子どもがお米を食べない時に試してほしい方法
1歳を過ぎるといろいろな食べ物を食べるようになります。また、成長し2歳・3歳になると味へのこだわりなどもでてきたり、5歳・6歳になると外食などの味も覚えるようにもなります。
ご飯を食べる際に、遊んだりおかずだけを食べてお米を食べなかったりすることがよくあります。また、集中力がなくなり食べることが遅かったり、投げたりとお父さんやお母さんもイライラしがちになります。
そんな子どもの食事で一番の悩みが、お米を食べずにおかずだけ食べてしまうことです。
お米・白米を食べなくなると食事量も減り、ご飯の後にお菓子をねだったりもします。そんなお米を食べない子どもに試してほしい方法をいくつかご紹介します。
実際に私の息子(1歳11ヶ月)はこの方法でお米を食べるようにもなりました。
お米を食べない原因は
まず、大事なのは「なぜ、お米を食べない」のかが重要になります。
お米を食べない理由
- お米に飽きている
- おかずが多い
- お米の味が気に入らない
- お腹が減っていない
他にも理由はあるかもしれませんが、だいたいこの4つに当てはまると思います。
では、理由がわかった上で、お米を食べるようにするにはどうしたらいいのかというと方法はたくさんあります。我が家で試したいくつかをご紹介します。
お米を食べてもらう方法
方法はいろいろとあり、全て試してみて子どもに合う方法を見つけることが大切です。
ふりかけをかける
これは簡単な方法です。子どもがアンパンマンが好きであれば、アンパンマンのふりかけをかけてあげたり、自分でかけさしてみたりすると楽しくなりお米を食べるようにもなります。
お米に味を付ける(変える)
そもそもお米はおかずに比べて味が薄く、おかずと一緒に食べるものという感覚がありません。ですから、大人がお米が進むというような思いにもならないのです。
例えばカレーやハヤシライスなど、お米自体に味を付ける料理などをしてみると、意外にモリモリと食べだしたりします。
おかずの量を減らす
さきほどと似ていますが、カレーやハヤシライスはおかずもなく、カレーが一品という料理になります。チャーハンも同じです。そもそもお米の料理しかなければ、それしか食べるものがないという考え方です。
また、おかずの量を減らし、テーブルには他の物を置かないようにすると、最初はおかずを食べますが、子どもの食べるスイッチ(集中)が入ると、残るお米も少しずつ食べるようになります。
おにぎりにする
ラップに包んでおにぎりにするのも有効的な方法です。また、鮭や昆布などを入れて見た目も良くすることで、子どもは特別感をもって食べるようになります。
ラップに包んであげた後、子どもに自分で握らせるのも効果抜群です。自分で作ると楽しくなり、さらに自分で食べるようにもなります。
年齢やタイミングによって組み合わせる
上記のように方法をいくつかご紹介しましたが、私の息子も1つの方法で上手くいったわけではありません。
全ての方法を試して毎回食べるようになりますが、何度か繰り返すと当たり前になり飽きてしまいます。1つの方法を試して食べてくれたからといっても飽きてしまわないようにいくつか食べる方法をもっておくことが重要です。
また、1つの方法にこだわらずに方法を組み合わせて使うことで子どもの飽きを解消することもできます。
例えば、おにぎりにふりかけをかけてみたり、カレーライスのご飯を全て丸めてみたりと方法は組み合わせるだけでいくつもでてきます。
こういった方法で、子どもが楽しくご飯を食べ、更にお米も食べるようにしてあげましょう。
一番効果的なのはお手本を見せる
いろいろな方法をご紹介しましたが、どの方法をとってもイヤイヤ期や不機嫌な時は、どれも拒否したりします。
そういった時は、食べるお手本を見せてあげることが大切です。お父さんやお母さんが、大きい口で「パク!モグモグ!」と楽しくお米と食べているところを見せてあげましょう。
大人もそうですが、人が食べているものがほしくなったり、美味しそうに見えたりします。子どもも同じです。
お父さんやお母さんが楽しく美味しそうに食べていると自分も食べたくなると思います。また、子どものお更にお米があるにもかかわらず、お父さんやお母さんのお米を欲しがったりもします。
そういった時は、お父さんやお母さんのお茶碗で子どもに食べさせてみてください。嬉しそうに食べたりもします。
お米を食べない子どものお父さんやお母さんへ
どうでしたか?いろいろな方法をご紹介しましたが、全て我が家で試した方法です。
もちろん子どもの好みなどで食べてくれる方法は違いますが、いろいろな方法を持っているだけで子どもは少しずつ食べてくれるようになります。
いろいろと試してもあまり食べないと悩んでいるお父さんやお母さんは、焦る必要はないです。
上記のような方法を紹介しておきならが、「なんだよ!」と思うかもしれませんが、欧米などの他の国ではお米を食べない食事がほとんどです。
お米を食べなくてもしっかりとした栄養や量を取っていれば、子どもは元気に育つと思います。ですから、悩みすぎたりイライラしたりしないように自分の中でも気持ちに線引きをするようにしましょう。
この気持ちをもって、いろいろな方法を試してあげてください。お父さんやお母さんが気持ちに余裕を持って接することで子どもも落ち着いて少しずつではありますが、お米を食べていってくれると思います。
諦めず、無理せず、頑張っていきましょう!