子どもの自発性up!?見せる絵本棚&おもちゃ収納が重要!
絵本を読まない子と読む子の違いを気になったことはないですか?
その疑問は絵本棚を変えるだけで激変するかもしれません。通常の絵本棚は表紙が見えないタイプが多く、たくさん絵本を入れれるものがほとんどです。
ただ、それでは子どもが絵本になかなか興味を持たない環境になってしまいがちです。
絵本を読むことで、文字を覚えたり、想像力や知識が向上します。また、絵本に好みがでたり、自分で絵本を取り出したり、元に戻したりするようにもなってきます。
自発的に絵本を読む子どもに!
絵本自体に好みや年齢の適正もありますが、一番は絵本に興味があるかないかで絵本を手に取るかが決まってきます。では、どうやって興味を持ってもらうかというと、子どもの目の付くところに絵本を置いておくことが重要です。
子どもが興味を持つときは、珍しいものや色鮮やかなものなどが目に入ると一目散に向かいます。絵本も同じで子どもの目に入るところにあるとすぐに手にとったりします。
ただ、一般的な本棚では本の側面部分(背表紙)だけが見えて並ぶので子どもにとってはあまり目に入りづらいものになります。また、背表紙には絵本のタイトルなどが記載してあり、この文字を読めるのは最低でもひらがなを読める年齢の子どもや大人だけになります。
それでは、小さい子どもがなかなか興味を持つことはできません。
本屋さんなどでも本棚の中で人気の本や最新の雑誌などは表紙が見えるようになっていませんか?
表紙が見えることで大人も手に取りやすく、また知らない本のジャンルでも興味を持ちやすくなっています。これが、本屋さんだけでなく自宅でも有効な方法になります。
こうすることで、子どもは自ら好きな本を手に取り、自分でページを開けたり、お父さんやお母さんに絵本を持ってくるようになります。
見せる絵本棚は、出し入れが簡単で子どもはそれが楽しくなったりします。絵本を読まなくても自分が好きなように並べたり出し入れしたりします。絵本を読むことだけでなく、自発的に並べ替えたり本を元に戻したりするようにもなります。
どんな絵本棚がいいの?
絵本棚に関しては、2タイプになると思います。背表紙が見えるタイプか表紙が見えるタイプの2つです。
自発的に絵本を見てもらいたいなら、表紙が見えるタイプです。また、ただ表示が見えるタイプでは子どもが手に取るかわかりません。子どもの手に取りやすい位置にある絵本棚がベストです!
小さい子どもや絵本に慣れていない子どもはあま大きい絵本を置かず、小さめの絵本から始めることが多いと思います。小さめの絵本は絵本棚によっては表紙が隠れたりします。
なので、できる限り手に取りやすく表紙が見える面積が多い絵本棚がベストです。また、おもちゃと一緒に収納できるものもあります。絵本とおもちゃが一緒になっているものでも良いと思います。
絵本とおもちゃが一緒になっていると、子どもの中で自分の物はここに入れるという認識もでてきます。値段やデザインも重要ですが、一番は子どもに合わせた絵本棚を選択することが重要になってきます。
見せる絵本棚&おもちゃ収納を使ってみて
私の家庭では絵本とおもちゃが同時に収納できるものを使っています。絵本は少し高めにありますが、手前の部分に小さめの絵本を置き、高い位置になるにつれて大きめの絵本を置くようにしています。
また、カラーボックスにおもちゃを収納することもでき、子どもが手に取りやすいようになっています。
絵本に慣れるまでは、一番手前のみに絵本を置き、手に取りやすい小さめの絵本を置くことで子どもが出し入れしやすいようにしていました。
最初は絵本を見たいというよりも、出し入れがしたいという感じでしたが、徐々に絵本にも興味を持ち絵本をお父さんやお母さんに持ってくるようになりました。今では、自分一人でページをめくって「ワンワン」「いない、いない、ばぁ」と言ったりしています。
また、私や奥さんにも絵本を持ってきて読んでとアピールすることも多いです。1冊読むと次が読みたくなるようで、その際は読んだ絵本を戻してから次の絵本を読むようにすることで、自分でお片付けをするようにもなっています。
自分一人で読んだり、絵本を持ってきたり、お片付けをしたりするのは、絵本に興味を持ったからする行動です。その行動のスタート地点にあるのは、表紙を見せる絵本棚になります。
見せる絵本棚がわかりやすいサイトがこちらです
https://www.low-ya.com/item/F510_G1165.html
あまり背の高い絵本棚は注意が必要
私の家庭で使っている絵本棚はすごく良いですが、一つ気になることがあります。それは奥行きが短く高さが長いということです。
絵本の見栄えはカラフルでかわいいのですが、壁との隙間があると少し不安定になったりもします。また、子どもが小さい時はいろいろなものを揺らしたりすることがあり、絵本棚も揺らしたりしていました。
ただ、今では、自分で出し入れをしたり絵本を並べ替えたりすることで、自分の好みや興味を絵本以外にも持つようになっています。
どんな絵本棚でも子どもが興味を持って行動できるようになるのが一番です。ただ、絵本棚の設置や組み立てをしっかりすることで子どもの安全が守られます。絵本棚を置いて気合いが入るお父さんやお母さんは多いと思いますが、まずは子どもが触っても揺らしても安全か確かめるようにしてください。
子どもの自発性アップでどんどん成長
子どもが絵本に興味を持つと新しい絵本を購入してもすぐに手に取り読んでほしいとアピールしていきます。
どんな絵本かもわからないのに、とりあえずテンションが上がり、ウキウキとした顔で絵本を見ます。それが重要になってきます。そういった、未知のものでも興味を持ち自分で行動するようになると、おもちゃで遊ぶ時もいろいろな発想で遊んだりします。
こういったプラスの循環で子どもはどんどん成長していきます。
お父さんやお母さんは、なにも難しいことをしなくてもいいのです。最初のきっかけを子どもに与えるだけで、子どもはすごい早さで成長していきます。そのきっかけが表紙が見える絵本棚なのです。
もし、絵本棚やおもちゃの収納で何か考えているのであれば、一つの方法として参考にしてみてください。