子どものお手伝い!初めてのお手伝いは床掃除から始めよう。-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

子どものお手伝い!初めてのお手伝いは床掃除から始めよう。

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#子ども#幼児#成長#生活

子どものお手伝い!初めてのお手伝いは床掃除から始めよう。

子どもは1歳半を過ぎるといろいろなものに興味を持ち、また大人の真似をすることが多くなってきます。

小さい頃からお父さんやお母さんのお手伝いをできるようになってほしいと願うご家庭は多いと思います。そんな子どもができるお手伝いを体験談を元にご説明します。

また、子どもの成長に合わせて、お手伝いを楽しくでき身に付く方法もご紹介します。

  1. 子どものお手伝いはいつから?
  2. お手伝いを教えるポイント
  3. 子どものお手伝いは手間がかかる
  4. 子どものお手伝いはお手伝いではない
  5. 簡単なお手伝いからスタート

子どものお手伝いはいつから?

子どもにお手伝いをいつからさせるのかと悩む方も多いと思います。

はっきり言って、お手伝いをさせる年齢はいつからでもOKです。ただし、子どもがお父さんやお母さんと意思疎通がとれるようになってからさせることが重要です。

我が家で実践した息子の年齢は1歳半ぐらいにお手伝いを教えました。この年齢に教えた理由はいくつかあります。

1歳半に教える理由

  • イヤイヤ期に入る前
  • コミュニケーションが取れる年齢
  • 身体の動かし方を理解している
  • 親の真似をしたがる

上記の4つを兼ね揃えた年齢が1歳半ぐらいになります。もちろん子どもによって個人差もあります。

お手伝いには、この4つが必要だと思っています。では、なぜ必要なのでしょうか?

お手伝いを教えるポイント

先程も言っていた4つの理由をご紹介します。この理由がお手伝いを教える上で重要なポイントになります。

イヤイヤ期に入る前

イヤイヤ期に入ると、子どもは自分がしたくてもお父さんやお母さんに言われると「イヤ」と拒否するようになります。

こういう状態になると、なかなかお手伝いを教えるという雰囲気になりません。お手伝いを教える場の設定をするためには子どもが素直に話を聞く場を作る必要があります。

コミュニケーションが取れる

ここでいうコミュニケーションですが、大人同士のコミュニケーションとは少し違います。

簡単な単語と動作をして子どもがお父さんやお母さんと会話が出来る状態のことを言います。言葉を知らなくても「これをこうして」「あれをこうして」などで伝わるレベルのことをいいます。

身体の動かし方を理解している

細かな作業や指先を使うものなどはできなくても問題ありません。また、必要以上に力がいるわけでもないです。

物を掴んで押したり引いたり、真っ直ぐ歩いたり後ろに歩いたりという行動が一人でできることが大切です。そういった大まかな動作をできるようになっていないとお手伝い自体ができないことになります。

親の真似をしたがる

お手伝いを教える上で一番重要と言ってもいいぐらいのことになります。

そもそも、子どもは物事を覚える時は誰かの真似をして覚えたり、珍しいことを見て真似たりします。そして真っ先にお手本とする人物がお父さんやお母さんになります。

お父さんやお母さんの真似をすることで自分も特別なことをしているという感覚になり楽しくお手伝いをすることができます。

子どものお手伝いは手間がかかる

子どもにはお手伝いをしてほしいと考えるお父さんやお母さんは多いですが、なかなか教えるということを続けられないのが現実です。

  • 大人がしたほうが早い
  • 子どもがすると雑になる
  • 手直しややり直しが必要
  • イライラしてしまう

こういった理由があります。

このような理由でお手伝いを教えるということを断念するお父さんやお母さんもいらっしゃると思います。

ただ、こういった理由の根本にある原因は、お父さんやお母さんに余裕がないということです。

気持ちの余裕・時間の余裕などを持っていると子どもの行動を待つこともできますし、手直しややり直しも苦にならなくなります。

では、どうやって余裕を持ってお手伝いを教えたらいいのかというと、お手伝いをしてもらうと思わないということです。

子どものお手伝いはお手伝いではない

先程、お伝えした「お手伝いをしてもらうと思わない」ということですが、これはお父さんやお母さんだけでなく子どもも同じ考えて行動することになります。

そもそも、大人でも初めてすることは失敗やできないことが多いです。大人はお手伝いの内容を経験しているので効率良くできる方法なども知っています。

ですが、子どもは全くわかりません。特に1歳半の小さな子どもには教えても難しいことは理解できないのです。だから、実際にやってみて失敗してみて効率良くできるようになり、仕上がりもキレイにできるようになる経験が必要なのです。

そういったことで、子どものお手伝いは手間も時間もかかるということになります。

お父さんやお母さんは、お手伝いをしてほしいから教えようとしますが、実際はお手伝いをしてほしいぐらい忙しい時にはお手伝いをさせずに、お手伝いがいらないぐらい余裕がある時に子どもにお手伝いを教えるようにすることが大切です。

また、子どもにお手伝いを教える時は、お手伝いではなく遊びとして教えることが重要です。お父さんやお母さんと一緒に楽しく新しい遊びをする感覚が子どもの好奇心を刺激してお手伝いを覚えていきます。

簡単なお手伝いからスタート

まずは、簡単なお手伝い(遊び)から教えていきましょう。

我が家では、床掃除から教えました。食後の床は、子どもの食べカスなども落ちて汚れていることが多く、また子どもが座っているイスも汚れています。

こういった床やイスを拭いてもらうことから始めました。床やイスを拭くという動作は、しゃがむ・立つや手を左右に振るといった行動だけでできます。

また、力も要らないので子どもでも簡単にできるお手伝い(遊び)の1つです。

教え方は様々ですが、歌を歌いながら拭いてみたり、簡単に「一緒にする?」と問いかけながら子どもにタオルを渡すだけで拭いたりしてくれるようになります。

教えるためのポイント

  • 楽しくお手伝い(遊び)をする
  • タオルはお父さんやお母さんが使っているもの渡す
  • 一緒に行動する
  • 「こうして」と真似をさせる

こういった方法で、毎日同じお手伝いを教えたり、2日に1回教えたりすることで子どもの中で自分のやるべき行動になっていきます。

また注意することは、お父さんやお母さんに余裕がない時は必ずお手伝いを教えないということです。余裕がなくイライラして教えると口調も恐くなり子どもにとっては悪い思い出になるからです。

まずは、お父さんやお母さんが自分を客観的にみて教えられる状態かを把握した上で、子どもにお手伝いという遊びを教えてあげましょう。

1つのお手伝いを楽しく習得すると、子どもは自ら他のお手伝いもしたいと言ってくれるようになってきます。お手伝いから子どもの成長を見れるいい機会にもなるので、ぜひ試してみて下さい!