母乳・ミルク・混合で赤ちゃんのうんちが違うのは知っていますか?-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

母乳・ミルク・混合で赤ちゃんのうんちが違うのは知っていますか?

母乳・ミルク・混合で赤ちゃんのうんちが違うのは知っていますか?

赤ちゃんは母乳やミルクで育っていきます。また、離乳食が始まるまでは母乳やミルクで栄養を摂取することになり、赤ちゃんのうんちも同じようなうんちを出します。

ただ、母乳・ミルク・混合によって多少うんちの違いがでてきます。

同じ月齢なのにママ友同士で話をしていると、少し自分の子のうんちが違うと感じたりすることもあるかと思います。

そういった場面に合うと「うちの子だけ違うのか」「何か病気なのか」と小さなことでも心配になったりします。ですが、赤ちゃんのうんちがなぜ違うのかを知っているだけでそういった心配もなくなってきます。

今回は、赤ちゃんのうんちが母乳・ミルク・混合によってなにが違うかをご紹介します。

  1. 母乳・ミルク・混合によっての違いとは?
  2. 母乳のみの赤ちゃんのうんちの場合
  3. ミルクのみの赤ちゃんのうんちの場合
  4. 母乳・ミルクの混合の赤ちゃんのうんちの場合
  5. 産まれてすぐのうんちに関して
  6. 赤ちゃんのうんちは体調変化の目安に

母乳・ミルク・混合によっての違いとは?

まず、最初に知っておきたいことは、母乳・ミルク・混合のどれが悪くてどれが良いという話ではないということです。

母乳・ミルク・混合は赤ちゃん・お母さんや生活に合わせて使い分けることが大切です。この記事では、いろいろな生活環境によって赤ちゃんも母乳・ミルク・混合と育て方が違います。

そんな違いがある中で、少しの不安や心配を無くすための知識として読んで頂けると幸いです。

また、母乳・ミルク・混合でうんちが違うということですが、最近のミルクは母乳に近い成分になってきているためうんちの差も少なくなってきていると言われています。

また、離乳食が始まると赤ちゃんのうんちもいろいろなうんちになってくるので、目安としては離乳食が始まる前の生後4ヶ月ごろまでです。

母乳・ミルク・混合によってうんちが違うという理由は、成分です。この成分の違いで、色や硬さやにおいが違ってきます。

母乳のみの赤ちゃんのうんちの場合

主に淡い黄色やかぼちゃ色。
お腹にガスがたまっていると酸化して緑色のうんちがでることもある。
におい 甘酸っぱいようなにおいで、腐敗臭は少ない。
硬さ 液状(ゆるゆるとした)やペースト状がほとんど。
母乳の特徴で水分が多いうんちがでる(下痢ではない)
回数・頻度 多め

母乳は腸内にとどまる時間が短く、水分が多いという特徴もあり、うんちの頻度も多くなります。

また、水分が多いため、おむつにしみこむ感じのうんちになりますが、下痢になっているわけではありません。

臭いに関しても甘酸っぱいというのが特徴です。腸の中で乳糖が醗酵して乳酸が発生するために甘酸っぱいにおいがすることがあります。

つぶつぶが混じったうんちをすることもありますが、脂肪やカルシウムのかたまりがあり、顆粒便として一緒に排便されます。ですが、こういったつぶつぶのうんちも正常なうんちになります。

ミルクのみの赤ちゃんのうんちの場合

黄色やかぼちゃ色。
早い時期に濃い黄土色になる。
におい 母乳に比べて酸っぱいにおいは強くない。
硬さ 母乳と比べると硬めでおむつにべったりとつくようなかたさ。
粘り気があるうんち。
回数・頻度 赤ちゃんなので回数は多いが、母乳よりも少ない。

ミルクは腸内にとどまる時間が長いので、母乳のみを与えている赤ちゃんよりも褐色を帯びたうんちをするのが早くなります。

水分も決まった割合で作るため、同じような硬さのうんちをします。ですが、体調によっては硬さも変化することがあると思います。

顆粒便(つぶつぶのうんち)も母乳と同じくよく見られると思いますが、こちらも正常なうんちです。

母乳・ミルクの混合の赤ちゃんのうんちの場合

基本的には母乳とミルクの間ぐらいのうんちにないます。
母乳とミルクの割合の違いで、母乳よりのうんちが出たりミルクよりのうんちが出たりします。
におい
硬さ
回数・頻度

混合の場合は、母乳とミルクの割合によって色・におい・硬さ・頻度は偏ってきます。

混合の場合も顆粒便(つぶつぶのうんち)が見られるうんちをします。もちろん、こちらも正常なうんちになるので心配はいらないです。

産まれてすぐのうんちに関して

産まれて初めてのうんちは黒緑色で粘り気があるうんちをします。

これは胎便といって、出産前にお母さんのお腹の中で飲んでいた羊水などが含まれているためにこういった状態のうんちが出ます。

また、生後1ヶ月ぐらいまでは、通常のうんちよりもゆるくて、回数も1日に10回ほどする赤ちゃんも多いです。

また、赤ちゃんの成長によって徐々に1日でする回数は減ってきますが、赤ちゃんによって3~4日ほどうんちがでない赤ちゃんもいますので、回数は個人差が大きくでます。

便秘気味だと感じる場合は、医師に相談し、指示に従うようにしましょう。

赤ちゃんのうんちは体調変化の目安に

赤ちゃんは体調の変化を言葉にして伝えることができません。また、動作によってもコミュニケーションを取ることが難しいです。

ですが、うんちの色・硬さ・頻度・においなどで赤ちゃんの体調の変化を見極めることができます。ですが、基本的なうんちの状態を知っておかなければ、なにが正常でなにが異常なのかを把握することは難しくなります。

また、ママ友や先輩ママや家族から聞いた話であっても、母乳・ミルク・混合でうんちも若干ではありますが、違ってきます。

いろいろな意見を聞いたり知ったりすることで、自分の子どもの状態と生活を照らし合わせて、状況を確認するようにしましょう。

まずは、お父さんやお母さんが正常なうんちとはどういうものなのか、色・硬さ・頻度・においなどを知っておくようにしましょう。