赤ちゃんのよだれの量が多い!?よだれは、いつからいつまで?
赤ちゃんは、成長するとよだれが多くなります。いつから増えていつまで続くのかは個人差もありますが、よだれが多くなるとお父さんやお母さんはよだれに対して対策する必要があります。
よだれかけ(スタイ)を使ってできるかぎり清潔に保ち、よだれかぶれを防いだりします。また、よだれは空腹時にも増える場合があり、また飲み込む力が弱い赤ちゃんはよだれによって咳をすることもあります。
そんな赤ちゃんのよだれが多いのではないか?いつからいつまでよだれを出すのか?など、気になる事は多いです。
そんな赤ちゃんのよだれで、お父さんやお母さんが気にしてるお悩みの対策などをまとめましたので、ご紹介します。
赤ちゃんのよだれは、いつからいつまで?
よだれの量は、大人と赤ちゃんを比べると大人の方が多いです。では、なぜ赤ちゃんはよだれをだすのでしょうか?
理由は簡単です。赤ちゃんは成長過程にいるため、飲み込む力が大人より弱く、唾液をなかなか飲み込むことができないからです。
成長するにつれて、無意識で唾液を飲み込むようになってきます。ですから、唾液の分泌が赤ちゃんより多い大人は口からよだれが出ないのです。
生後直ぐの赤ちゃんは、よだれをあまり出さないですが、生後4ヶ月~5ヶ月になるとよだれは増えてきます。早い赤ちゃんで生後3ヶ月ぐらいからよだれが出始める場合もあります。
よだれが出る原因としては、赤ちゃんの消化機能の発達に関係してきます。消化機能が発達することで、よだれの分泌が増えてきます。
特に離乳食を始めると、消化機能の発達も加速し、1歳半くらいまではよくよだれが出ると言われています。
よだれが成長すると減る理由としては、飲み込む力がついてくるのと同時に口を閉じておくという力が備わってくることでよだれが収まってきます。
赤ちゃんのよだれ、唾液の役目
唾液には様々なメリットがあり、人間の身体には必要なものになります。
唾液のメリット
- 口の中を滑らかにし動きを良くする
- 消化吸収を唾液で助けてくれる
- 言葉の発音や発達を助けてくれる
- 食事を飲み込みやすくする
- 虫歯を防ぐ
こういったメリットが唾液にはあります。
特に赤ちゃんは、言葉を話すために日々成長をしています。また、言葉だけでなく、赤ちゃんの体は成長過程にいるため、消化能力や吸収能力などが未発達になります。
そういった発達を助けるためにも、よだれ(唾液)がもっとも重要な役目になってきます。
よだれが増える時は?
生後4ヶ月を過ぎると常によだれが出ている状態になっています。ですが、赤ちゃんのよだれにも多い時と少ない時があります。
よだれが多くなる時
- 話そうとしている
- 縦抱きをしている
- 離乳食を食べている
- 歯が生え始めている
こういった時は、よだれが垂れていることが多いです。唾液を飲み込むことを忘れていたり、食事をすることで空腹や口の中に離乳食があると消化機能が働き、唾液の分泌が増えます。
また、歯が生え始めると口の中に違和感を感じ、唾液の分泌が増えるようにもなります。
ですが、赤ちゃんは徐々によだれが増えていくので心配はありません。よだれの量よりも、スタイなどの取り換えやよだれかぶれに注意をするようにしましょう。
よだれがでてきたら対策を
よだれの量を減らすことはできません。よだれが出ているということは成長の証でもあります。
ですが、よだれをそのままにしておくと、口の周りはよだれかぶれになってしまったりするのでこまめによだれを取ってあげるようにしましょう。
また、スタイを付けていても1日に何度も付け変えることになります。ですが、清潔を保つためには必要なことです。
よだれで濡れたスタイを長時間そのままにしておくと雑菌の繁殖の原因にもなります。
赤ちゃんのよだれは、優しく拭いてあげましょう。
赤ちゃんの肌は皮膚が薄く繊細です。よだれかぶれになり顔が真っ赤になったり皮膚炎になることもあります。
こまめによだれを取ってあげるようにしてください。ですが、ゴシゴシと強く拭き取るのではなく、ガーゼなどで優しく取ってあげるようにしてください。
おもちゃや床もこまめに掃除
赤ちゃんが動くエリアにはよだれがいっぱい落ちています。
床にも落ちますが、おもちゃにはよだれがいっぱいついています。おもちゃを口に持っていったりと赤ちゃんは、口に物をいれようとすることが多く、そういったおもちゃも定期的にキレイにしてあげましょう。
よだれを取り、キレイに掃除をしてあげることで雑菌の繁殖を防ぐことができます。
また、新しいおもちゃや赤ちゃんが手にするものも、与える前には必ず洗濯したり洗ったりして清潔な状態で与えるようにしましょう。
赤ちゃんは日々成長していますが、病気や対策をするのはお父さんやお母さんになります。少しでも元気に成長していくためにも、お父さんやお母さんがこまめな対策が必要です。よだれの対策をしていきましょう!