赤ちゃんのおむつ事情。紙おむつと布おむつのどちらがいいの？
赤ちゃんが必ずいるものは「おむつ」です。そんなおむつも種類があり、紙おむつと布おむつがあります。
また紙おむつもメーカーによって付け心地や漏れなどが違ったりもしてきます。
手軽に交換できるのは紙おむつで楽ですが、そんな楽な紙おむつがある現代でも布おむつを使われているご家庭もあります。
そんな赤ちゃんのおむつ事情で紙おむつと布おむつではどちらがいいのかと悩むお父さんやお母さんもいらっしゃるかと思います。
現在、我が家の息子は2歳になり紙おむつと布おむつの両方を経験しており、その体験談も含めてご紹介します。
紙おむつと布おむつの違いは？
おむつに関して、紙派と布派に分かれるとは思います。
紙派は使い捨てで便利。また、洗う手間がないのですごく楽という意見もあり、布派は何度も使えたりトイレトレーニングに入るのが楽になるなどいろいろな意見があります。
どちらも息子に経験してもらっている我が家の考えでは、どちらも同じくらいのメリットがあると考えています。
まずは、紙おむつと布おむつをしっかり知ることが重要です。
紙おむつとは？
赤ちゃん用の紙おむつは、いろいろなメーカーが出しており、テープタイプの寝かせた状態から付け変えれるものと、パンツタイプの立って付け変えれるタイプの2種類があります。
また、メーカーによって肌触りが違ったり、腰あたりに尿などがこぼれないようになっているものや吸収量が多いものまであります。
とくに気になるのが寝ているときのおむつですが、これも夜用のおむつがあり、通常のおむつよりもたくさん吸収してくれる作りにもなっています。
紙おむつはメーカーによって赤ちゃんに合う合わないもあるので、合うおむつを探すのは大変ですが、種類も多いので好みのおむつを選ぶことができます。
布おむつとは？
紙おむつと違い、種類も決まっています。また、布おむつだけでは、尿の量によって耐えれないものもあるので布おむつとタオルなどを挟んで一緒に使うことがほとんどです。
紙おむつと違い、販売数も少なく広告なども少ないため情報が限られていたりもします。
ですが、布おむつの最大のメリットは赤ちゃんや幼児本人が排尿をした認識が持ちやすいということです。
これにより、トイレトレーニングへスムーズに移行できたりもします。
紙おむつと布おむつのメリットとデメリット
紙おむつと布おむつでは、メリット・デメリットが全然違います。
紙おむつと布おむつは、赤ちゃんの年齢・成長や生活に合わせて使い分けることで双方のメリットを最大限に活用することができます。
では、両方のメリットとおすすめの使い方をご説明します。
紙おむつのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・洗濯の手間がいらない ・使い捨てで外出時でも楽 ・サイズ、種類も多いので赤ちゃんに合わせやすい |
・使用済みのオムツが溜まる ・おむつ代がかかる ・成長すると未使用でも使えなくなる |
布おむつのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・何度も使える ・一度購入すると買い足すことが少ない ・おむつに挟むタオルである程度サイズを調整できる |
・洗濯が毎回必要 ・分厚い生地のため、洗うと乾かすのに時間がかかる ・おむつだけでなくタオルも使うことになる |
上記のように両方のメリットとデメリットを理解した上で使うことが重要です。
紙おむつを使う時は、就寝時や長時間交換ができないときにはオススメです。布おむつだと濡れていると子どもが嫌がったりすることもあります。
お出かけなどは、紙おむつを使うことによって交換がスムーズにでき、手軽に持ち帰ることもできます。
布おむつは、赤ちゃんが歩き始めたりすると紙おむつはズレたりもします。思ってもいない量を漏らす事もあるので布おむつであれば、本人が濡れていることを理解しやすく教えてくれるようにもなります。
また、トイレトレーニングをする時の重要なポイントは、尿をする前にトイレに行けるかというところです。
日頃からおむつが濡れていることを感じているならトイレトレーニングも入りやすく、それを手助けしてくれるのは布おむつの方が大きいです。
おむつの処分方法
使い捨ての紙おむつと選択が必要な布おむつでは使用済みの処分方法が違います。
紙おむつの場合
うんちはトイレに流し、使用済みのおむつはゴミ箱などに入れる。また、ごみ箱はおむつ専用を決めて蓋のついているものを使用すると臭いの心配もありません。
風邪やウイルスで下痢などをしている場合は、ビニール袋に入れてしっかりと結びゴミ箱に捨てるようにしてください。
また、ウイルスなどの繁殖を防ぐためにもゴミ箱自体もゴミを処分したあとに洗って清潔な状態にするようにしてください。
布おむつの場合
こちらも紙おむつと同じくうんちはトイレに流し、使用済みはつけ置き洗いをするようにしましょう。おしっこ用とうんち用と2つに分けておくと便利です。また付け置き後はバケツなどで下洗いをして洗濯機で洗います。
風邪やウイルスに感染していなくても、他の洗濯物と別に洗うようにしましょう。
おむつを赤ちゃんに合わせて使おう
これまでで紙おむつと布おむつの違いやメリットなどを理解して頂けたかと思います。
赤ちゃんの成長は早く、また成長することにより外出が増えたり、歩いたりといろいろと状況も変わってきます。
夜中も3時間ごとに起きていたのが朝まで起きなかったりもします。
そういった生活は赤ちゃんの成長でどんどんと変化してきます。その変化に合わせておむつのサイズやタイプを変更したり、紙おむつや布おむつを使い分けることをおすすめします。
ご家庭により生活スタイルも違うので、お父さんやお母さんの負担を少しでも減らし経済的にもコストを出来る限り押さえれるように使い分けましょう。