幼児のウンチが出ない!?子どもの便秘は何日目?便秘の時の対処法
子どもの便秘は毎日の排便をチェックしていないと見逃しがちになります。
便秘をそのままにしておくと体調を崩し、発熱や嘔吐・腹痛などを起こす場合もあり、小さい子どもや赤ちゃんであれば夜泣きの原因にもなります。
食事での対策をしていても、日々の体調で便秘になることもあり、固めのウンチが出るとお尻を痛がったり血がでたりなどもあるので、日々のチェックが大切です。
そんな、幼児の便秘の対策や早期の対応を体験談と一緒にご紹介します。
幼児の便秘の原因は?
便秘の原因は、いろいろとあります。体質・食事・生活リズムなど様々な要因が考えられます。
子どもの身体は発達の途中でもあるため、ちょっとした体調変化で便秘になったりもします。生活リズムが毎日バラバラであれば、子どもの体内時計もくるってきます。
大人でも起床時間がズレるとトイレに行く時間が変わったり、トイレに行かなくなったりします。そうした行動が便秘に繋がったりもします。
また食事に関しても、水分不足や偏食などによる食物繊維の不足で便秘になることがほとんどです。
また、トイレトレーニングをしている子どもは特に注意が必要になります。トイレでの排便のために我慢していたりすると便秘の原因にもなります。
幼児の便秘になるサインを見逃さないで
幼児の便秘は、毎日の子どもの様子や排便の回数で見極めるようにしましょう。
便秘のサイン
- 5日以上排便がない
- 週に3回以下の排便しかない
- ウンチをするときに痛がる、泣く
- 硬い便を出している
- 1回で大きなウンチをする(トイレに詰まるぐらい)
- 排便に時間がかかる
- コロコロと小さなウンチが少量しか出ない
- 下腹に便がある感じがする
- 好物な食べ物(お菓子・果物など)や食事量が少ない
これらの項目に当てはまると便秘気味になっているか便秘になっている可能性があります。
2~3日ほど排便をしていない状態であれば、子どもも特に変わりがなくいつもと同じような生活をしていると思います。ですが、便秘が続くと元気がなくなったり食事を取らなくなってきたりもします。
そうなる前に、子どもの様子と排便の回数をしっかりとチェックするようにしましょう。
便秘にならないための対策
トイレやオムツなどでの排便をしやすい環境にしましょう。トイレをする時間を設けてあげたり、ウンチがでなくてもトイレに座らせたりすることで、ウンチの出やすい環境を少しでも作ってあげると良いと思います。
また、生活リズムもしっかりと決めて、起きる時間・寝る時間・食事の時間などを毎日同じ時間にしてあげることで、子どもの身体はリズムを作り排便のタイミングも作ることができます。
食事に関しても食物繊維が含まれるものや乳製品(ヨーグルトなど)で腸の働きをよくしたり、水分をしっかりととって硬いウンチにならないようにしてあげましょう。
また、日頃から体をつかって遊んで動くようにすることで腸が刺激されて働きがよくなり便が出やすくもなります。
一番注意するのはトイレトレーニングです。焦らずゆっくりとするようにしましょう。トイレトレーニングで失敗したり上手くできないと子どもは叱られると思ったり緊張したりすると便秘にもなりやすくなります。
便秘対策リスト
- ウンチが出やすい環境に
- 生活リズムを整える
- 食物繊維などを摂取する
- 水分をしっかりと取る
- 身体を動かして腸の働きをよくする
- トイレトレーニングに固執しすぎない
子どもが便秘になったら
対策や様子をしっかりとみていても、子どもは少しの変化で便秘になったりします。
便秘になると、家庭では対応できないこともあるので、小児科を受診するようにしましょう。排便の回数が少なかったり、量が少なかったりしたら受診するようにして対応方法を聞くようにしてください。
薬での治療もあります。便を柔らかくする薬や浣腸などで排便を促すこともできます。ですが、こういった方法はしっかりと専門の医師に指示のもとで行うようにしてください。
子どもの様子や身体の様子を日頃からチェック
子どもは便意を感じたら排便をします。オムツの場合だといつでもできるので排便がしやすいですが、トイレを使う子どもは我慢していることがあり、腸に便が溜まっている状態にもなります。
そうすると便が硬くなり、痛くて出せなかったり便意がなくなったりすることで便秘になることがほとんどです。
最初は、我慢や便意がない状態だけなので、子どもの様子が大きく変わることがないですが、徐々に元気がなくなったり不機嫌が続いたり食事量が減ったりもします。
そういった変化を見逃さずにしっかりと対応するようにしてあげてください。
また、排便をいつしてどんなウンチだったのかという情報もしっかりと覚えておくことが大切です。
硬めのウンチをしていたか、昨日はウンチをだしていたかなどが重要なポイントになります。こういった日々のチェックをすることで、子どもの便秘を防ぐきっかけにもなります。
少しでも子どもの違和感を感じたら、ウンチをいつしたか・どんなウンチだったかを思い出すようにしてください。