生後2歳までの成長過程と発育・発達について-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

生後2歳までの成長過程と発育・発達について

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#子ども#幼児#成長

生後2歳までの成長過程と発育・発達について

生後1歳になるといろいろなことができるようになり、生活環境も変わってくるご家庭がおおくなります。

保育園や幼稚園への入園をすると子どももいたり、公園やお出かけ先で歩き回ったり、いろいろな物に興味を持って触ってみたりと子どもの成長スピードはどんどん早くなっていきます。

お出かけすることも増えて同じ年齢の子が遊んでいる中に入って一緒に遊んだり、保育園や幼稚園で他の子との成長を見比べることも増えると思います。

そういった中で、自分の子は成長が早いのか遅いのか、また何ができていて何ができないのかなど、お父さんやお母さんは気になることは増えてきます。そういった疑問や不安を解消できるように生後2歳までの成長をまとめてみたので参考にしてみてください。

  1. 生後2歳までの運動能力について
  2. 生後2歳までの動作・操作について
  3. 生後2歳までの言葉・表現・表情について
  4. 生後2歳までの食事・生活について
  5. 1歳前後の子どもがいるお父さんやお母さんへ

生後2歳までの運動能力について

1歳を過ぎると子どもは自分で歩くことができるので興味を持ったものを掴んだり、口に入れたりすることが多くなります。そういった時に注意することは、危ないものを手の届くところに置かないようにしましょう!

1歳を過ぎると活発に

個人差はありますが、だいたいの子どもは1歳を過ぎると自分一人で歩くようになります。もちろん長時間あるくことは、できないのでその都度、座り込んだりもしますが、活発に動き回る時期になります。

そして、いろいろな物に興味を持ち触ったり、落としたりすることも多くなります。また、立つとテーブルに手が届くのでテーブルの上に置いている食器や台所のまな板・包丁などにも手が届くようになるので、お父さんやお母さん子どもの安全を考えてできる限り危険な物や口に入れてはいけない物は子どもの手の届かないところに置きましょう。

1歳半ぐらいには手の感覚が鋭くなってくる

1歳6ヵ月ぐらいになると手の動きが良くなってきて元を投げたり掴んだりすることが多くなります。そのため、棚の引き出しなども自力で開けたりすることが多くなり、今まで以上に目が離せなくなります。

頻繁に開け閉めする場合は子ども用のストッパーをつけたりするようにしましょう。特に台所は危険な物が多いので気をつけてください。少し目を離した時に、引き出しを開けていることがよくあります。

また、手の感覚だけでなく足の感覚も鋭く敏感になりボールを蹴ったり、その場でジャンプができるようにもなってきます。

生後2歳までの動作・操作について

1歳になると手をよく動かして徐々に思い通りの動きができるようになります。また、手を上手く操作できるようになるのと同時に、いろいろな物に対しての理解もできるようになるのでおもちゃやお絵かきなど今まで出来なかったことやちがう遊び方をするようになります。

手の動きは1歳から急激に成長

お絵かきができるようになり、いろいろな色を使って描いたりします。もちろん最初は直線のみのなぐり描きになりますが、今まではえんぴつを渡しても描くものという認識もないため噛んだり落としたりしていましたが、物に対する理解が深まり絵を描いたり、積み木を積んだりすることができるようになります。

1歳3ヵ月ごろから理解と操作が合ってくる

先ほども言いまいたが、積み木などを積むようになると積み木の形なども理解できるようになり、縦や横などを立体的に把握するようになってきます。物の形にもしっかりと理解が深まり、どうすれば積み木が積めるかという考えになります。

また、7か月ごろからは、大人の真似をして見立て遊びをするようになります。見立て遊びとは、おもちゃやぬいぐるみなどで、自分でその場の設定や想像をしながら遊ぶことです。見立て遊びをすることで、いろいろな経験を自ら復習して成長していきます。

生後2歳までの言葉・表現・表情について

一番の成長がみられるのが言葉や表現・表情です。1歳まではいろいろなことに対しての理解ができないことが多く、あまり表現することができませんでしたが、1歳を過ぎると喃語(なんご)を話したり大人の真似をしたりします。

生後1年で劇的に変わる

お父さんやお母さんをすごく観察してくる時期になり、いろいろな真似をするようになってきます。また、喃語を話すようになり、ある程度聞きなれると何を言っているのかわかるようにもなります。(喃語:言葉にはなっていない単語など)

子どもは、しっかりと話すことはできませんが、聞くことは大人と変わらないぐらい理解できるようになり、簡単な指示なども理解し行動するようになります。

コミュニケーションの幅は広がる

1歳8ヵ月ぐらいでは、名前を呼ばれると返事をしたり、簡単な問いかけには言葉で答えるようになってきます。そういった言葉のやりとりを繰り返すことで、二語文を話すようにもなってきます。

お父さんやお母さんとのコミュニケーションが取りやすくなり、伝わらないイライラなどが少し和らいだりするかもしれません。

生後2歳までの食事・生活について

手で掴んで食べたりしていましたが、だんだんとスプーンなどを使って上手くご飯を食べるようになってきます。また、手先の感覚が良くなってくるのと同時に物の意味なども理解するため、靴を自分で脱いだり、服を脱いだりと簡単な動作をすることができます。

食事がどんどん楽しくなる

今まではスプーンを持っていても使わず手で掴んだりしていたのが、徐々にスプーンを上手く使えるようになってきます。特にお父さんやお母さんが使っているのを見ると使い方などを自分で学習して上手くなるスピードも格段に上がります。

スプーンを使うことで、一口一口が楽しくなり、食事の楽しさで笑顔がでたり、テンションが上がったりすることも多くなります。

徐々に複雑な動きもできる

靴を脱いだり服を脱いだりするのは、簡単なことではないです。手を使ってどうすれば靴が足から取れるか、服はどうやったら脱げるかをしっかり理解しないとできません。そういった動きを自分で理解し自分で体を動かしてできるようにもなってきます。靴を脱ぐよりも服を脱ぐ方が1日のできる回数が多いので早くできるようになるかもしれません。

1歳前後の子どもがいるお父さんやお母さんへ

簡単な説明ではありましたが、私の息子のことを思い出しながらいろいろと紹介させていただきました。

1歳を過ぎると本当に子どもはいろいろなことができるようになってきます。そうすると、「もっとこうしたらいいのに」「なぜそうするの?」と思うこともいっぱいあります。ですが、子どもは初めてでそれを経験する時期にいてます。

たぶん、お父さんやお母さんも同じ年齢の時に経験をしていることを、今子どもがしていると思って温かく見守ってあげてください。ですが、大人の不注意で子どもはわからず危険な物にも手を出すことが多くなってきます。

そういった危険が近くにあるということも、しっかりと覚えておいてください。危険なことは大人が対応して経験は子どもが体験できるようにしてあげてください。

この記事でご紹介した月齢は大体の目安になります。自分の子はできていないと焦ることもないです。子どもには子どものペースがあり、成長には個人差もあります。楽しく体験して経験して、すくすくと成長していけたらと思います。

長々と読んで頂きありがとうございました。また、少しでもお役に立てる記事を書かせていただきます。