久しぶりの保育園への登園時の対策!2歳児の大泣きを克服できる!?-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

久しぶりの保育園への登園時の対策!2歳児の大泣きを克服できる!?

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#保育園#子ども#幼児#役立つ

久しぶりの保育園への登園時の対策!2歳児の大泣きを克服できる!?

新型コロナウイルスや休園などがあった場合、1ヶ月~2ヶ月ほど保育園を通わなくなったりします。

そうすると小さな子どもは、自宅の生活に慣れてしまい、お父さんやお母さんと離れることが難しくなります。これにより、保育園での登園時に大泣きしたり、お家からなかなか出れなかったり、保育園の準備すらできなかったりします。

そういったことがないように出来る限りスムーズに登園できるようにしたいと考えているお父さんやお母さんも多く、なかなか上手く行かないことがあります。

そんな久しぶりの保育園への登園までに、しておきたいポイントがあります。

このポイントをおさえておくだけで、予想してたよりもスムーズに登園することができる場合があります。

今回は、久しぶりの保育園への対処をご紹介します。

  1. 2歳児の子どもの心境とは
  2. 長期の休園でも時々、保育園へ
  3. 保育園までカウントダウン
  4. 保育園の準備は子どもに手伝ってもらう
  5. 登園日での対応

2歳児の子どもの心境とは

2歳になるとほとんどの物事を理解しています。もちろん個人差もあり話す事がまだの子もいたり、二語文は話せるという子もいます。

また、2歳という年齢はイヤイヤ期に入る年齢でもあり本当にお父さんやお母さんが思っている通りには進まないのが現実です。

そんな2歳児の久しぶりの登園は、なかなかの大きなイベントと言っても過言ではないです。

お父さんやお母さんま前日から、「大泣きするだろうな」「朝は、ぐずるだろうな」「時間を早めて用意した方がいいだろうな」と考えることが多くなります。

そんな、2歳児もいきなり「明日から保育園に行くよ」ということを伝えられてもなかなか受け入れるのが難しいです。

これは、大人でも同じだと思います。急な仕事をすぐにしてくれと言われてもノリノリでできる人はなかなかいません。

この気持ちは2歳の子どもも同じだと思います。

ですから、しっかりと前から保育園の話をしたり、「〇日後は保育園だね」「明後日は保育園だね」などと事前に知ってもらうことで子どもの心構えができるようになります。

子どもも急に言われると「寂しくなったり」「気分が乗らなかったり」すると思います。

長期の休園でも時々、保育園へ

何ヶ月も保育園に行かない状態が続くと、保育園に対しての思い入れなどがなくなってきます。また、お家での生活が楽しく、お父さんやお母さんと常に一緒に居られるため安心できるので保育園よりもお家を好んでしまうこともあります。

理想は「お家=保育園」の両方が好きとなってくれるのがベストですが、長期の休園などをすると「お家>保育園」というように気持ちの加重がお家になってしまいます。

私は、これが保育園の登園で大泣きする原因の1つでもあると考えています。

ですから、休園中でもお散歩のついでに保育園の前まで行ってみたり、保育園でのお友達と公園で遊んだりすることで、保育園の記憶や印象を下げることなく長期休園を過ごすことができます。

家族でお出かけする場合でも、車で保育園の前まで行き、「〇〇くんの保育園だね」「お休みしてるね。今度行くのが楽しみだね」などと実際の保育園を見ながら保育園の存在や良いイメージを持たせることが大切です。

保育園までカウントダウン

ある程度、保育園の登園日がわかった時期ぐらいから、毎日のように保育園のお話をすることをオススメします。

もちろん、良いイメージや楽しいイメージを持ってもらえるような話がいいと思います。

また、話だけでなくカレンダーや子どもにも分かりやすい表などを作って登園日までを一緒にカウントダウンすることも毎日の楽しみになると思います。

ある程度、保育園へのイメージが良く伝わってきた段階で、寝る前や日々の生活で「明後日は保育園に行けるね」「明日は保育園に行けるね」と会話でもカウントダウンをしてあげると子どもも分かりやすいと思います。

2歳の子どもにとって会話のキャッチボールは難しいかもしれません。ですが、子どもは聞く事には慣れており、ある程度理解していることがあります。

例えば「〇日後」などの数字はいつを指しているのかわかりませんが、「明日」「明後日」という単語は理解していることが多いです。

その理由としては、日々の生活でお父さんやお母さんが「〇日後」よりも「明日・明後日」などの単語を使うことが多く、会話の中で理解がしやすくなっています。

ですから、子どもへ保育園の話をする時は、できるかぎり日常的に使っている単語や子どもが理解している単語をつかって話をするようにしましょう。

そうすると子どももより具体的にイメージができるようになります。

保育園の準備は子どもに手伝ってもらう

2歳になると簡単なお手伝いができるようになってきます。例えば、「物を運ぶ」「物の用途が分かるので簡単な仕分けができる」などです。

こういった子どもが簡単にできるお手伝いを使って保育園の準備を一緒にするようにしましょう。

ただし、あくまでも子どもが楽しく準備できる環境が大事です。無理の手伝わせるのではなく、子どもが機嫌が良かったり、保育園の話をしてウキウキの状態の時などに保育園の準備をすることをオススメします。

保育園のイメージを持っていても、保育園で使うものを忘れていたりします。

子どもも保育園で自分の持ち物を見ると思いだしたりしますが、これをお家の段階ですることで更に保育園でのことを物からイメージしたり思い出したりできるようになり、具体的に保育園での生活を思い出してくれやすくなります。

保育園で着る服や使うコップなどを鞄に入れてもらったり、コップ袋に入れてもらったりと子どもにしてもらうことで、保育園に持っていく物の1つ1つが楽しいアイテムになってきます。

子どもに準備のお手伝いをしてもらうことが目的ではなく、お家で保育園のリハーサルを頭の中でしてもらえると子どもは保育園に行きたくなったりノリノリになったりします。

登園日での対応

上記でご紹介した内容を実際に行っても、我が家の息子は泣いてしまいました。ですが、他のお母さんからは、「ほとんどぐずらないですね」と言われたりします。

息子が泣いた理由は、保育園に入った時に、周りの子どものほとんどが泣いており、すごい状態だったので急に不安になったようです。それまでは、自分で歩いて保育園の扉を通ったりしているぐらい落ち着いていました。

ですから、効果はあったようです。

登園時は、大きい声であいさつしたり、泣いているお友達に「よしよし、してあげようね」という声をかけてあげると登園時の雰囲気にのまれにくくもなると思います。

今回は、長期休園による子どもの登園をスムーズにする方法をご紹介しましたが、一番の目的は「保育園を思い出してもらい楽しい場所」ということを再認識してもらうことです。

長期休園の前までは楽しく保育園に行っていたので、イメージを新たに持ってもらうのではなく、思い出してもらうということになります。ですから、新たに持ってもらうよりも楽にできると思います。

まずは、子どもの状態を把握して保育園への良いイメージを持ってもらうようにしましょう!