赤ちゃん・子どもが40度の熱を出した時の対処法-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

赤ちゃん・子どもが40度の熱を出した時の対処法

赤ちゃん・子どもが40度の熱を出した時の対処法

幼児や乳児が熱を出し高い場合、いろいろと不安にもなります。また、咳や震え・発疹なども症状として出ていたり、元気がなく少しぐったりとしていることがよくあります。

幼い子どもは自分の体調を上手く伝えれず、頭痛があったり足が冷たく寒い状態でもお父さんやお母さんに伝えられずにいる場合が多いです。

40℃近い高熱を出していて病院で診てもらってもインフルじゃなかったりすることも多く、子どもの発熱にはいろいろな病気が隠れています。

子どもが高熱を出した時の対処や処置をまとめてみましたので、ご紹介します。

  1. 子どもの発熱について
  2. 子どもが40℃近くの熱があるとき
  3. 40℃近くの熱がある場合の自宅での対応
  4. 解熱剤の使用について
  5. 高熱時の入浴(お風呂)について
  6. 発熱時の熱性けいれんには注意

子どもの発熱について

子どもは大人に比べて体温が高く、すぐに体温が上がってしまいます。これは、動き回ったりお風呂に入ったり泣いたり食事後など様々な場面で体温が急に上がったりします。

ですが、こういった場合は特にもんだいありません。そもそも子どもの平熱が一般的に37℃前後と言われています。(平熱には個人差があります)

基本的に子どもが上記のような内容以外で発熱するには、ウイルスや細菌が体内に入り、感染したり体に異常がみられると発熱します。

これは、体内のウイルスや細菌を熱で退治するために起こる現象です。ですから、できるかぎり解熱剤を使わない方がいいとも言われています。

子どもが40℃近くの熱があるとき

40℃前後の高熱が出るとお父さんやお母さんは慌ててしまったり、どうしたらいいのかと悩んだりすることが多いです。

ですが、元々体温が高い子どもは高熱になりやすく、しっかりとした対応をすれば問題ありません。

まず、38℃以上の熱が出た場合は、すぐに病院を受診するようにしてください。

病院での検査に関しては、その時期の流行の病気やインフルエンザ・アデノウイルスなどの検査を行うことが多く、こういった病気をいち早く見つけ感染を防ぐようになっています。

このような検査は、発熱後24時間ほどで検査に引っかかってきます。病気によっては12時間や6時間の場合もあります。

ですが、どの検査でも確認が見られない場合には、経過観察になります。日が経つと症状にも変化が出てくるものもあり、その変化で病気を診断することになります。

例えば、突発性発疹などが分かりやすいと思います。高熱後に発疹が全身に出ることにより診断を確定することができますが、発熱時にはウイルスや細菌は見つからず風邪という診断になりやすかったりもします。

発熱があった際は、必ず病院で受診するようにしましょう。お父さんやお母さんの行動の第一歩は子どもを病院に連れて行くところから始まります。

40℃近くの熱がある場合の自宅での対応

子どもの状態をしっかりと観察して下さい。

注意するポイント

  • 水分をとれない
  • 動かなくぐったりしている
  • 何日も熱が続く
  • 嘔吐や下痢がひどい

こういった状態であれば、再度受診するようにしてください。医師の指示に従って看病をするようにしましょう。

発熱時には氷枕などで体温を下げるようにしてください。幼い子どもは氷枕などを嫌がる場合があります。そういった時は寝かしつけてから氷枕に厚手のタオルなどを巻いて頭の下に敷くようにしましょう。

薄いタオルなどを使うと冷たすぎたり起きてしまったりすることが多いです。

また、定期的に水分を取り、食事を食べない場合は、食べやすいものや果物などを与えるようにしましょう。

解熱剤の使用について

発熱はウイルスや細菌を退治するために熱を上げてウイルスや細菌を撃退しています。ですから、発熱したからといってすぐに解熱剤を使って熱を下げないようにしましょう。

ですが、何日も寝れていない・水分や食事が取れていないなどの症状がある場合は、一度解熱剤を使って身体を休めるようにしてください。

解熱剤を使う目安としては、38.5℃以上の熱で使用するようにしていただき、解熱剤の種類にもよりますが、連続して使わないようにしてください。投与間隔は解熱剤の使用方法をよく読んでいただいたり、医師の指示に従って時間を空けるようにしてください。

高熱時の入浴(お風呂)について

発熱があってもお風呂に入ってはいけないということはありません。

昔は、熱があるとお風呂に入らないと言われていましたが、それは銭湯にいく習慣があったころの話になります。銭湯に行って帰ってくる間に湯冷めし悪化するためこういったことが言われていました。

現在では、自宅にお風呂があるお家がほとんどで、室内を十分な室温にしていれば問題ありません。

ただし、お風呂に入ることに関しては体力をすごく使うので、子どもがぐったりしていたりする場合は無理に入る必要はありません。

そういった場合は、シャワーだけで汗を流したり、濡れタオルなどで汗を拭きとるようにしてあげましょう。

発熱時の熱性けいれんには注意

生後6ヶ月~5歳ぐらいまでの子どもには発熱時に熱性けいれんや意識障害を起こす事もあります。

成長にともない6歳前後で熱性けいれんは出なくなりますが、それまでは発熱時には注意が必要です。熱性けいれんは症状が様々です。

手足をかたくしたり、ひきつけや目を見開いたり、目の焦点が合わなかったりといろいろとあります。

子どもが発熱した際は、こういった症状に気をつけるようにしましょう。