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赤ちゃんへの母乳と母乳を与えるための知識

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#乳児#新生児#生活#食事

赤ちゃんへの母乳と母乳を与えるための知識

赤ちゃんが産まれると、ご家庭の事情やお母さんの状態にもより、いろいろな子育ての形があります。

その中でも赤ちゃんの食事には、悩んだりいろいろな意見がありますが、一番は赤ちゃんとお母さん・ご家族が元気に生活できるスタイルで子育てをすることが大事になってきます。

赤ちゃんの食事で悩むことと言えば、母乳や粉ミルクなどをどのように与えて育てるかです。

母乳のみで育てる方、母乳とミルクの両方で育てる方、ミルクのみで育てる方など様々なスタイルがあると思います。今回は、その中でも母乳を与えるお母さんに読んで頂きたい内容になっています。

また、母乳をあげたくても出にくい方なども母乳に関して少しでも情報になればと思っています。

  1. 母乳の栄養は赤ちゃんにとってはどうなの?
  2. 母乳を少しでもよく出すための行動
  3. 母乳の量は足りているの?
  4. 母乳を与えるお母さんについて
  5. 母乳を飲む赤ちゃんについて
  6. 栄養満点の母乳で元気な赤ちゃんを

母乳の栄養は赤ちゃんにとってはどうなの?

母乳の栄養は赤ちゃんにとっては、最高の食事と言われたりしています。成長に必要な栄養が含まれており、さらにいろいろな免疫物質が赤ちゃんへ良い影響を与え、病気から守ってくれたりもします。

いろいろな栄養素が含まれる母乳は、赤ちゃんにとっては大事な食事です。生後5か月までは母乳だけで十分に育つとも言われているぐらい栄養満点になっています。

お母さんの体の回復も母乳を与えることで子宮の収縮が進んだりもします。また、SIDSの発症も減少されるとも言われているため、母乳が順調にでる方や少しでも与えられる方は、お母さんのペースでも構わないと思うので母乳を与えることをオススメします。

ただし、母乳が出にくかったり、乳首が切れて痛いなど様々な理由で、赤ちゃんにあげることができないお母さんもいらっしゃるかと思います。ですが、落ち込むことはないです。ミルクを与えるときでもしっかりと抱いて与えることで、お母さんの温もりを感じながら赤ちゃんは育っていきます。

母乳を少しでもよく出すための行動

産後、1週間ぐらいから母乳の量も徐々に増えてきます。もちろん母乳の量は個人差もありますが、最初は自分のペースで与えることが大事です。焦らずゆっくりと進めていきましょう。

産まれたばかりの赤ちゃんには時間・量は気にせず赤ちゃんが欲しがるタイミングで与えるようにすると良いそうです。そうすることで、乳首への刺激が頻繁になりお母さんの脳へ伝わり徐々に母乳を出すホルモンが分泌し活発になっていきます。

母乳の分泌が安定するまでに産後から約2週間~1ヶ月ほどになります。ただし、個人差もあるのであまり期間を気にし過ぎないようにしましょう!

また、初めての赤ちゃんの場合、お母さんも初心者だと考えてください。赤ちゃんが上手く吸うことができないように、お母さんも上手く与えることができないのです。焦らずゆっくりと落ち着いて与えましょう。

母乳の量は足りているの?

毎回、赤ちゃんが母乳を飲むときのペースや量はバラバラです。もちろん、飲んでいる時間もバラバラになるので、しっかりと飲めているのか・量は足りているのかと心配になります。

1ヶ月健診で体重や成長度合いなども診てくれます。それまでは、赤ちゃんが母乳を欲しがるたびに与えるといいそうです。母乳の量や成長に心配であれば、母子健康手帳の身体発育曲線で体重の増え方を記録することで、赤ちゃんがしっかりと成長できているか確認することができます。

また、体重が増えない・出生時から体重が少ないという赤ちゃんは、1ヶ月健診を待たずに相談したり健診をしてくれる医療施設もあるので確認してみてください。

母乳を与えるお母さんについて

当たり前ですが、お母さんが母乳を与えることができます。お父さんはでません。
お父さんは見守ることしかできないのです。ですが、母乳はお母さんの体調や状態によって量などが変わってくるので、お父さんはお母さんをサポートすることで赤ちゃんに間接的に母乳を与えれます!

バランスよく食事をする

母乳はお母さんの血液からできています。母乳を良い状態・量はバランスの良い食事が大事です。母乳はお母さんの水分を取ってしまうので、水分をしっかり取ることでお母さんの体調も維持できます。水分が不足すると便秘などに悩むことにもなります。

体は常に弱っている

産後は交通事故に遭ったと同じぐらいダメージを受けていると言われています。そんな状態で疲労や精神的なストレスも母乳に影響すると言われています。また、夜泣きや夜の授乳などで体はなかなか回復しない状態になっています。

ですから、休める時は少しの時間でも横になり、体を休めることが大事です。また、寝なくても目を閉じて横になるだけで脳は回復するとも言われています。そういった回復を少しでもできるようにお父さんや家族は協力するようにしましょう!

母乳を飲む赤ちゃんについて

お腹の中では、口から栄養を取っておらず、産後初めて口から母乳をもらい栄養を受けとることができます。口に入れることも初めてな赤ちゃんはいろいろなことが大切になってきます。

授乳のリズム

ある程度、授乳が進むと赤ちゃんが1回で飲む量が増えてきます。そうすると授乳の間隔があくようになり、決まった時間帯で飲むようになってきます。こうしたリズムが赤ちゃんにとって大事なことになります。食事を集中して飲むようにもなります。

授乳後のゲップ

授乳をすると一緒に空気も吸い込んでしまいます。ですが、赤ちゃんは自分でうまくゲップをすることができません。

飲ませた後は、赤ちゃんの体を真っ直ぐに立てて肩に抱くようにし背中を軽くさすることでゲップを出してくれたりします。しっかりとゲップを出す事で、授乳後に吐くことも減ったりします。

吐くことは悪くない

赤ちゃんの胃の形は大人と違います。入口のしまりが良くないので横になったりゲップを上手く出せなかったりすると、すぐに吐いたりもします。

「溢乳(いつにゅう)」といい吐いたあとは元気であれば心配することはないです。ただし、毎回吐く・吐き方がどんどん激しくなる・体重が増えないといったことがある場合は小児科で診察してもらうようにしましょう。

栄養満点の母乳で元気な赤ちゃんを

母乳は栄養満点で赤ちゃんには最適な食事になっています。すくすくと育つためには他にはないと言っても間違いではないかと思います。

母乳とお母さんやお父さんの愛情を受けて元気な赤ちゃんが育ちます。もちろん、母乳が出にくかったり、ミルクで育てているご家庭でも母乳では得られないメリットもあります。どのような子育てでもメリットはあり、お母さんやお父さんから受ける愛情は変わりません!

「母乳でないといけない!」「母乳を与えるから愛情が湧く」などと批判的な意見もよく目にしますが、母乳であろうとミルクであろうと、赤ちゃんのことを一番に考えているのは、お母さんやお父さんです。

私は、お母さんやお父さんが笑顔でしっかりと子育てできるように少しでも役立つ情報を発信していきます!
最後まで読んで頂きありがとうございました。