子どもが集中できる時間をご存知ですか?子どもに合った時間を。-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

子どもが集中できる時間をご存知ですか?子どもに合った時間を。

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#子ども#幼児#成長

子どもが集中できる時間をご存知ですか?子どもに合った時間を。

子どもにとっての集中できる時間は限られています。

大人でも長時間の集中はできなく、それが小さな子どもになるとごくわずかな時間でしか集中できません。

そんな子どもが集中できる時間や集中力を把握しているだけで、お片付けお手伝い方法も変わってきます。

また、間違った方法で叱ったり集中できる状況を作れなかったりすると子どもの作業効率もわるくなります。ただ、子どもに合わせて集中力を高めてあげることで脳の活性化にも繋がります。

  1. 子どもはどのくらい集中できるの?
  2. 集中する種類によって違う
  3. 子どもの集中力を向上させよう
  4. 子どもの集中力を伸ばすための対応
  5. 1つのことに集中させる

子どもはどのくらい集中できるの?

子どもや大人など関係なく長時間集中することは難しいです。大人でも1時間や2時間集中して仕事や勉強をすることはできません。

1時間や2時間も仕事や勉強している間でも休憩があったり集中していない時間が存在します。

子どもも同じで集中し続けることは難しいです。ですが、短時間の集中は子どもでもできます。ただし、お父さんやお母さんが思っている以上に短い時間になります。

集中できる時間

人が集中できる時間は大体決まっていると言われています。それが、「年齢」×「1.5分」と計算できるそうです。

例えば、10歳の子どもで集中できる時間は15分です。それが、2歳になると3分程度にまで短くなります。

この集中できる時間を把握することで、お片付けやお手伝いをさせる時間もおのずと決めることができると思います。

集中する種類によって違う

1つの物事に対して、集中できるのは「年齢」×「1.5分」とお伝えしましたが、興味があるものや好きなものに対してはびっくりするぐらい集中できます。

これは、子どもに限らず大人も同じだと思います。だからといって、他の物事も同じ様に集中できるわけではありません。

このことをお父さんやお母さんは、しっかりと認識しておく必要があります。

まずは子どもの好きなことや興味があるものは何か、何に没頭できるぐらい集中するのかを知るだけで、それ以外にでも集中してもらうことができます。

子どもの集中力を向上させよう

人の集中力を伸ばすには一般的に7歳までと言われています。7歳までにトレーニングすることで子どもの集中力や時間をのばすことができます。

知育おもちゃなどで高めることもできますが、ジグソーパズルやボードゲームや折り紙などでも集中力を高めることができます。

我が家の息子も2歳になりますが、30ピースのジグソーパズルを10分ほどで休憩せずにできるようになりました。

>>2歳の息子が30ピースのジグソーパズルに挑戦動画

繰り返しジグソーパズルで遊ぶことで途中で集中力がなくなり完成することができなかったものでも徐々に完成できるようになり、それが短時間でできるようにもなります。

また、成長しボードゲームなどができる年齢になるとオセロや人生ゲームといった複数人でできるものをすることで、先読みする力や手順方法などを駆使して行うようになり、より集中力を向上させることができます。

このように、まずは子どもが楽しく遊べるものや好きなもの・興味があるものを題材にして遊びながら集中力を伸ばすことが大切です。

もちろん7歳を過ぎてもトレーニングすることで集中力を伸ばすことはできます。7歳を過ぎたからといって諦めずに子どもの成長に合わせて集中力を伸ばしてあげましょう。

子どもの集中力を伸ばすための対応

子どもは自分で集中力の伸ばそうや良くしようと思って行動をとることはないです。

ですから、お父さんやお母さんが少しでもサポートしてあげるようにしましょう。

サポートできること

  • 絵本やおもちゃを整理整頓
  • 睡眠と食事で規則正しい生活
  • 目標を示す
  • 室温や音などの環境

子どもが集中できる環境を作ることが大切です。散らかっている部屋や暑いor寒いなど部屋の状態や環境もだいじです。

また、睡眠時間が短かったり、食事も偏っていたりなどすると、イライラや不機嫌などになることも多いです。特に小さな子どもにとっては環境や生活スタイルは重要なポイントになります。

そういった集中できる環境をつくってあげることで、より濃密な集中ができるようにもなります。

1つのことに集中させる

お父さんやお母さんは好きな事や興味がある事以外のものにも集中してほしいと考えていると思います。

例えば、お片付けやトイレトレーニングやお着替えなどです。ですが、子どもが興味がないと全く進みません。

こういった物に対しては集中できる時間は短くすぐに飽きたり、他の物に目がいったりします。こういうときこそ、集中できる環境や対策をしてあげましょう。

あれもこれも伝えない

大人は効率を考えて着替えやトイレなどを一連の流れで行ったりします。ですが、子どもにしてもらう時は「トイレに行って着替えてね」と指示すると2つ指示したことになります。

これにより子どもの頭の中では「トイレ」と「着替え」の2つが残り、どれからするのかやどちらもしたくないなどが残ってしまいます。

まずは、1つ「トイレ」を伝えてからできた後に「着替え」を伝えましょう。こうすることで「集中>休憩>集中」という短時間の集中で2つの物事をできるようになります。

他の物に興味を持たせない

1つのことを行っている時は、静かに見守る様にしましょう。

また、お父さんやお母さんのどちらかが教えていたりしている場合は、できるかぎりそうでない方は見守ることに徹してあげてください。

例えば、子どもが「着替え」をしているときにテレビの番組を変えたりしてアニメが流れたりするだけで、子どもの集中力はなくなってしまいます。

こういった環境を積み重ねることで、好き嫌いや興味のありなし関係なく、集中して行動をとってくれるようになります。

子どもの集中力はサポートと環境づくりで向上させていきましょう!