子どものイヤイヤ期や機嫌が悪い時に物事をスムーズに進める方法-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

子どものイヤイヤ期や機嫌が悪い時に物事をスムーズに進める方法

公開日:

#子ども#成長#生活

子どものイヤイヤ期や機嫌が悪い時に物事をスムーズに進める方法

子どもがイヤイヤ期に入ったり、機嫌が悪くなり全てに対して怒ってしまったりすることがよくあります。

そういった時、お父さんやお母さんは困り果ててしまうことがあるかと思います。

また、こういった手に負えない状態まで泣いたり怒ったりしていると、物事がスムーズに進まなくお父さんやお母さんもイライラしてしまったりすることもあります。

そうならないために、なぜ子どもは全てに対して怒ってしまうのかを考えてみてはいかかですか?

今回は、そんな子どもの様子や対処法を体験談と一緒にご紹介します。

  1. 子どもは自分で切り替えできない
  2. 子どもが泣いたり怒ったりした時の対処法
  3. 落ち着いてからの行動
  4. 大人も経験があるはず

子どもは自分で切り替えできない

大人は仕事や家庭で問題が起きたり、腹が立つことがあっても気持ちの切り替えができます。ですが、子どもは気持ちや考え方の切り替えがなかなかできません。

大人はできて子どもはできないということに対して、経験と年齢がかかわってくると思っています。大人は切り替えしないといけない状況をいくつも経験してきており、その都度、気持ちの切り替えをして徐々に切り替えの時間も早くなってきていると思います。

ですが、子どもはそういった経験を現在しているところです。ですから、切り替えはできなくて当たり前なのです。

また、年齢を重ね成長することにより、コミュニケーションや物事を伝える方法を身に付けて上手く相手に伝えることで、イライラせずにスムーズなやりとりができるようになります。

こちらも子どもには、なかなか難しいものになります。単語は話せるが、2語文はあやふやな状態でお父さんやお母さんに何かを伝える時は時間がかかります。

また、伝えてもお父さんやお母さんが伝えたことと違うことをしていると子どもは我慢できず怒ってしまいます。

このような年齢による成長と経験不足から子どもは気持ちの切り替えができないと思います。

子どもが泣いたり怒ったりした時の対処法

子どもは一度、泣いたり怒ったりすると自分の限界以上の感情になった場合、周りが見えなくなり自分の考えや怒りなどでいっぱいになります。

そうすると、お父さんやお母さんが何を言っても、その言葉が子どもの頭に入る隙間はありません。

そういった時に子どもの気持ちを落ち着かせることが重要です。気持ちを落ち着かせるためには、子どもの頭の中に隙間を作ることから始めて下さい。

その場から離れる

子どもは怒ったり泣いたりしている時の状況を頭の中にいっぱい貯め込みます。そうすると頭の中には隙間なく怒りと悲しみでいっぱいになります。

また、目で見た情報も頭の中に蓄積されるので、怒ったり泣いたりした場所から離れることにより、目から入る情報を違うものに変えてあげることで、怒りと悲しみ以外の情報も頭の中に入ります。それが少しずつ隙間となり子どもに落ち着きを持てる状態になっていきます。

話しかけない・むやみに触れない

これは状況にもよりますが、怒ったり泣いている時に話しかけるとそれに対しても「うるさい」「そうじゃない」という気持ちがでてきます。

また、「よしよし」と頭を撫でたりして無理に落ち着かせるようにしても、子どもは伝わっていないと思い、さらにヒートアップすることがあります。

子どもの様子をみて、落ち着き始めたぐらいから声をかけるようにしてみてください。

落ち着いてからの行動

子どもが落ち着いて少し話も出来る状態になったら、すぐに元の状態に戻すのではなく、しっかりと話をするようにしましょう。

我が家の例をお話します。

イスに座らずに膝の上に座ってご飯を食べたいと言い、イスに座らずに泣いて怒ってしまい、手が付けれない状態になりました。また、一度膝の上でご飯を食べると次からはイスに座ることができなくなり、次も膝の上に座るということになります。

ですから、イスに座ってご飯を食べるようにしたいと思いましが、子どもは泣き怒り大変な状態になりました。

この時の対処法

一度、別の部屋に抱っこして連れて行き、何も話さずに窓から外を2人でみていました。時間にすると2~3分ほどです。

そうすると子どもは泣くことをやめました。次に窓の外を見て指差ししたりします。これにより頭の中の怒りや悲しみでいっぱいになっていたのが、窓の外の情報も入るようになりました。

その後、「ご飯はイスに座って食べるもの」ということを繰り返し静かな声で何度も言います。最初は「イヤ」と首を振りますが怒りもせずに首を振るだけです。これで話ができるぐらい落ち着いているのがわかります。

あとは、何度も「ご飯はイスに座って食べるもの」ということを優しく静かな声で教えてあげるように話をするだけです。

そうすると子どもは「ご飯はイスに座って食べない」ということを理解したけど「ご飯はイスに座って食べるもの」ということが伝わり、座ることを了承しました。

ここがポイントです!子どもが自分から「座る」や「はいorうん」と返事をしてから元の部屋に戻るようにしてください。

これによって、子どもは素直に座るようになります。

こういった行動の途中で、再度ヒートアップするようであれば最初からやり直せばOKです。

大人も経験があるはず

お父さんやお母さんも気持ちが落ち着かずにどんどんヒートアップしていったことはありませんか?

その時、自分でどうやって落ち着かせていましたか?今、思い出している方法で落ち着く行動を取っていたと思います。

それを子どもにしてあげることが大切です。子どもはその経験がないので落ち着かせる方法を知りません。ですから、イヤイヤと駄々をこねる子どもに対して怒るのではなく、自分が経験したことをしてあげてみてください。

子どもはあなたの分身と同じです。お父さんやお母さんが自分で落ち着く方法を子どもにしてあげるだけで子どもはきっと落ち着いて話を聞くようになります。

時間と気持ちに余裕を持って接するようにしてみてください。