青臭さがある葉っぱものはどうしよう?小松菜の離乳食の作り方。-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

青臭さがある葉っぱものはどうしよう?小松菜の離乳食の作り方。

青臭さがある葉っぱものはどうしよう?小松菜の離乳食の作り方。

離乳食を始めて、にんじんやじゃがいも・しらすなどいろいろな食材を使って赤ちゃんに食べさせてきたと思います。

ですが、ここで難題の1つでもある葉っぱもの離乳食です。葉っぱものはどうしても青臭くなったりクセが強かったりで赤ちゃんはなかなか食べてくれなかったりもします。

ただ、できるかぎりいろいろな食材を食べれるようにしたいという方も多く、小松菜やほうれん草を使って離乳食を作るかと思います。

今回は、そんな葉っぱものの離乳食をご紹介します。小松菜の離乳食の作り方も一緒にご説明します。

  1. 離乳食にするなら、ほうれん草と小松菜はどっち?
  2. 小松菜の離乳食の作り方
  3. 小松菜の離乳食の与え方

離乳食にするなら、ほうれん草と小松菜はどっち?

ほうれん草と小松菜のどちらを離乳食にしようかと考えている方もいると思います。

ほうれん草に比べて小松菜の方がアクが少なく食べやすいと言われています。ただ、栄養面を考えると、βカロテン・ビタミン類・食物繊維などはほうれん草の方が豊富になっています。

ただ、今回は初めての葉っぱものでの離乳食になるので、栄養面よりも食べやすさを重視する方がいいかもしれません。

基本的には離乳食をスタートしても母乳やミルクで栄養を補給しているため、離乳食の初期はしっかりと食べる練習だという考えで離乳食を与えるようにした方がいいと私は思っています。

ということで、今回は小松菜の離乳食の作り方をご説明します。

小松菜の離乳食の作り方

小松菜もほうれん草も作り方は同じです。

こちらも下茹でするため、にんじんやじゃがいも離乳食でご紹介した出汁で茹でるようにしましょう。

小松菜の離乳食のポイントは、水分量の調整が難しいということと、どうしても青臭さやクセがあるので赤ちゃんには少量に分けて与えるということが大切です。

出汁をとって茹でよう

まずは、にんじんやじゃがいも離乳食でご紹介したように、昆布や出汁パックなどを使って出汁をとります。

上記の写真(左)では、昆布を使用しています。

沸騰直前に昆布を取り出し、小松菜を茹でます。上記写真(右)では小松菜を複数束茹でていますが、離乳食だけであれば1束で十分です。

茹でる時間は10分~15分を目安に茹でます。

ほうれん草や小松菜を大人が食べる時は、短時間で茹でたりもしますが、赤ちゃんが食べる場合は、10分~15分ぐらいがいいかもしれません。

カットし、細かくする

茹で上がると流水でサッと洗います。茹でる前に砂などを洗い落としているとは思いますが、細かい砂が残っている場合があるため再度水で流します。

次に、軽く小松菜を絞り、水分をある程度とります。水分量は大人が食べる「おひたし」に少し水分が多いかなっという程度になります。

小松菜を切る際は、あまり細かくせず上記写真(左)のような大きさで切るようにしましょう。まな板の上で細かくしすぎるとまな板の上で水分が出てしまったり、小松菜をとりにくくなったりします。

カットが終わると、次はブレンダーで細かくしていきます。

しらすと違い、食材は柔らかいため、ペースト状になりやすいです。またこの段階で水分が多いと思っていても大丈夫です。

小松菜の離乳食はこれで完成になります。次は保存方法です。

小松菜の離乳食の保存について

最後に小松菜の離乳食の保存になりますが、小さじ1杯分ずつ分けるようにしましょう。

小松菜やほうれん草は茹でたり細かくしても青臭さやクセなどが残ります。また離乳食に関しては味付けができないのでそういった青臭さやクセを隠すことが難しいです。

そのため、1回の食事で小さじ1杯分ずつ食べさせるようにすると少しずつ慣れていってくれます。

小松菜の離乳食の与え方

小松菜の離乳食をそのまま食べさせても良いですし、口から出すようであれば、少量の小松菜の離乳食をお粥に混ぜて与えてみてもいいかもしれません。

赤ちゃんによってはモリモリ食べる赤ちゃんと口から出す赤ちゃんなど様々な反応をします。口から出す場合は、少しの量を徐々に慣れてもらうイメージで食べさせるようにしましょう。

小松菜の離乳食の見た目は鮮やかな緑色になります。はっきり言って、大人からすると美味しそうには見えない方も多いと思います。

ですが、赤ちゃんは食べることが初めてで、どういったものが食事なのかも経験していないです。

見た目よりも、赤ちゃんが少しずつ食材に慣れていくように、赤ちゃんに合わせた量をあげるようにしましょう。

葉っぱものになれてお粥に混ぜなくても食べるようになっていれば1回の食事で小さじ2杯・3杯と量を増やしてみてもいいと思います。

離乳食は、いろいろな食材を挑戦できるようにしていきましょう!