妊婦さんの大敵は貧血!対処法と食事について-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

妊婦さんの大敵は貧血!対処法と食事について

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#妊婦#生活#食事

妊婦さんの大敵は貧血!対処法と食事について

妊娠するとお腹も徐々に大きくなり、胎児も活発に動きだします。

お母さんは、いろいろな変化で気持ちがついていかなかったり、体力が落ちたりと不安なことがたくさんあると思います。また、お父さん・家族の手助けが必要なことも多くなってきます。

妊娠中期から後期にかけて貧血を起こす妊婦さんが多いと言われています。私の奥さんも貧血気味で検診時にはしっかりと鉄分を取りましょうと言われています。

そんな妊婦さんの貧血についていろいろと調べましたので、体験談と交えてご紹介していきます。

  1. 貧血の症状と危険度について
  2. 妊婦さんの貧血について
  3. 貧血の対処法と日々の生活見直し
  4. 検診結果から医師と相談して
  5. 今の見直しで元気な赤ちゃんに

貧血の症状と危険度について

血液の中にある赤血球が減ることにより貧血になります。ヘモグロビンと言われるものが赤血球にあり、赤血球が体全体に酸素を運んでくれます。その赤血球が貧血になると脳に運ぶはずの酸素が不足し、頭痛やめまいなどを引き起こすことになります。

酸素不足も危険ですが、一番の危険はめまいからの転倒やお腹への強打が危険です。お母さんの体もそうですが、めまいで倒れる場合は、つまずいて転倒するのと違い、体を手などで庇うことができず、そのまま地面などの倒れてしまうことです。

意識がないままたおれることは、お母さんもお腹の中の赤ちゃんにとっても、すごく危険なことになります。

また、貧血が続くと

  • 胎児の成長や発達に問題が出る場合もある
  • 妊婦さんに疲れや息切れが頻繁に起きる
  • 切迫早産のリスクが高くなる

など、いろいろな危険な状態になったりもするそうです。ですから、あまり無理をせずしっかりと貧血対策をするようにしましょう。

妊婦さんの貧血について

妊娠すると貧血になりやすくなります。それは、お腹の中の赤ちゃんに栄養を届けるためにお母さんの血液の量が通常より増えます。ですが、赤血球はあまり増えることはなく、血液中の赤血球の割合が減ってしますことにより貧血が起きやすくなるそうです。

また、貧血防止に欠かせない鉄分はお母さんの体に運ぶよりもお腹の中の赤ちゃんに優先的に運ばれるため、お母さん自身が鉄分不足になりやすく貧血を起こしやすくなります。

また、妊娠してお腹も大きくなりお腹の中の赤ちゃんも大きくなる妊娠中期から後期にかけて貧血を起こすお母さんが増えてきます。

貧血の対処法と日々の生活見直し

日本人の女性はもともと貧血を起こす方が多いと言われています。そうでない方でも妊娠すると貧血になることもあり、そういう方は日頃、貧血を起こさない分、毎日頑張って動き過ぎたりします。

また、体への酸素の巡りや鉄分の不足に関してはしっかりと、生活習慣と食事で対応することもできますので、妊娠中期に入っているお母さん方は、しっかりと見直してみましょう。

生活習慣での見直しに関して

お腹が大きくなると動きも大変になります。少しの動きで疲れてしまったり、息切れをしたりします。それを、もうすぐ終わるからと作業を続けるのではなく、一つずつゆっくりと行い、こまめに休憩を取る様にしてください。

また、深呼吸もその都度するといいかもしれません。どうしても動いている時は呼吸を意識せずにしているので、しっかりと酸素を取り入れている意識が大事です。

入院準備や家事・掃除なども出来る限り、家族に助けてもらうようにして、妊婦さんに必要な運動量以上には無理をしないようにしましょう。

食事での見直しに関して

貧血は鉄分の不足からも引き起こします。ですから、鉄分を多めに取ることが重要になります。

鉄分はタンパク質に多く含まれているのでタンパク質をバランスよく摂取するようにしましょう。また、最近ではサプリなどもあるので妊婦さんが摂取してもいいか確認した上でサプリを取ることも良いかもしれません。

私の奥さんの場合は、鉄分を多く含んでいるフレークを朝に食べて、おやつの代わりに鉄分を含んだヨーグルトなどを取る様にしています。

ですが、食事もしっかりと鉄分を取れるメニューにすることで、体の健康も維持しやすいと思います。例えば、レバーはビタミンAも含まれていたりするのでバランスよく取ることが重要です。

ですが、ビタミンAの過剰摂取は胎児に奇形を起こす可能性も指摘されているそうなので、食べすぎず栄養をバランスよく食事からとり、不足分を朝食やおやつの代わりにとるようにすることで貧血を抑えることができると思います。

レバー以外にも肉・魚・大豆食品でもタンパク質が豊富な食べ物にも鉄分は含まれているのでいろいろな食材から取る様にしましょう。また鉄分はビタミンCと一緒に取ることで吸収率も上がります。野菜・果物にビタミンCが多いので一緒に食べれる食事がベストです。

検診結果から医師と相談して

妊娠する前から貧血が多い方でも、必ず健診結果や産婦人科のお医者さんに相談してから、貧血対策をしましょう!

自己流で貧血対策をして間違っていた場合、後々大変なことにならないように、しっかりと専門のお医者さんに相談した上で対応する事が大事です。

また、鉄分が大事ですが、過剰摂取も危険な場合はあります。ですから、食事に関してはバランスよく食べることが良いと思います。妊娠すると急に「〇〇が食べたい」となることも多かったり、好みや臭いの好き嫌いも変わったりします。

そういった場合でも、工夫してバランスよく食事をするようにしてください。

今の見直しで元気な赤ちゃんに

妊娠して辛かったり思うように物事ができなかったりするのはお母さんです。私のように見守ることしかできないお父さんは多いと思います。お父さんは出来る限り手助けをすることでお母さんをサポートするしかないです!

お母さんは、しっかりと日々の生活・食事を見直して過剰摂取やお菓子の食べ過ぎなどを少しでも見直すようにしてください。ただ、頑張り過ぎないようにご褒美で好きなものを食べるようにする程度が良いかと思います。

今の生活の見直しでお腹の中の赤ちゃんが元気に育つはずです。日々できることを少しずつすることで、出産に向けて家族で進むようにしていきましょう!