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1歳からできる子どもの自立力アップ!

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#子ども#幼児#成長#生活

1歳からできる子どもの自立力アップ!

1歳を過ぎた子どもはいろいろなものに興味を持ち始めます。また、興味を持ちいろいろな物や行動・話の内容などを理解していきます。

そうすると、早い子で1歳半を過ぎたころにイヤイヤ期に入ったりするそうです。実際、私の息子も1歳6ヶ月が過ぎて少しイヤイヤ期に入ったかな?っていう程度のリアクションを見せたりします。

これは、いろいろなことを理解しているから「イヤ」という拒否反応をしたりしているのだと、私は思っています。こういった「イヤ」という反応も、一つの自立になっているとのではないかと考えています。

では、自立力をアップさせるとどうなるか。1歳6ヶ月で指定した物を取ってきたり元の位置に戻したり、親の助けなしでできるようになります。

そういった行動を子どもが自分で考え行動し、結果を出せるようになる方法をご紹介します。

  1. 子どもの自立力とは?
  2. 1歳からできる自立力アップの方法
  3. 1歳6ヶ月の息子が保育園でママ達から拍手喝采!
  4. 子どもの自立は小さな積み重ねからできている
  5. 子どもを理解して子どもの成長を手助け

子どもの自立力とは?

大人が自立というと、一人暮らしや両親の手助けなして生活をすると思い浮かぶ方が多いと思います。子どもも同じです。
大人の自立のすごく小さなことが子どもにとっての自立になっていきます。

例えは、

  • 保育園まで自分で歩いて行くようになった
  • ゴミを頼んだらゴミ箱に捨てに行く
  • ご飯の前にいただきますと手を合わせる
  • おもちゃを片付ける

などなど、小さな自立を言い出すとたくさんできています。日頃、気にかけていない行動がすべて自立力が身に付く事になっているのです。こういった当たり前ができて当然ではなく、すごいことです。

お父さんやお母さんが、子どもに対しての行動・発言・手助けなど1年前に比べると、すべて違うと思います。それは、子どもが自立し成長していく中で自立力を身に付けているからです。

1歳からできる自立力アップの方法

生活をしていると自立力は自然と身に付きます。保育園などに通われている場合、他の子どもはできていて自分の子どもはできていないなど、比べてしまいがちですが、自分の子どももしっかりと成長し出来ることは多くなっています。

自分の子はできていて他の子はできないことも必ずあります。それは、日々の生活の中で家族全員が当たり前にしているから気が付かないだけのことです。日々、子どもが当たり前にしていることをしっかりと観察し、お父さんやお母さんは子どもができていることを再度認識するようにしてください。

自立力をアップさせるために重要なのは、先ほども話した「日々の当たり前」です。

どういうことかというと、ご飯を毎回食べさせているご家族の子どもは自分では食事をなかなか食べようとしません。ですが、自宅でも毎回自分で食べている子は保育園や幼稚園に行っても自分で食べ出します。これが一つの自立になります。

また、子どものお着替えもそうです。子どもにとっては難しいことですが、それを見守ってできるところまでさせてあげることで自ら着替えを取りに行ったり、服を脱いだり、ボタンを外そうとしたりします。

お着替え以外の時にされたら困ると思うお父さんやお母さんもいらっしゃると思います。ですが、お着替える時と着替えない時をしっかり教えることでお着替え以外の時には服を脱いだりすることもなくなってきます。

子どもが自分で出来そうなことを日常に取り込んで「当たり前」にすることで、知らず知らずのうちに子どもの自立力がアップしていきます。

1歳6ヶ月の息子が保育園でママ達から拍手喝采!

現在、奥さんは妊娠35週目で激しい運動や行ったり来たりが大変な時期になっています。ですから、自宅でも子どもに「〇〇を取ってきて」「ゴミ箱にポイして」「〇〇をないないして」など自分ですべて行動できるようにしています。

また、物に対しても名前と物が分かるように「お父さんのかばん」「ライオンの服」「緑の靴下」「あおむしの絵本」など「〇〇の〇〇」というようにしています。これで同じ名前の物でも判断できるようになりました。

この2点を日頃からしていたため、「お父さんのかばんを取ってきて」「あおむしの絵本をないないして」という話を理解できるようになっています。

先日、奥さんが保育園のお迎えに行った際に、帰る準備をして保育園の下駄箱まで来たとき靴下を忘れたそうです。下駄箱から保育室まで距離はあり、また部屋の決まった場所に靴下が入っています。

さすがに子ども一人では無理だと思ったみたいですが、妊娠35週という体でもあり試しに「緑の靴下を取ってきて」と言うと、保育室に走って向かい自分のお気に入りの緑の靴下を持ってきたそうです。

下駄箱に居たママさん達はそのやり取りをみていました。「取ってくるの?」と、聞くママさんもいたそうです。
私の奥さんは「わからないですが、言ってみました」と言いゆっくりと後を追うように進み始めたときに息子は戻ってきました。

その手にはしっかりと「緑の靴下」を持っていて、ドヤ顔もせず……スンっとした顔で平然と持ってきたそうです(笑)
そのやり取りを見ていたママさん達から拍手され「すごいね!」と言われたそうです。

子どもの自立は小さな積み重ねからできている

先ほども話した通り「緑の靴下を取ってきて」ということを理解し行動できるようになるには、「緑の靴下を取ってきて」を細分化する必要があります。

「緑の靴下を取ってきて」をそのまま伝えても最初は理解ができず、お父さんやお母さんは諦めてしまうかもしれません。この細分化がすごく大変なことになります。ですから、ゴールを「緑の靴下を取ってきて」とすると細分化しなくてはいけなくなるのでゴールを設定することはやめましょう。

どういうことかと言うと、現在できることを頑張って覚えたことを組み合わせることで「緑の靴下を取ってきて」のように、話を聞き→理解→行動→結果を出せるようにしましょう。

まずは、自分の子どもがどんな物の名前を覚えていてどんか行動を理解しているのか、覚えている物の場所まで覚えているのかなど、子どもをしっかり観察しお父さんやお母さんが子どもを理解するようにしてください。

そうすることで、子どもはお父さんやお母さんの言うことを理解し行動し自立力がアップしていきます。

子どもを理解して子どもの成長を手助け

日頃、当たり前にしていることを意識してみてもなかなか、すごいことだと気が付かず観察していても見逃します。そうならないために、下記の項目に注意してメモしてみてください。

  • どの物の名前を指さしできるか
  • 指定した行動を取れるか(取ってきてなど)
  • 物の場所を知っているか(いつも同じところにあるもの)
  • 人物をわかっているか(お父さんやお母さんなど)

この4項目の内容をお父さんやお母さんが理解していれば、自立力はすぐにアップします。

しっかりとメモをして組み合わせて子どもと楽しく試してみてください。子どもとのコミュニケーションにもなり自立力もアップし、自分の子どもを再確認できるチャンスです。メリットしかないです(笑)

ぜひ、一度試してみてください!