離乳食の種類を増やしてみよう!じゃがいも離乳食の作り方。
離乳食がスタートし10倍粥も食べれるようになると、他の離乳食にどんどん挑戦していくことになります。
もちろん、アレルギーがある食材などは与えませんが、出来る限りいろいろな食材を与えることで成長してもモリモリと食べてくれるようになるかもしれません。
また、離乳食は冷凍保存しても1週間程度が保存期間になり、作り過ぎるよりもいろいろな種類を作ってあげることで赤ちゃんも飽きることなく食べることができます。
前回は、にんじんの離乳食を記事にしましたが、今回は「じゃがいも離乳食」をご紹介します。
じゃがいもの選び方
じゃがいもの皮や芽や根に天然毒素のソラニン・チャコニン(ステロイドアルカロイド)という成分が含まれています。
じゃがいもの表面上には8割の毒素があると言われています。また小さなじゃがいもは皮から実までが近く毒素が実に影響している場合があるとも言われています。
ですから、芽が少ないじゃがいもを選び、また少し分厚く皮を剥くといいかもしれません。
じゃがいもの種類によっては芽が出にくい品種や少ない品種もあるので赤ちゃんに与える時はそういったじゃがいもを選ぶといいかもしれません。
じゃがいも離乳食の作り方
前回、にんじんの離乳食をご紹介しましたが、作り方はにんじんの離乳食とほとんど変わりません。
簡単に作れて保存もしやすくなっています。ですが、食材が違うのでちょっとしたポイントを押さえておくだけでじゃがいもでも簡単に作ることができます。
>>「8倍粥と一緒ににんじんの離乳食!にんじん離乳食の作り方。」の記事はこちら
出汁をとって茹でよう
この工程は、にんじんの離乳食と同じでうま味成分を一緒に離乳食に入れるために出汁をとったものでじゃがいもを茹でます。
出汁に関しては昆布や鰹や出汁パックでも構いません。ただし、出汁パックはしっかりと入っている内容を確認するようにしましょう。
昆布などは一晩漬けておくといいと言われています。我が家ではその日に漬けたものを使っていますが、お好みで漬け時間を変えてみてください。
次にじゃがいもを切って水につけておきます。切り方はいろいろとありますが、上記の写真のように切っておくと後のブレンダーで細かくする際に楽にできます。
上記写真の切ったじゃがいもは1個分で作っています。また、切る際にはポイントがあります。
皮は少し厚めに剥くようにして、じゃがいもの芽がないかかくにんしましょう。芽がある場合は、大きめに取り除くようにしましょう。
じゃがいもを茹でる
出汁でじゃがいも茹でていきます。
出汁が沸騰する直前で昆布を取り出すようにしましょう。また、茹で時間は10分から15分が目安です。
お箸を刺してスッと刺されば茹で上がっています。
上記の写真の茹で汁は多めのお水に昆布を使っていますが、離乳食を作るだけであればこんなにもお水はいりません。この茹で汁で2歳児の息子へ、お味噌汁を作るために多めにしています。
次に茹で上がると容器にじゃがいもを取り出し、出汁を小さじ3杯分いれます。
この小さじ3杯分が滑らかにできるポイントになります。
じゃがいもをブレンダーで細かくする
上記の写真左のようにペースト状になるまで細かくします。ほどよく細かくなれば、一度スプーンで大きな塊がないか確認するようにしてください。
塊があれば再度細かくしましょう。これでじゃがいも離乳食は完成です。
後は、保存用パックにじゃがいも離乳食を積めて冷凍保存をします。離乳食は基本的に1週間が保存期間とされています。
また、保存する際は3回分ほど、小さじ2杯分にわけておくと赤ちゃんに慣らしていくことができるのでオススメです。
じゃがいも離乳食の与え方
我が家では、初めて与える離乳食は、日にちを変えて量を増やしています。
例えば、初めてじゃがいも離乳食を食べさせる時は、小さじ1杯分を与えます。この時、以前に食べて保存しているにんじん離乳食をベースにじゃがいもを経験させるというイメージで食べさせています。
次に2日目になると小さじ2杯分の保存していたものを与えます。1日目と同じくにんじん離乳食やお粥と一緒に食べさせるようにしています。
その後は、じゃがいもになれていなければ3日目・4日目と小さじ2杯分を食べさせます。じゃがいもに慣れていれば量を気にせずに食べさせるようにしています。
赤ちゃんに合わせて離乳食の種類や食べる量をしっかりと考えて食べさせることで、モグモグと楽しく食べてくれるようになります。
また、離乳食の種類を2種類・3種類と1回で与えることで赤ちゃんも味に飽きることなく食べてくれるようにもなり、まったく食べてくれないという心配やストレスも軽減できます。
ぜひ、種類を増やして1回でいくつか与えてみて下さい。赤ちゃんでも好みがでてきて食べさせる側としても楽しくなってきますよ!