赤ちゃんの1カ月健診の内容と目的
出産後に自宅で赤ちゃんの子育てで大変だと思いますが、1ヵ月健診は赤ちゃんにとって大事な健診になります。
初めての赤ちゃんだと、1ヵ月健診で何をするのかどんな内容なのかと気になる方も多いと思います。そんな、赤ちゃんの1ヵ月健診をまとめましたので、ブログでご紹介します。
12月に入り、私の娘も生後1ヶ月になったので、1ヵ月健診を受けてきました。その時の内容なども記載させていただきます。
1ヵ月健診とは?目的は?
生後1ヶ月頃に行う赤ちゃんの健康診断が1ヵ月健診です。
産後のお母さんの健診もこの時期にあるので、病院によって同時に健診をしてくれるところもあれば、別々の日になることもあります。
また、1ヵ月健診は、赤ちゃんの成長や様子を確認したり、基本的な測定や体のチェックなどを行います。問診も行いますので、お母さんやお父さんは、日頃の赤ちゃんの様子・生活内容を把握して伝えるようにしましょう。
また、子育てで不安に思っていることや聞きたいことなども相談できるので、気になることは1ヵ月健診でいろいろと相談するようにしましょう。
1ヵ月健診へ行く際の持ち物や服装
1ヵ月健診は、赤ちゃんにとって初めての健康診断です。また、産後から自宅で子育てをしていて初めての外出にもなることが多く、持ち物は多くなります。
病院に必要な物
- 産院の診察券
- 母親の保険証
- 赤ちゃんの保険証(あれば)
- 母子手帳
- 乳幼児医療証
- 乳児検診無料券(自治体や地域によって異なります)
上記が、病院で1ヵ月健診をする時に必要になるものになります。ですが、赤ちゃんは初めての外出でもあり、病院での健診は待ち時間も長くその他にも準備することがたくさんあります。
赤ちゃんに必要な物
- 着替え(待ち時間にもよるので2セットほど)
- お尻拭き、オムツ4枚ほど
- ミルク、授乳ケープ
- ガーゼ、タオル類(ミルクを吐いた時など)
必要な物を箇条書きにすると少なく思いますが、鞄に入れてみると意外に大荷物になったりもします。また、付き添いがいる方は、荷物をもってもらうようにして病院にいきましょう。
付き添いの方がいない場合は、一人で荷物を持って病院にいくことになるので、新生児用のベビーカーや抱っこ紐などを使って両手を自由に動かせる状態で行くようにしましょう。
赤ちゃんの服装について
お家で着ている服装で問題ないですが、季節によっては寒かったり暑かったりするので、季節に合わせておくるみやブランケットなどを重ねたりして対応して下さい。基本的には、脱ぎやすい服装で健診を受けるようにしてください。
外の気温と病院内の室温の差が激しい時期は、赤ちゃんが汗をかいたり、寒くなったりします。ですが、病院によっては着替える時間がなかったり場所がなかったりすることもあるので、おくるみやブランケットなどで赤ちゃんの適温を確保するようにしてください。
1ヵ月健診の内容と費用
健診内容は簡単な測定から体のチェックまでいろいろとあります。
- 身長、体重測定
- カラダ全体のチェック
- 反射確認
- 問診
問診は、日頃の生活環境や状況をしっかりと伝えるようにしましょう。例えば、ミルクの回数・量、うんちの色や量なども重要な内容になります。
1ヵ月健診での重視してみるポイント
- 首のしこり
- 大泉門
- ヘソ
- 首の上がり具合
首のしこりやリンパ節が腫れていないかを確認します。また、大泉門(頭の上部のへこみ部分)の膨らみ具合のチェックをします。開き具合で病気の診断もできます。
ヘソに関しては、乾燥具合などをチェックします。赤ちゃんによってへその緒が取れる日数も違います。状態によっては、臍ヘルニアということもあるので、しっかりと診てもらいましょう。
首は、上がり方で筋肉の成長や力が適度に抜けているかという運動機能を診てもらいます。
1ヵ月健診にかかる費用について
1ヵ月健診は地域や自治体や病院によって異なります。
通常、実費だと3,000円~5,000円程度になりますが、自治体によって乳児健診無料券などもあります。また、産院での健診の場合、出産費用と一緒に支払っている場合もありますので、1ヵ月健診の費用が気になる方は、健診を受ける病院・自治体制度などを確認してみてください。
1ヵ月健診の重要性
1ヵ月健診は、母子ともの重要な健診になります。産まれてから1ヵ月で赤ちゃんはいろいろな変化や成長をしています。私の娘も1ヵ月で3cmも身長がのびており、しっかりと成長していました。
1ヵ月健診に行くことで、身体の異常も早期発見ができ治療が必要な場合もすぐに対応ができます。早めの治療をすることで、赤ちゃんへの負担も減ります。
また、母乳のみで育てている場合は、なかなか大きく成長しないことが多いそうで、ミルクとの混合に切り替えるかなども相談できます。
私が1ヵ月健診で重視しているのは、産まれてから1ヵ月での変化と今度の不安要素を聞く事ができるということです。
私の娘の健診では、赤ちゃん特有の赤み・黄疸はどのくらいでどういう対応をするれば減るのか、寝ている時に寝言や寝泣き(叫ぶ)などを頻繁にしているが問題ないのかなどを聞くようにしました。
こういったちょっとした内容でも、専門医に聞くことで、対応方法や経過などを詳しく知ることができます。
小さな不安がたくさんある方は、この1ヵ月健診でいろいろと聞くようにしましょう。