辛味のある玉ねぎで離乳食を!玉ねぎ離乳食の作り方。
当ブログでも離乳食についていろいろな食材をご紹介してきました。
お粥・にんじん・じゃがいも・しらす・小松菜と赤ちゃんに合わせて離乳食の作り方やちょっとしたお悩みを解決できるようにと記事を書きましたが、今回は「たまねぎ」です。
玉ねぎは、辛味がある食材なため、我が家では赤ちゃんに食べさせるのは、いろいろと食材を食べてから与えるようにしています。
もちろん離乳食を作る際は、辛味もなく玉ねぎ本来の甘味に変わっていますが、もしものことを考えて離乳食に慣れてきている段階で食べさせるのが良いかもしれません。
そんな玉ねぎ離乳食の作り方をご紹介いたします。
玉ねぎを離乳食にする時は
玉ねぎは一年中あるため食材に困ることはないです。
ですが、繊維が多いということと、辛味がある食材という点が他の食材と違うところです。
調理方法で「線維が多い」「辛味がある」という2点はクリアすることができます。また、簡単に離乳食も作れるため玉ねぎは使い勝手がいいともいわれています。
玉ねぎの離乳食は、そのまま食べさせてもいいですが、他の食材と相性もよくて、混ぜて食べさせることが多くなります。玉ねぎを離乳食にする際は、どうしても茹でて加熱すると水分を多く含んだまますりつぶしたりするので、少し水気が多い状態になります。
ですから、他の食材と合わせて食べさせることで、ほどよい水分量に調節することもできます。
玉ねぎ離乳食の作り方
玉ねぎ離乳食はポイントを押さえておくだけで手軽に簡単に作ることができます。
「茹で時間を多くする」「ブレンダー時間を長めにする」この2つのみです。茹で時間を長めにすることで辛味成分もなくなり逆に甘くなります。
また、玉ねぎの線維がしっかりしているので茹で時間を長めにすることで、後の細かくする作業や裏ごしをする時間も短縮することができます。
この2つのポイントを押さえて玉ねぎ離乳食を作ってみましょう。
出汁をとって、玉ねぎをカット
お馴染みの工程になりますが、茹でる際は出汁をとるようにしましょう。(出汁を取る理由は過去の記事をご覧ください)
次に、使用する玉ねぎですが、玉ねぎは1個使います。カットする大きさはぶつ切りで少し大きめに切っておくと茹でた後は取り出しやすくなります。
ですが、あまり大きすぎたり重なったままだと茹でるのにムラができることもあるので注意しましょう。
水に漬け置きする
玉ねぎは辛味成分があるため、カット後は水につけておきましょう。
また、出汁に関しては沸騰直前に昆布を取り出し、水につけた玉ねぎを入れて茹でていきます。この時に、玉ねぎが重なり過ぎていないようにほぐして茹でるようにしてください。
茹で時間は長めに
玉ねぎはすぐに柔らかくなります。ですが、辛味や繊維もあるため少し長めに茹でるようにしましょう。
茹で時間の目安は15分ほどになりますが、様子をみて早めに取り出したり長めに取り出したりするようにしてください。
次にブレンダーで細かくしますが、他の食材は出汁を入れたりしましたが、玉ねぎは水分を多く含んだ状態でお鍋から取り出すため、追加で水分を足す必要なないです。
完成後、保存パックへ
ブレンダーを使う時はいつもより長めにするようにしましょう。玉ねぎは薄かったりする部分があるので線維までしっかりと細かくする必要があります。
また、ブレンダーを使わない場合は、しっかりと裏ごしをするようにしましょう。この時、茹で時間を長めに取っていると玉ねぎの繊維も柔らかくなっており裏ごししやすくなります。
細かくする前に水分を足さずにブレンダーをしましたが、他の離乳食に比べても水気が多い状態になります。
水気が多いと他の離乳食と混ぜて少しスープのように食べることもできるので、水分が多くても気にする必要はないです。
冷凍保存ですが、水気が多いため、小さじ1杯分ずつなど分けずに、上記の写真(右)のように1つのスペースいっぱいに入れて保存するようにしましょう。
こうすることで、他の食材と混ぜる時に適度な水分も確保できます。
玉ねぎ離乳食の与え方
作り方の説明から、何度も出てきていますが、玉ねぎ離乳食は出来上がった状態で他の離乳食と混ぜて食べさせるのに最適な食材になっています。
水分も他の離乳食と違い多く、また加熱することで甘味が多くなっています。
もちろん、そのまま玉ねぎ離乳食のみを食べさせることもできますので、最初は玉ねぎ離乳食のみを食べさせてみて、しっかりと食べる様であれば、他の食材と合わせるようにしましょう。
玉ねぎ離乳食を嫌がったりする場合は、他の離乳食と混ぜても食べない場合があるので、少量ずつ食べてもらうか混ぜる割合を少なくしてみてください。
赤ちゃんには、徐々に慣れていってもらうようにしましょう!