生後6ヶ月までの赤ちゃんは免疫があり、病気にかかりにくい-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

生後6ヶ月までの赤ちゃんは免疫があり、病気にかかりにくい

生後6ヶ月までの赤ちゃんは免疫があり、病気にかかりにくい

産まれてから半年ぐらいまでは、お母さんの免疫をもらい赤ちゃんは病気にかかりにくくなっています。

ですが、生後6ヶ月を過ぎると徐々に免疫力が低下し、自分が本来もっている免疫力で病気からの感染を防ぐことになります。

そんな、赤ちゃんの病気への感染についてまとめましたので、ご紹介します。

  1. なぜ生後6ヶ月までは病気にかかりにくいの?
  2. なぜ生後6ヶ月までなの?
  3. 生後6ヶ月の赤ちゃんには要注意を
  4. 生後6ヶ月未満の赤ちゃんが病気になったら
  5. 生後6ヶ月以上の赤ちゃんが病気になったら
  6. かかりつけの小児科をみつけよう

なぜ生後6ヶ月までは病気にかかりにくいの?

そもそも、産まれたばかりの赤ちゃんは大人にくらべて抵抗力が弱く、すぐに病気になったりします。ですが、お母さんの胎内にいるときから抗体をもらい、お母さんの抗体を受け継いで産まれてきます。

いくらお母さんから抗体をもらっているからといっても、すべてに対応しているわけではありません。生後6ヶ月までの感染する病気もありますし、生活環境が不衛生であったりウイルスや細菌の接触がある生活では赤ちゃんでも感染してしまいます。

特に兄弟や姉妹がいるご家庭であれば、保育園や幼稚園などからウイルスや細菌を持って帰ってきて感染することも多く、注意が必要です。

胎内で抗体をもらっているのと別に、母乳にも効果があるとされています。母乳から免疫物質を一緒に受け取っているともいわれています。

この母乳の素晴らしいところは、赤ちゃんの体に合わせて最適な免疫物質が多く含まれているということです。

ラクトフェリンやグロブリンという物質は、抗菌・抗ウイルス作用があり「天然のワクチン」とも言われています。

なぜ生後6ヶ月までなの?

病気などにかかりにくい期間は生後6ヶ月と言われています。では、なぜ生後6ヶ月までなのでしょう?

それは、お母さんからの母乳に秘密があります。産後すぐの母乳と比べると徐々に母乳も変化し、母乳に含まれる免疫物質の濃度が徐々に低くなっていくからです。

免疫物質の濃度が低くなると、病気になってしまうと不安になる方も多いかもしれませんが、これは赤ちゃんにとっても大事なことになります。

母乳に含まれる免疫物質の濃度がすぐに低くなるのではなく、徐々に低くなるというところがポイントになります。

徐々に低くなるのと同時に赤ちゃんが自分の体だけで免疫を作れるようになっていくからです。

生後6ヶ月を過ぎると、生活する上でいろいろな菌と遭遇し、病気を体験して赤ちゃんの体は抵抗力をつけて、元気で丈夫な体を作っていきます。

生後6ヶ月の赤ちゃんには要注意を

先程も、説明しましたが、母乳からの免疫が徐々になくなり、生後6ヶ月では自力で免疫を作るように成長していきます。

ですから、産まれたばかりに比べるといろいろな病気に感染しやすくなります。

生後3ヶ月や4ヶ月と同じ生活をしていても、風邪を引いてしまったり、他の病気になってしまったりすることがあります。

なので、生後6ヶ月を過ぎた頃からは赤ちゃんの様子や状態をしっかりと把握し、対策をするようにしてください。

病気を防ぐための対策

  • 日頃の赤ちゃんの様子を確認する
  • 少しでも違和感があれば受診する
  • 予防接種は計画をもって受ける
  • 赤ちゃんの手洗いや水分補給を十分に行う
  • 部屋の掃除や換気をこまめに行う
  • 季節によって保湿や加湿をする

生後6ヶ月未満の赤ちゃんが病気になったら

基本的には病気になることは少ないですが、必ずしも病気にならないということはないです。

我が家の息子は生後2か月で熱が40℃まで上がり、病院で検査したところ尿路感染症でした。娘は、息子からの風邪をもらい39℃まで熱がでました。

このように通常の風邪で発熱するのではなく、保育園からの病気がうつったり、他の違う病気で発熱したりすることがあります。

ですから、生後6ヶ月未満での発熱や病気の感染がわかると、すぐに医療機関へ受診するようにしてください。

娘の検査の場合、インフルエンザなどいろいろな検査を行い、病気を見つけるというよりも感染する病気を1つずつ削除していくというようでした。

そもそも病気にかかりにくい月齢なので、病院での検査は複数するようになっています。逆に言うと、検査を複数することで、より正確な診断ができるということにもなります。

生後6ヶ月以上の赤ちゃんが病気になったら

対応方法は生後6か月未満とかわりませんが、発熱などの症状をしっかりと把握することが大事です。

生後6か月になると表情も産まれたばかりに比べて豊かになっていたり、泣き方にもいろいろなパターンができています。

そういった日々の赤ちゃんの変化や様子を観察することが大事です。また、母乳や離乳食の量や毎日の体温変化なども、重要な目安にもなります。

赤ちゃんは平熱が高く、発熱があるとすぐに熱が上がり40℃近くなることも多くなります。

そういった時は、ぐったりとしているのか、母乳や食事は取れているかなどが重要になり、病院を受診するときにも聞かれる内容になります。

日頃からの平熱や食事量・睡眠時間などをしっかりと把握するようにしてください。

かかりつけの小児科をみつけよう

赤ちゃんは病院に行くことが多く、予防接種や健診もあります。そんな時は、かかりつけの病院を見つけておくことをおすすめします。

ポイントとしては、子どもの情報や顔・名前を覚えてくれている医師が個人的にはおすすめです。

そもそも、子どものことを覚えていなくてカルテを毎回みていたり、行くたびに同じことを聞かれる診察では不安でしかたありません。

もちろん、子どもの情報を全て覚えていないといけないというわけではありませんが、以前に来院したことを覚えてくれているだけで、医師の想いが伝わってきます。

また、病気についてもいろいろな相談ができる医師が良いと思います。診察をしてすぐに終わる病院も多い中、気になることにしっかりと分かりやすく答えてくれる医師は、多くないと思っています。

そういったポイントを見ながら、かかりつけの小児科を決めるようにしましょう!