材も赤ちゃんに与えることが可能です。
ベビーフードを理解し活用しよう
離乳食を作ると保存期間が長くても冷凍して1週間程度と言われています。また、持ち運びにはあまり適さないので傷みがあったりもします。
また、離乳食が2回食・3回食と増えると離乳食作りも負担が大きくなってくるため、お父さんやお母さんが料理に使う時間が格段に多くなります。
そういった場合でもベビーフードは活用できます。
お出かけの時でも傷みを気にすることがなく、また鞄の中で蓋が開いてしまっていたという失敗もないです。さらに、使用済みの容器などはゴミ箱に捨てるだけなので手軽に持ち出せて荷物にもなりません。
離乳食の回数が1日に多くなると、その分いろいろな食材を使って冷凍保存したり、その都度作ることになります。
離乳食は一般の食事よりも量が少ないですが、手間は多いです。必ず火を通してすり潰したり裏ごしをしたりと大人が食べる食事では行わない作業が多くあります。
そういった負担の軽減やお出かけなどでの悩みを解決してくれます。
最大のポイントは、災害です。
地震や停電など災害が起きても自宅にベビーフードをストックしていれば、赤ちゃんへの食事に困ることはありません。
停電してしまったら、冷凍保存していた物は全滅になり、短期間で食べないといけなくなります。
そういった点からもベビーフードは、活用できるポイントが多くあります。
大人が食べるレトルト食品とは違う
大人が食べるレトルト食品も健康を考慮して作られています。
ですが、ベビーフードはさらに基準が高く、一般のレトルト食品に比べて保存期間も短くなっているものが多く、赤ちゃんへの安全性が高くなっています。
また、バランスよく栄養を摂取できるようにもなっているため、離乳食でなかなか与えられない栄養や食材をサポートするにも適しています。
「レトルト食品はダメだ!」「ベビーフードばかりではいけない」などという発言は、はっきり言って時代遅れにもほどがあると私は思っています。
赤ちゃんが飲む麦茶なども手作りする必要があるのか?ということにもなります。熱を出して乳幼児用経口補水液を飲ませることもあると思います。また販売されている麦茶も大人にものに比べて薄く飲みやすくできています。
ベビーフードも同じで赤ちゃんにとって栄養・安全を考えて作られているので、ベビーフードよりも手作りがいいということにはならないのです。
生活や環境や状況によって活用することが大切です。
ベビーフードと離乳食を上手く使い分けよう
ここまでの記事では、離乳食よりもベビーフードをおしていますが、決して離乳食が悪いということではありません。
離乳食作りもメリットはあります。ベビーフードは値段も高いですし、保存期間が長いといっても買い過ぎて月齢に合わなくなることもあります。
こういったことを考えると離乳食を作ることで、費用を抑えれたり月齢に合わせて離乳食を与えれるようにもなります。
ベビーフードと離乳食はお互いにメリットも多くあります。ですから、しっかりと使い分けをすることで赤ちゃんにとっても、お父さんやお母さんにとっても負担が少ないようにすることが大切です。
離乳食作りで疲れてしまう前に、ベビーフードを活用して赤ちゃんへの笑顔が増える生活を得ることの方が大切です。
ベビーフードを使うのも、離乳食を作るのも全て赤ちゃんのためを想ってのことです。周りに言われても気にせず、お父さんやお母さんが赤ちゃんのために動いてる行動であればそれが正解です。
家庭や生活や状況に合わせてベビーフードを活用していきましょう!