乳幼児にオススメの絵本紹介。チャイルド社「はじめましてのえほん」シリーズ-その4
「はじめましてのえほん」の紹介は今回で4回目となり、このシリーズは最後になります。
今回、ご紹介する3冊はストーリーを把握しながら読み進める絵本になります。チャイルド社「はじめましてのえほん」シリーズの中でもこの3冊は子どもの成長を見越した内容になっています。
日常に必要な「おやすみなさい」や絵本を読みながらホットケーキを作る工程を楽しめるものなど、話や言葉を理解してきている2歳前後の子どもにおすすめです。
そんな3冊の絵本を読み聞かせの時の子どもの反応と一緒にご紹介します。
はじめましてのえほんシリーズの「はるちゃんのぼんぼりぼうし」
この絵本は、主人公のはるちゃんがお母さんの手作りの帽子を題材にした内容になっています。
いろいろな動物が登場し、帽子をかぶっていきますがサイズが合わなくていろいろな動物が挑戦していくお話になっています。
絵のタッチは、クレヨンで描かれており柔らかい感じで描かれています。
また、帽子が赤色なので各ページに出てくる動物がかぶるシーンは帽子に目が行くようになっており、子どもも帽子に興味をもってくれやすくなるかもしれません。
「はるちゃんのぼんぼりぼうし」を読み聞かせて
赤いぼんぼり帽子を指差し「ぼうし、ぼうし」と子どもも帽子に興味をもってくれて話を読み進めることができました。
登場する動物にも反応がよく、帽子をかぶるページと次のストーリーへ進むページでは背景色が違うので、子どもでもストーリーが進んでいるという感覚になると思います。
元々、我が家の息子は帽子に抵抗が少ないですが、実際にかぶる帽子を見せながら読み聞かせをすることで帽子をかぶってくれやすくなるかもしれません。
はじめましてのえほんシリーズの「おやすみなさい」
「おやすみなさい」を覚えるための絵本はいろいろとありますが、この絵本の特徴は、子どもが「おやすみなさい」と寝るようにするための内容とおもちゃをお片付けしてから寝るという内容が含まれています。
クレヨンや積み木やボールなどが、自分で箱やかごに入っておもちゃ自体も「おやすみなさい」をします。
おもちゃが全て「おやすみなさい」をした後に、主人公の女の子も寝るという内容になっています。
「おやすみなさい」を読み聞かせて
クレヨンや積み木やボールが自分で箱やカゴに入り「おやすみなさい」をするところで、子どもに対しておもちゃも寝る前には「おやすみなさい」しないといけないということも伝えやすいです。
子どもにお片付けのイメージを持ってもらいながら読み進めることで、寝る前にはおもちゃをお片付けして布団に入るということを話すチャンスにもなりました。
また、「おやすみなさい」というポイントで子どもは「ねんね」と言うのでおやすみなさいという意味も理解しやすいと思います。
はじめましてのえほんシリーズの「わんわんホットケーキ」
この絵本は、チャイルド社「はじめましてのえほん」シリーズの中でも初めての内容になります。
ホットケーキを手順通りに作っていく内容で、材料が右のページに描かれており、左のページでホットケーキを作るシーンが描かれています。
子どもは材料を右のページへ「どーぞ」と手渡しながら動作を使って読み聞かせることができます。
また、このシリーズで最後の絵本になるため子どもも成長しており卵やミルクなどを認識しているので、材料がでてくると「たまご!」「ミルク!」と指差ししておしえてくれます。
「わんわんホットケーキ」を読み聞かせて
日頃からお母さんの料理姿などを見ている子どもには、何をしているのか料理とはなにかを理解しやすい内容でもあります。
また、左ページの材料を右ページに「どーぞ」と動作をすることで、料理というものをイメージしやすいように構成されています。
我が家の息子も材料が描かれているページが出る度に「たまご!」「バナナ!」と指差しして教えてくれたりもします。
さらに、完成したホットケーキをみて、手でつまむ動作をして口へ運び「モグモグ」と楽しく食べる動作をして読み聞かせできました。
子どももホットケーキ作りをイメージしながら読み進めれるようになると思います。
絵本紹介のまとめ
今回、ご紹介した3冊はチャイルド社「はじめましてのえほん」シリーズの最後のご紹介する絵本になります。
内容も様々で子どもも楽しく読み聞かせできる内容になっています。
1年間で12冊の「はじめましてのえほん」シリーズを購入しましたが、この1年間で子どもは何度も絵本を持って来て読み聞かせをねだるようになりました。
いろいろなイラストや内容があり、子どもによって好む絵本は違うかもしれませんが、あまり読まなかった絵本でも最近では子どもが自ら持ってきたりします。
子どもの成長によって、今まで興味がなかった絵本でも急に興味を持ったり内容を理解して「もう1回」と同じ絵本を連続で読んだりもします。
子どもの絵本は全国にいろいろとありますが、子どもへの読み聞かせ時間をしっかりととってあげて絵本の読み聞かせをしてあげてください。
絵本は、子どもと楽しい時間を共有できるようになります!