クセのある緑黄色野菜で離乳食!ブロッコリー離乳食の作り方。
緑黄色野菜などの少し青臭い野菜やクセのある野菜は、離乳食にしてもなかなか赤ちゃんは食べてくれないことが多いです。
その中でもブロッコリーは調理によって、青臭さやクセが残りやすくブロッコリー単体での離乳食を与えても口から出す赤ちゃんもいます。
ただ、いろいろな食材を食べてもらい、経験してほしいと考えているお父さんやお母さんも多くいらっしゃいます。
そういった方には、まずブロッコリーの離乳食を単体で与えるのではなく、お粥や他の食材と一緒に混ぜて食べさせることからスタートしてみましょう。
今回は、そんなブロッコリー離乳食の作り方をご紹介します。
ブロッコリーを食べさせる前に
まず、ブロッコリーのような緑の野菜には、調理しても青臭さやクセが強いものも多く、赤ちゃんにはなかなか食べずらい食材になっています。
そのため、口の中にいれても舌で押し出して口から出す赤ちゃんも多いです。
そんなブロッコリー離乳食を与える前に、ブロッコリーを単体で与えるのではなく、お粥や他の食材と一緒に食べさせていくという考えからスタートしましょう。
基本的には、他の食材に混ぜて与えるという前提で保存しておくと便利です。
また、ブロッコリーはつぶつぶがあるので細かくすり潰すことが難しくブレンダーやミキサーなどを使うことをオススメします。
また、ブレンダーなどで丁寧に細かくすることで裏ごしする手間も省けます。日々の家事や子育てで忙しい方には1台常備していても損はないと思います。
我が家では、2歳になる息子がいて離乳食は終わっていますが、果物などでフルーツジュースを作ったりしており、離乳食終了後もブレンダーはよく使います。
ブロッコリー離乳食の作り方
ブロッコリーはほうれん草や小松菜と違い茎の部分を取り除いても硬い野菜になります。
ですから、しっかりと火を通し柔らかくしてから細かくすり潰すことが大事です。また、茎の硬い部分は茹でる前に切り落としましょう。
また、ブロッコリーは生後5ヶ月の離乳食初期から与えられます。ビタミン・ミネラルが豊富な野菜です。特にビタミンCを多く含んでいると言われています。
そんなブロッコリー離乳食の作り方がこちらです。
硬い茎を取り茹でる
まずは、茹でる前に硬い茎の部分を取り除いてください。
ブロッコリーを茹でる際は、以前にご紹介したにんじんやじゃがいもなどの離乳食と同じく出汁をとったもので茹でるようにしましょう。そうすることで、うま味成分が含まれ食べやすくなります。
茹でる量としては、茎を取ったブロッコリー3つ程度です。
茹でる際は、ブロッコリーが柔らかくなるまで茹でると細かくすり潰したり裏ごしするのに楽にできます。
目安としては大人が食べると柔らかすぎると思うぐらいの硬さだとイメージしてください。
出汁をお好みで足し細かくする
茹で上がったら、茹で汁から取り出しますが、ブロッコリーにも水分がたくさんついています。細かくすり潰す際は、水分量が少ない場合のために出汁を少量取っておきましょう。
今回、我が家で作った際は、出汁を足さずに上記の写真(右)の硬さになっています。
ブレンダーなどを使い、丁寧に細かくすり潰していきます。ブロッコリーの穂先はつぶつぶになっておりすり鉢などですり潰すと時間がかかるためブレンダーやミキサーを使うことをオススメします。
また、ブレンダーなどを使うことで裏ごししなくてもいいぐらい細かくキレイにできます。
最後に保存バックへ
最後に冷凍保存するために保存パックへ小分けしますが、冒頭でもお伝えしたようにしっかりと調理しても青臭さやクセがある場合が多く、ブロッコリー単体ではあまり赤ちゃんは食べてくれません。
ですから、保存する際は小さじ1杯分づつに分けて保存し、他の食材と混ぜて使う前提で保存するようにしましょう。
ブロッコリー離乳食の与え方
基本的には、他の食材と一緒に食べさせることで口から出さずに食べてくれるようになります。
また、生後6ヶ月や生後5ヶ月の赤ちゃんにはペースト状にして与えるため、茹ですぎても問題ありません。
ただし、モグモグ期などの赤ちゃんには多少の歯ごたえが必要になるので、月齢に合わせて硬さや粒の大きさを調整するようにしましょう。
赤ちゃんによっては、ベタベタのペースト状のものをよく食べる子もいればサラサラのペースト状をよく食べる赤ちゃんもいます。
ペースト状といっても水分量でベタベタの硬さかサラサラの硬さかを調整できるので、お子さんに合わせて出汁を調整するようにしましょう。
少しずついろいろな食材を食べていけるようにしていきましょう。そのためにも離乳食作りで負担の少ない調理や器具をつかって少しでも手間を減らして離乳食を作っていきましょう!