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子どもの予防接種、BCGワクチンって詳しく分からないという方必見!

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#乳児#子ども#幼児#生活

子どもの予防接種、BCGワクチンって詳しく分からないという方必見!

乳幼児の予防接種の中でも有名なものの1つです。BCGは、はんこ注射ともいわれている予防接種で、定期接種という分類になるため必ず接種する注射になります。

そんなBCGの予防接種についてよく知らなかったり、何に効くのかなど知識はあやふやな方も多いと思います。

とりあえず、定期接種と言われているから受けておこうという方もいるとは思います。また副作用などもありますので接種してからの対策も一緒に記載させていただきます。

そんなBCGの予防接種についてまとめてみましたので、ご紹介していきます。

  1. BCGワクチンとは?
  2. そもそも結核とは?
  3. BCGワクチンの副作用は?
  4. 予防接種を受ける前にチェック

BCGワクチンとは?

乳幼児が受ける予防接種の1つです。

予防接種には「定期接種」と「任意接種」の2種類がありますが、BCGワクチンは定期接種になり、生後3ヶ月以降から生後6ヶ月未満に1回行うことになります。

予防接種するスケジュールは、ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチン・DPT-IPVワクチンの後になります。

効果としては、小児の結核性髄膜炎(けっかくせいずいまくえん)や粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)の発病防止することができます。

そもそも結核とは?

結核という病気は、昭和25年頃まで日本で死亡原因の1位とされていた病気になります。

日本では結核菌が体内に入ると8割が肺に炎症を起こし肺結核になります。肺以外にも他の臓器に影響をあたえることもあります。

現在では、薬や予防接種などをすることで結核にならなかったり、完治できるまで医療の水準が上がっています。

ですが、現在でも年間2万人以上も発生しており、年間2,000人以上の人が亡くなっていると言われています。

>>厚生労働省:平成24年結核登録者情報調査年報集計結果

現在でもこれほどの感染があり、死亡する原因となっている病気の1つです。ですから、生後3ヶ月以降から生後6ヶ月未満の間に予防接種を受けることで感染の可能性を低下させる必要があります。

BCGワクチンの副作用は?

予防接種を受けると副作用や注射をした後の対処が気になります。

BCGワクチンに関しての副作用は、リンパ節腫脹(主に脇のリンパ節のはれ)や発疹などがあります。非常に稀ですが、骨炎・全身性のBCG感染症・アナフィラキシーを発症するとも言われています。

摂取してから10日以内に赤く腫れたり盛り上がった場合は、副作用ではなく結核菌にすでに感染している可能性があります。通常は2~4週間ぐらいで赤く腫れあがります。

10日以内でこのような症状があれば、病院へ受診するようにしましょう。

私の娘も生後5ヶ月を過ぎて、BCGワクチンを受けました。その日の対処としては、お風呂に入っても問題ないが、注射した部分は擦ったりしないようにと指示を頂きました。

お風呂で濡らさないようにと気にしている方もいると思いますが、濡れても問題ありませんが、身体を洗う時には擦ったりしないようにしましょう。

接種した日は、注射部分は洗わずお湯などで流す程度でいいと思います。

>>厚生労働省:結核とBCGワクチンに関するQ&A

予防接種を受ける前にチェック

BCGワクチンを受ける時だけではなく、予防接種を受ける前には必ずチェックすることがあります。

それは子どもの体調の変化やアレルギーや受診する際の持ち物や衣類に関してです。

チェック項目

  • 子どもに発熱があるかどうか
  • 顔色など変化がないか
  • 体を清潔な状態にして衣類もキレイなものに
  • アレルギーがあれば受ける前に医師に相談する
  • 母子手帳を必ず持っていく

子どもの状態などは、お父さんやお母さんが一番よく知っていると思います。体調が悪い状態で予防接種を受けると悪影響が出る場合もあるため、必ず医師に相談し日を改めることも大切です。

また予防接種を受けるかどうかについても保護者の判断になりますが、受けた時のメリット・デメリットと受けなかった時のメリット・デメリットをしっかりと確認した上で、予防接種をどうするか決めるようにしましょう。

いろいろな不安や疑問もあるかと思いますが、かかりつけの病院などに相談することも大切です。

また子どもの身体は、お父さんやお母さんしか守ることができません。保育園で保育してもらっていても病院で診てもらっていても、すべてお父さんやお母さんが登園・休園や病院への受診を判断する立場になります。

まずは、子どもの健康を第一に考えて行うようにしましょう。