子どもはチョコレートを何歳から食べていいの?チョコレートのデメリットは?
子どもにチョコレートを与えるには何歳から与えようか、与える子どもの年齢に悩む方も多いと思います。
また、チョコレートはバレンタインなどで子どもと一緒にチョコレート作りをしたり、いろいろなレシピもあるため、子どもは口にする機会が多くなります。
バレンタインだけでなくチョコレートケーキなども様々な店舗やカフェなどでも見るため口にしやすい食べ物の1つです。また、甘く他のお菓子よりも満足度が高いと言われているため人気のお菓子になります。
そんなチョコレートを小さな子どもに与える影響と年齢をいつから食べさせようかと悩むご家庭も多く、カフェインや虫歯を気にする方もいらっしゃるかと思います。
そんなチョコレートをまとめましたので、ご紹介します。
子どもにチョコレートを与えるメリット・デメリット
チョコレートはどの年齢の方にでも人気で、口にしたことがないという方は少ないと思います。
また、子どももお菓子に付いていたりと様々なタイミングで口にすることが多いです。ですが、チョコレートにはいろいろな考え方があり、各ご家庭での子どもに食べさせることを悩まれている方も多いです。
そんなチョコレートのメリット・デメリットを理解することで、子どもに対してのルール作りをすることができます。
子どもにとってのチョコレートのメリット
初めてチョコレートを食べる子どもは、甘さと美味しさにビックリするかと思います。また、おやつにチョコレートが付いていたりすることが多いため、チョコレートが食べれるようになるとおやつの種類が増えます。
チョコレートといえばバレンタインですが、チョコレートを一緒に作ったりすることができ、イベントを楽しむこともできるようになります。
子どもにとってのチョコレートのデメリット
基本的にはチョコレートを食べないといけないというものでもないため、デメリットを考えて食べさせないという方も多いです。
チョコレートは高カロリーで食べすぎることにより肥満の原因にもなります。また、糖分が多く含まれているため中毒になり依存するとも言われていますが、これは他のおやつでも同じことです。
虫歯に関しても同じで他のおやつと同じくチョコレートだけを警戒するのではなく、日頃の歯磨きなどをしっかりと行う必要があります。
ただ、チョコレートにはカフェインが含まれているため、注意がいります。
(チョコレートの与える量やカフェインについては下記に記載しています)
子どもに与えるチョコレートの量は?
基本的にはチョコレートは嗜好品と言われており、無理に与えること必要はないです。
ですが、現在ではいろいろなおやつにチョコレートやココアパウダーなどが含まれており、子どもが成長する上でチョコレートが含まれている食べ物はたくさん出てきます。
そんなチョコレートですが、子どもの成長と共にしっかりと与える量を決めることで、美味しく健康的に食べることができます。
チョコレートを与える前に、子どもが1日に食べる適切なおやつのカロリーを知る必要があります。おやつの適切なカロリーは1日の接種カロリーの15%と言われています。
1~2歳 | 食事のkcal | おやつのkcal |
---|---|---|
男の子 | 1200kcal | 180kcal |
女の子 | 1200kcal | 180kcal |
3~5歳 | 食事のkcal | おやつのkcal |
男の子 | 1550kcal | 230kcal |
女の子 | 1500kcal | 225kcal |
6~8歳 | 食事のkcal | おやつのkcal |
男の子 | 1900kcal | 285kcal |
女の子 | 1700kcal | 255kcal |
9~11歳 | 食事のkcal | おやつのkcal |
男の子 | 2250kcal | 337kcal |
女の子 | 2050kcal | 307kcal |
このように年齢によって食事量も違います。食事量に合わせておやつを与えるようにしてください。おやつのカロリーを見ながらチョコレートのカロリーを計算して食べさせることが大切です。
カロリーの目安
- バナナ100g:86 kcal
- 牛乳100ml:69kcal
- りんご(4分の1個):40kcal
- チーズ(一切れ20グラム):70kcal
- 板チョコ(ガーナ1枚):279kcal
チョコレートに含まれるカフェインについて
チョコレートにはカフェインが含まれています。また、ホットココアやココアパウダーにもごく少量のカフェインが含まれているものも多く、カフェインを気にする方は注意が必要です。
そもそも子どもにとってのカフェインが「悪」というものではなく、摂取量が問題です。
カフェインには、不眠や興奮作用があり、感情をコントロールできない子どもにとっては攻撃的になったり落ち着かないなどの変化が出ると言われています。
ですが、これも摂取量を考えて与えることで問題ないです。ただし、カフェインに対して敏感な子もいますので、一度与えて夜になかなか寝ないなどの変化があれば量を減らすか、チョコレートを与えるのを控えるようにする必要があります。
また、チョコレートには利尿作用があり、水分をしっかりと与えるようにもしましょう。
小さな子どもは、身体が発達の途中ということもありカフェインを身体の外に排出するのも大人に比べて遅いとも言われています。カフェインが含まれる食べ物や飲み物は、日を置いて与えるようにしましょう。
子どもと一緒におやつを食べる時は注意が必要
子どもは2歳頃から大人が食べているものへの興味が湧いてきます。
大人でも他人が食べているものを美味しそうと感じることはあると思います。子どもも同じ様に、お父さんやお母さんが食べているものを欲しがったりぐずったりすることが増えます。
そういった時に、チョコレートを食べていると与えすぎたりすることにもなります。
チョコレートだけでなく、一緒に食事などをする際は、出来る限り子どもが食べても良い物を一緒に食べるようにしましょう。
また、目を一瞬離した時に、口の中に入れることもあるので、手の届かない場所に置くかしっかりと見守るようにしてください。
適切な量を計算し、子どもと一緒に楽しく美味しくチョコレート食べるようにしましょう!