赤ちゃんの泣き方が異常だったり変だった時はわかりますか?-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

赤ちゃんの泣き方が異常だったり変だった時はわかりますか?

赤ちゃんの泣き方が異常だったり変だった時はわかりますか?

赤ちゃんは「えーん」「あー」などを泣きながら伝えようとします。ですが、泣き方にもいろいろとあり、異常なまでに激しく泣いたり、いつもと何か変だったりすることもあります。

また泣くときも、かわいい小さな声で泣いたり、いつもと違う泣き方をして息が止まるように泣くこともあります。

そんな、赤ちゃんの泣き声の変化を聞き分けることはできていますか?

赤ちゃんがいつもと違う泣き方をする時に、注意したいことをまとめてみましたので、ご紹介します。

  1. 赤ちゃんの泣き方を見極めよう
  2. 激しく泣く・ギャン泣きの時のチェックポイント
  3. 実際にあったギャン泣きの理由
  4. 泣いている時はチャンス

赤ちゃんの泣き方を見極めよう

赤ちゃんは、勢いよく泣くことがよくあります。いわゆる「ギャン泣き」です。

こういった激しく泣くことは、よくあり生後1ヶ月から2ヶ月ごろがピークともいわれていますが、それ以降でも激しく泣くことはあります。

いつも何かを伝えようと泣く赤ちゃんは、大きな声で泣きますが、子育てをしていると聞き覚えのある泣き方をします。ですが、赤ちゃんに何かある時は、聞いたこともないくらい大きな声や息を止めて泣いたり、逆に弱々しく泣いたりもします。

そういった泣き方を聞き分けることができると、すぐに対応することができます。

通常時に泣くときの対応を自分でリスト化しておくことも大切です。下記にどういった状況で泣き止んだかを参考に挙げておきます。(我が家の泣き止むリスト)

赤ちゃんが泣き止んだ時の対応リスト

  • お腹が減っていた(授乳後3時間経過していた)
  • オムツを変えた
  • 着ている衣類や布団を増やした、減らした
  • 抱っこをした
  • 話しかけた
  • 寝かしつけた

我が家では上記の6つが泣いた時に試してみる方法です。通常時に泣いた場合、この項目のどれかに当てはまって赤ちゃんは泣き止むことが多く、赤ちゃんが伝えたいことが含まれていることがほとんどです。

ですが、通常よりも激しく泣く時は、この方法を全てチェックしても泣き止むことがない時は、赤ちゃんが伝えきれない内容がほとんどです。

激しく泣く・ギャン泣きの時のチェックポイント

通常と明らかに違う泣き方をしており、またいつもチェックする項目で対応しても泣き止まない時やさらに激しく泣くときは、何か赤ちゃんにとって異常がおきていることがあります。また、その前兆の場合もあります。

泣き止まないときのチェックリスト

  • 体温を計る
  • 鼻水や唾・痰がつまっているか
  • 顔色や全身のチェック(発疹などの有無)
  • ケガや傷があるか
  • 予防接種を最近したか
  • 嘔吐や下痢をしているか
  • うんちはいつしたか

こういった体に異常があるかをチェックしてみてください。

体に異常がある場合、赤ちゃんはお父さんやお母さんに伝えたくても伝える方法がありません。ですから、いつもの泣き方と違い、いつもと同じ方法で対応しても泣き止まない時は、こういった異常時にチェックするリストを作っておくと素早く対応することができます。

もちろん、いつもと違い激しく泣いたりしても身体のどこかに異常が毎回あるとは限りません。ただ、いつもより寂しく抱っこをしてほしかったということもあります。

ですが、こういったリストを日頃から作っておき対応しているだけで、もしもの時の冷静さや対応力は格段に上がります。

実際にあったギャン泣きの理由

我が家では、生後3ヶ月になる娘と1歳11ヶ月になる息子の2人がいます。

最近の話では、娘が少し弱々しく泣いていたときは、熱が少しあり、予防接種後でした。予防接種の副作用で12時間程度は熱が出る場合があると聞いていましたが、一日半ほど熱が続いており、一日経ったころには泣き方も通常に戻ってきていました。

また、息子が生後2ヶ月ぐらいのときは、いつもと違う泣き方をしており、体温を計ると40℃を超える発熱がありました。ですが、母乳もしっかりと飲み、嘔吐や下痢もなく異常がでているのは発熱だけでした。

すぐに子ども連絡相談窓口に電話をして朝方に病院に連れて行くと、大きい病院を紹介され尿路感染症と診断を受けました。

どちらも夜中だったため、泣き方が違うからすぐに「泣き止まないときのチェックリスト」を順に見ていくことで対応が早くできました。

もちろんその時、息子は即入院で1週間程度の治療が必要とのことでしたが、それ以降は元気になっております。

泣いている時はチャンス

夜泣きや日頃からよく泣いている赤ちゃんを対応していると、対応しているお父さんやお母さんは疲れ果ててしまうことも多く、イライラやストレスで倒れたりすることもあります。

それだけ、赤ちゃんが大切で神経を研ぎ澄ましている時間が多いからです。

また、逆に仕事をしているお父さんやお母さんは、赤ちゃんが泣いている時の対応回数が、子育てを主にしている主婦・主夫に比べて圧倒的に少ないので泣き方や泣き声を聞き分けたり見分けたりすることがなかなかできましせん。

ですから、泣いている時はしっかりと聞き、通常のチェックリストを一つずつ確かめて対応してみてください。泣き方や対応は数を重ねる毎に記憶され徐々に聞き分け見分けがつくようになってきます。

基本的には赤ちゃんは泣くのが仕事と言われるぐらい、いろいろな場面で泣きます。ですから、その場面ごとにしっかりと観察し対応することで、泣き方や表情からどう対応したら落ち着き泣き止むのかがわかってきます。

また、そういったことがわかると、異常な泣き方をした時には、泣きだした最初の段階で気がつくこともできるようになります。

わからないからと諦めず、チャンスだということを思い出して、ぜひ子どもの対応スキルを磨いてみてください。