赤ちゃんの大きさってどう成長するの?月齢別体重をご紹介
赤ちゃんが産まれると日々成長していきます。産まれた体重や身長はバラバラで大きい子がいれば小さい子もいます。お父さんやお母さんは少しでも大きく元気に成長してほしいと願っていると思います。
自分の子どもが日々大きくなるが、周りの赤ちゃんはどのくらい大きくなっているのかと気になったりもします。また、よく食べるけど、周りの赤ちゃんより小さいなっと感じたこともあるかもしれません。
早生まれの赤ちゃんは保育園や幼稚園に入るときに同じクラスの子は歩いていたりするので、お父さんやお母さんは成長に敏感になったりもします。私の息子も早生まれなので大きさや成長に敏感になったときもありました。
そういった、ちょっとした悩みを少しでも解決できるように、今回は産まれてから1歳になるまでの平均体重と平均身長をご紹介します。
- 男の子と女の子では大きさは違うの?
- 産まれてから生後12ヶ月までの平均体重と平均身長について
- 早生まれの赤ちゃんのお父さんやお母さんは心配がち
- 平均より小さいかったり大きかったりしたらどうしたらいいの?
- 赤ちゃんは元気に育つために知識を
男の子と女の子では大きさは違うの?
産まれてから1歳になるまでは、男の子と女の子ではそれほど大きさに差はありません。男の子と女の子で大きさが違うというよりも、お母さんのお腹の中でどれくらい成長していたかによって大きさの差がでてきます。
ですが、産まれた時は小さかったけど成長過程でどんどん大きくなる子もいてれば、大きく産まれた子でも日々の成長でゆっくり少しずつ大きくなる子もいています。
よく、男の子は成長するとがっちりとずっしりと重くなると言われていたり、女の子はふわっと柔らかく成長すると言われたりすることがあると思います。
私の息子を抱っこしていることがよくあるので抱っこの感触を体で覚えています。お友達の女の子を抱っこさせてもらうと軽いというよりもずっしり感はなくふわっとした感じを体験させてもらったことを覚えています。これは私の感想ですが(笑)
感覚は人によって違うかもしれませんが、体重や身長などのデータからは、男の子でも女の子でもあまり差はないので性別で成長が大きく違うということはないと思います。
産まれてから生後12ヶ月までの平均体重と平均身長について
厚生労働省が乳幼児身体発育の調査を平成22年にしています。それを元にしたデータをご紹介します。
男の子の体重・身長の平均値
月齢 | 体重 | 身長 |
---|---|---|
生後0ヶ月(新生児) | 2.98kg | 48.7㎝ |
生後1ヶ月~2ヶ月 | 4.78kg | 55.5㎝ |
生後2ヶ月~3ヶ月 | 5.83kg | 59.0㎝ |
生後3ヶ月~4ヶ月 | 6.63kg | 61.9㎝ |
生後4ヶ月~5ヶ月 | 7.22kg | 64.3㎝ |
生後5ヶ月~6ヶ月 | 7.67kg | 66.2㎝ |
生後6ヶ月~7ヶ月 | 8.01kg | 67.9㎝ |
生後7ヶ月~8ヶ月 | 8.30kg | 69.3㎝ |
生後8ヶ月~9ヶ月 | 8.53kg | 70.6㎝ |
生後9ヶ月~10ヶ月 | 8.73kg | 71.8㎝ |
生後10ヶ月~11ヶ月 | 8.91kg | 72.9㎝ |
生後11ヶ月~12ヶ月 | 9.09kg | 73.9㎝ |
女の子の体重・身長の平均値
月齢 | 体重 | 身長 |
---|---|---|
生後0ヶ月(新生児) | 2.91kg | 48.3㎝ |
生後1ヶ月~2ヶ月 | 4.46kg | 54.5㎝ |
生後2ヶ月~3ヶ月 | 5.42kg | 57.8㎝ |
生後3ヶ月~4ヶ月 | 6.16kg | 60.6㎝ |
生後4ヶ月~5ヶ月 | 6.73kg | 62.9㎝ |
生後5ヶ月~6ヶ月 | 7.17kg | 64.8㎝ |
