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妊婦健康診査(妊婦健診)の大事さを知ろう

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#妊婦#生活

妊婦健康診査(妊婦健診)の大事さを知ろう

妊婦健診を正しく言うと「妊婦健康診査」と言います。妊娠すると妊婦健康診査(妊婦健診)を定期的に受けることになります。

初めて妊娠すると妊婦健康診査(妊婦健診)のことは、よくわからなかったり、頻度・費用・スケジュールはどうしたらいいのかと気になる方も多いと思います。

また、赤ちゃんが産まれるまでにどのくらいの回数をするのか、妊娠していつから受けるのかなど、初めて妊娠される方はわからないことだらけだです。

そんな、ちょっとした疑問や気になる事を少しでも知ってもらえるように「妊婦健康診査(妊婦健診)」をご紹介します。

  1. 妊婦健康診査(妊婦健診)とは?
  2. 妊婦健康診査(妊婦健診)の頻度と回数について
  3. 妊婦健康診査(妊婦健診)の費用はどのくらい?
  4. 妊婦健康診査(妊婦健診)から使える補助券
  5. 妊婦健康診査(妊婦健診)は必ず受けましょう

妊婦健康診査(妊婦健診)とは?

妊婦健康診査(妊婦健診)は、お母さんとお腹の中の赤ちゃんの健康状態や妊娠の進み具合・赤ちゃんの成長などをチェックするために行います。

妊娠中は、お母さんによっていろいろな変化が起きます。100人のお母さんがいれば100通りの痛みや状態があります。また、自覚症状がなく順調に妊娠が進んでいてもトラブルなどが隠れている場合もあります。

そういったことが早期発見になったり、健康に進んでいる様子を確認するためには、妊婦健康診査(妊婦健診)が必要になってきます。ですから、定期的に妊婦健康診査(妊婦健診)を受けることになるのです。

ですが、出血や腹痛などで「いつもと違う」「おかしい」と少しでも感じた時は、すぐに受診するようにしてください。お母さんの判断がお腹の中の赤ちゃんを助けることにもなります。

妊婦健康診査(妊婦健診)の頻度・回数と検査内容について

妊娠23週まで
(6ヶ月末)
4週間に1回
妊娠24週~35週
(7~9ヶ月末)
2週間に1回
妊娠36週以上から出産まで
(10ヶ月以降)
毎週に1回

回数は初診が早かったりすると個人によって変わってきますので、上記は目安の回数になっています。

妊婦健康診査(妊婦健診)の検査内容

妊娠初期に行われる検査
血液検査、子宮頸がん検査など

【血液検査内容】
血液型-ABO式・Rh式、不規則抗体検査、貧血の有無、梅毒血清反応、B型肝炎ウイルス抗原検査、C型肝炎ウイルス抗体検査、風しんウイルス抗体検査、HTLV-1抗体検査

※貧血検査:初期・中期・末期に各1回ずつ
※HTLV-1抗体検査は中期以降でもOK

定期健康診査で毎回行う検査
子宮底の長さ・腹囲の測定、胎児の大きさ・位置、胎児心音の確認、体重測定、血圧測定、尿検査(たんぱく・糖)、むくみの有無など
妊娠中に行う検査
超音波検査(胎児発育・胎盤の位置、羊水量、子宮頸管長など)、胎児・胎盤機能検査(NST)、血糖値、血液凝固検査、HIV抗体検査、性器クラミジア検査、B群溶血性連鎖球菌検査
妊娠中に必要に応じて行う検査
心電図、胸部X線撮影、肝機能・腎機能検査、骨盤X線検査、トキソプラズマ抗体検査など

検査内容にないものも必要に応じて検査をすることがありますので、その際は受診している医師にご相談してみて下さい。

これらの検査は全てが大事な検査になります。お母さんと赤ちゃんの健康の確認も田字ですが、血液検査をみても大事さがわかります。

出産時に出血が大量にあった場合でも血液検査をしていると迅速な対応と準備ができます。

また、B型肝炎ウイルス抗原検査はお母さんがウイルスをもっていると出産時に赤ちゃんに感染することがあるため、事前の検査をしておくことで母子感染を防ぐために、産まれてからすぐに免疫グロブリン・ワクチンを接種することもできるのです。

このような、検査の一つ一つがお母さんや赤ちゃんにとって大事な検査になっています。

妊婦健康診査(妊婦健診)の費用はどのくらい?

健診費用は初診の場合と2回目以降で値段が変わってきます。初診の費用は約5,000~10,000円と言われています。

このように値段に幅があったり、高いのは健康保険が適応されないからです。病院によって値段も変わってきます。

2回目以降の費用は、5,000円ほどに落ち着くとは思いますが、それでも毎回の健診には高くつきます。

健診回数が一般的な14回で計算しても健診だけで合計が10万円ほどもかかることになります。また、検査項目などが増える場合は、さらに負担額があがります。

ただし、妊娠に関しての検査は保険適応外ですが、妊娠中のケガや病気に関しての治療・検査などは健康保険が適応されますので、ケガ・病気になった場合は受付で聞いてみて下さい。

妊婦健康診査(妊婦健診)から使える補助券

妊婦健康診査(妊婦健診)の健診費用だけでもすごい負担額になってきます。ですが、自治体などが助成金として費用を払ってくれたりもします。

妊娠での補助券(妊婦健康診査受診票)は妊婦健康診査(妊婦健診)の費用を補助してくれるチケットです。地域は自治体によって金額・回数は違いますが、しっかりと受け取り使うようにしてください。

補助券(妊婦健康診査受診票)を受けとるには、母子手帳を受けとる時に同時発行されるので、妊娠がわかればすぐに母子手帳を受け取る様にしましょう。

あまり、おそくなり妊婦健康診査(妊婦健診)を何度も受けたあとに貰いにいくとチケットが余ってしますこともありますので、しっかりと受け取り出産までに使い切るようにすると負担額も軽減できます。

妊婦健康診査(妊婦健診)は必ず受けましょう

妊婦健康診査(妊婦健診)は、お母さんや赤ちゃんへの健康状態から出産までを安全にするために必要な健診です。妊娠して出産までは長い期間ですが、その間に何度も健診に行くようになります。

その時の健診の回数や金額などを考えてしまうと、ため息をつきたくなるかもしれませんが、健診の目的と金額の負担軽減をしっかりと理解することで、軽い気持ちで健診に行けるようになると思います。

また、最初はお腹の中の赤ちゃんに実感がないかもしれませんが、徐々に成長しエコーでの検査で、顔が見れたり、手の置く場所が毎回同じだったりとクセを見つけることもできます。

お母さんのお腹の中ですくすくと元気に育つ赤ちゃんをしっかりと自分の目で確認できるのも妊婦健康診査(妊婦健診)の1つの楽しみにもなります。

お母さんとお腹の中の赤ちゃんの2人で行かずに、お父さんも一緒に3人で行くことで、いろいろな話もできるかと思いますので、ぜひ健診にはお父さんとお腹の中の赤ちゃんと3人で行ってみてください!