赤ちゃんを出産する時のパパの役割は理解していますか!?
赤ちゃんが産まれるまでにお母さんはいろいろと準備をします。
ただ、お父さんは仕事が忙しかったり、帰宅が遅かったりとなかなか出産に参加することができないこともあるかと思います。
また、何をしていいのかわからないお父さんも多いと思います。そんなお父さんの1人が私でした。いざ、お母さんに陣痛が来たらどうしたらいいか?どういう対応を取ればいいのか?などをご紹介します。
世の中のお父さん!この記事を何げなく読んでいるパパ!
少しでも知識を入れているだけで、急にくる陣痛や出産にも体が対応してくれるようになるので、気軽な気持ちで読んでみてください。
妊娠しているお母さんの状況を把握しよう!
妊娠しているといろいろなことが出来なくなります。例えば家事です。お腹が出てくるので洗い物をしようとしてもシンクにお腹が当たったりして時間がかかったりします。
また、洗濯物を干すのみ手を上にあげるとも辛くなります。これはお腹が大きくなればなるほど辛くなります。また、つわりがなくなっても、ご飯を食べたら気持ち悪くなったり、思っていたよりも食べれなかったりもします。
そういった家事などが出来ずに焦ってしまったり、お父さんが率先してやっていても「申し訳ない」という気持ちが出て後ろめたい気持ちになる方もいます。
お腹が大きくなると夜も寝やすい体勢で寝ることができなく、お腹の中の赤ちゃんが起きているとお腹を蹴って熟睡できないこともあります。
そういったことをお父さんは理解することが一番です。私も妊婦さんを100%理解しているかと言われると、たぶん30%も理解できていないかもしれません。妊婦経験がないお父さんにはどうしても自分から理解しようという気持ちがあっても30%ぐらいが限界かなと私は考えています。
ですから、その30%が重要になってくると思います。
お父さんが出産前にしておくこと
- 子どもが居る場合は陣痛時はどう動くかルールを決める
- 入院に必要な物はどこにあるのか、いつ病院に持ってくのかを確認
- 朝、昼、夕方、夜中のいつ陣痛がきても対応できるようにする
- 車の免許がない場合は移動手段を確保する
- 陣痛や出産時の仕事を調節できるか確認する
このようなことをお父さんは、確認することが大事です。
基本的には入院準備以外はお父さんの役割は確認とお母さんの誘導になります。他に子どもが居る場合は、出産時にお母さんは入院することになるので、子どもとの生活をどうするのかを話し合わないといけません。
また、入院する時の必要な物は玄関近くに置いておき、陣痛がくるとすぐに車に運び込むようにしましょう。陣痛がきたお母さんと同時に出るのではなく荷物を運びこんで、しっかりと付き添ってくるようにしてください。
階段や段差などの注意して移動するところに対してもお母さんは注意不足に陥ります。そういった危険がないかはお父さんが確認する必要があります。
重要な事は陣痛が、どの時間帯に来ても対応できるように簡単でもいいので頭でシミュレーションしておくことが大事です。
朝方・昼間・夕方・夜中によって動き方が変わってきます。病院が空いている時間はいつか、渋滞しにくい道、子どもが学校や保育園から帰る時間など、時間帯によって陣痛に対応する以外のことも多くなってきます。
ですから、お父さんの役割は確認や決め事を作ることが大事になっています。
1人目の出産と2人目の出産の違い
私の家庭では、先日2人目が産まれました。
1人目の時は夜中の陣痛で、陣痛開始から40時間後に出産になり、時間が凄くかかりました。そのため会社との勤務時間の調整が大変になりました。予定日の仕事の調整だけでなくその前後の日の調整も大事です。
また、2人目を出産した際は、1人目が1歳7か月なので保育園に預けるか、出産を立ち会わずに1人目と一緒に過ごすかということになります。出産に立ち会う場合は、子どもを保育園に預けてからになるので、そういった時間も確認が必要です。
また、どちらも夜中に陣痛がきましたが、対応は全然違いました。
1人目の時は、入院するものは前から車に積んでいましたが、2人目の時は日常的に車を使うので荷物は玄関に置いてあり、夜中に起きてすぐに荷物を積む作業からスタートになります。
また、夜中の陣痛なので1人目の子どもが寝ていても出かける準備(着替えなど)をして一緒に病院まで連れて行くことになります。その際に、眠たい子どもは不機嫌で言う事を聞いてくれないので日頃からのコミュニケーションが大事になります。
その時のお母さんは病院へ連絡したり、着替えがスムーズにできなかったりと他のことができない状況になりますので、その他のことはお父さんだけですることになります。
陣痛・出産時にお父さんがしてはいけないこと
- 予定日の前後2週間の飲酒
- 陣痛が激しくても車は安全運転
- 陣痛が来た時は、お父さんが病院へ電話をしてはいけない
- 夜は遅くに帰宅しない
上記4つはしないようにしてください。
出産の予定日よりも産まれるのが2週間早まったり遅かったりすることもあるため、病院へ送るお父さんはお酒は控えるようにしてください。陣痛時に飲酒運転をして事故をしてしまうことがあります。焦っている状態でお酒が入っているのでしっかりとした判断ができません。(通常でも飲酒運転はだめです)
お母さんを病院へ送る際は、陣痛が激しくても車の運転は安全運転を心がけてください。また、病院への電話での連絡は辛くてもお母さんがするようにしてください。その辛さや話のしにくさを病院の看護師や先生が聞きどういう状況かを理解しやすいからです。
あとは、仕事は出来る限り早く終わらして、早めの帰宅をするようにしましょう。そしてしっかりと睡眠を取っておくことが大事です。陣痛開始から何十時間もかかる場合は寝れませんよ(笑)
出産するお母さんの一番の味方はお父さん!
知識がなくても、焦っていてもお母さんはお父さんが一番頼りにしています。どんな状況にいても出来る限り冷静に対応することが、お母さんは安心することができます。
心配や見てて辛いこともありますが、一番しっかりとした考えのもと動けるのはお父さんになります。いろいろな状況を頭に入れてシミュレーションをして陣痛・出産にお母さんと一緒に立ち向かいましょう!