生後6ヶ月~7ヶ月 | 7.52kg | 66.4㎝ |
生後7ヶ月~8ヶ月 | 7.79kg | 67.9㎝ |
生後8ヶ月~9ヶ月 | 8.01kg | 69.1㎝ |
生後9ヶ月~10ヶ月 | 8.20kg | 70.3㎝ |
生後10ヶ月~11ヶ月 | 8.37kg | 71.3㎝ |
生後11ヶ月~12ヶ月 | 8.54kg | 72.3㎝ |
厚生労働省:乳幼児身体発育調査の結果、調査結果pdf
早生まれの赤ちゃんのお父さんやお母さんは心配がち
2月や3月に産まれた赤ちゃんは、保育園や幼稚園に入園させると同じクラスの子どもは、元気に動いていたり・歩いていたり・食事も違ったりするのでお父さんやお母さんは不安になったり、心配になったりすることもあると思います。
私の息子も早生まれで保育園を1歳の段階で入園させてもらった時は、周りの子どもは一人で歩いていたり体が大きかったりと大丈夫が心配になりました。早生まれの子は、4月産まれの子と大体1年ほど成長が違います。
上記の表を見ても、1年間で体重は6kg・身長は25cmほど違ってきます。それほど子どもの成長は早く逞しく成長していくことがわかります。ですから、早生まれでも心配することはないです。最初は1年の差は不安になるほど、目に見えてありますが、月齢が経つにつれて成長スピードも変わってきます。
また、1歳を過ぎると歩き出したり興味がいろいろなところに出てくるので体の成長とともに内側の成長スピードがどんどん上がっていきます。4月産まれの子ができないことでも、早生まれの子ができるようになっていたりもします。
産まれてから1歳になるまでは、温かく成長を見守るようにしましょう。
平均より小さいかったり大きかったりしたらどうしたらいいの?
もちろんデータは平均をとっているので平均値より大きかったり小さかったりすることはあります。ただ、体重がなかなか増えなかったり、増えすぎたりすることは生活を見直す場合があると思います。
赤ちゃんの体重が増えない場合は、栄養不足やカロリー消費や病気が原因になっていることがあります。
栄養不足に関しては、母乳の出がわるかったり赤ちゃんが母乳を飲みなれていないので思っているよりも量を飲めていない場合があります。
カロリー消費が多い場合は、食事量は十分でもよく動くことでカロリーを消費し体重がなかなか増えないということもあります。よくミルクも飲んで排便もしっかりしている場合は問題ないですが、気になる方は検診などで相談してみても良いかもしれません。
病気で体重が増えない場合は、病院で診てもらうことが一番です。目安としては、食事量はしっかりと取っているがよく動くわけでもないなど、体重が増えない理由が思いつかない場合は一度診てもらうと良いかもしれません。
赤ちゃんは大きいというより太り気味の場合は、授乳後におしゃぶりなどのおもちゃを与えてみると良いかもしれません。太っているからと言って授乳回数を減らす必要はないです。十分に食事をとって更にほしいという時は口元が寂しいと感じているかもしれません。
赤ちゃんは元気に育つために知識を
赤ちゃんの大きさや成長は個人差があります。ですから、産まれた時は大きかったり小さかったりします。また成長するスピードも赤ちゃんによって変わってきます。
小さいから・大きいからと心配する必要はなく、お父さんやお母さんは月齢での平均数値を知っているだけで十分だと思います。知らないと不安に思うことも大きくなります。
情報や知識を知っているだけで、周りの赤ちゃんの状態や自分の赤ちゃんの状態を把握することもでき、集中して子育てをすることができると思います。この記事も参考の1つになればと思い掲載させていただきました。
赤ちゃんの日々の成長を確実の見守ることで、お父さんやお母さんに余裕ができ、赤ちゃんも元気に成長してくれると思います。赤ちゃんの成長を一つ一つ確かめていってください!