子どもの虫歯予防に最適なフッ素塗布!安全・安心の歯を作ろう!-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

子どもの虫歯予防に最適なフッ素塗布!安全・安心の歯を作ろう!

子どもの虫歯予防に最適なフッ素塗布!安全・安心の歯を作ろう!

離乳食が終わり、大人と同じような食事ができるようになると、お菓子やジュースなどの糖分がたくさん入った食べ物もよく口にしたりすると思います。ですが、一つ心配なのが虫歯です!

お父さんやお母さんは虫歯になったことがないという方は、ほとんどいないのではないでしょうか。それほど一生の内に虫歯になる人が多いということです。

そして、虫歯になると治療のために歯医者に行ったり、我慢して痛い思いをしたりと虫歯になるとイヤな思い出ばかりだと思います。

そんな、虫歯が子どもの内から予防できるのが「フッ素塗布」です。これは、歯が生えそろう1歳から2歳の子どもには最適の予防方法だと思います。そんなフッ素塗布についてご紹介していきます。

  1. フッ素塗布とは?効果は?
  2. フッ素塗布は何歳から何歳までするの?
  3. フッ素塗布をしたときの食事や人体への影響は?
  4. フッ素塗布に関して
  5. フッ素塗布で虫歯予防をしよう

フッ素塗布とは?効果は?

虫歯の予防として、フッ化物溶液やゲル(ジェル)を歯の表面に塗布する方法のことです。フッ素塗布をすることで、3つの効果が得られるそうです。

歯の再石灰化を促すことで初期虫歯を治す

再石灰化とは簡単にいうと歯の回復能力です。ご飯などを食べると酸で歯に含まれるカルシウム・リンなどのミネラルが溶け出しますが、通常は唾液が働いて溶け出した成分を元の状態に戻す働きを歯の再石灰化というそうです。

この歯の再石灰化を助けるのがフッ素です。フッ素は歯の再石灰化を促進して歯の修復を助けることができます。初期の虫歯の治療をし健康な歯を維持してくれます。

生えたての歯を強化

フッ素はエナメル質の成分と結びつくことで硬い構造を作ることがでます。この硬い構造を作ることでミネラルが溶け出しにくく虫歯になりにくい歯にしてくれます。

口の中の細菌の活動を抑え、虫歯菌を抑制する

フッ素は虫歯菌の酸の量を抑える力があり、酸によって歯が溶かされることがなくなります。虫歯菌の酸を抑制することで、口の中の菌の活動を抑えて虫歯を予防することができます。

フッ素塗布は何歳から何歳までするの?

歯は生えた直後から唾液に含まれるカルシウムが付いて徐々に硬くなっていきます。ですから生え始めが一番虫歯になりやすいともいわれています。0~1歳は上の前歯の間・歯の付け根、3歳以降は奥歯の溝・奥歯の歯の間が虫歯になりやすいと言われています。これは、子どもの歯が生える順番に近いと思います。

ですから、生え始めは虫歯になりやすい状態なので、始めるには「歯が生え始めた頃から」になります。しっかりと歯磨きをして生えそろった段階で歯医者さんでフッ素塗布をしてもらってもいいかと思います。

また、生え始めが一番大事なので乳歯か永久歯に生え変わる年齢まですることが一番いいそうです。永久歯に対してもフッ素塗布は有効で、12歳ごろに永久歯に生え変わるのですべて生え変わり、フッ素塗布をすることで永久歯も強くなるそうです。

フッ素塗布をしたときの食事や人体への影響は?

フッ素を塗った後は30分ほど飲食やうがいは避けるようにしましょう。歯の表面についたフッ素が剥がれたり、フッ素濃度が薄くなることで十分な効果が発揮できなくなります。また、フッ素塗布をしたからと言って虫歯にならないわけではありません。

日頃からの正しい歯磨きが必要です。フッ素塗布は予防方法であるので虫歯にならないというわけではないのです。

フッ素は体には毒だとか毒性が強いと言われて敬遠された時期もありますが、人体への影響はほとんどありません。また、歯磨き粉にもフッ素が配合されているものもあるくらいです。ここで説明しているフッ素に関して、正しくはフッ化ナトリウムなどの「フッ化物」と言います。

フッ素塗布に関して

低濃度のフッ素を自宅で塗布する方法と高濃度のフッ素を歯医者さんにしてもらう方法の2つがあります。自宅でする場合は歯磨き粉などに含まれているものをしようしたりします。

歯医者さんでしてもらうのは高濃度のものになるため、3ヵ月~6ヵ月に1回のペースで受診するようにしましょう。

歯医者さんでは、歯のクリーニングをして歯の表面にフッ素が入りやすい状態を作ります。そして、フッ素を歯に塗布していきます。ですが、1本1本しっかりと塗るため、数十秒で終わるものではないです。また、塗布後は飲食も控えるようにしてください。

費用としては、子どもの場合、1回数百円から1,000円前後になるそうです。歯医者さんによって値段は違うのでお近くの歯医者に一度問い合わせてみてください。

フッ素塗布で虫歯予防をしよう

虫歯になると、治療に時間が取られたり、何度も通院が必要になったり、歯が痛くなったりといろいろなデメリットがあります。というか、デメリットしかない気がします。

完全な虫歯になると自然には治らず、進行を止めることもできません。そうなる前に子どもにはフッ素塗布をして少しでも虫歯予防をするようにしませんか?

フッ素と聞いて体に悪いのではと考えたりしますが、しっかりと説明を聞いてみると体への影響もなく、安全で安心して受けられる虫歯予防になっています。私の息子も1歳7ヵ月になりそろそろ歯も生えそろいだす時期になっているので、受けさせようと考えています。

私が、子どもの時は虫歯で何度も歯医者に通ったり痛い思いをしたことがあったので、フッ素塗布は値段も高いものではないのでいいかと思っています。父さんとお母さんで話し合って、ぜひ虫歯予防の1つの案として検討してみてください。