イヤイヤ期は、子どもにルーティンを作ると素直になる!?-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

イヤイヤ期は、子どもにルーティンを作ると素直になる!?

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#子ども#成長#生活

イヤイヤ期は、子どもにルーティンを作ると素直になる!?

子育てをしていて大変に感じてしまうのが時間に追われてしまうことです。

時間に追われる原因は、様々ですが大体は計画通りに進まなかったり、子どもがイヤイヤ期に入り一つの物事がなかなか進まないことができています。

うちの息子もそろそろイヤイヤ期に入り出した頃だと思います。
ご飯を食べずにお菓子を食べたがったり、お腹いっぱいなのにご飯を要求したり、着替えを嫌がったりなど小さな「イヤ」が見え隠れしています。

そんな子どもでもルーティンを持たせる子で、ルーティン内の行動に関しては素直に自分から進んで行動するようになります。

  1. ルーティンを決めることで目的を達成させる
  2. ルーティンを当たり前にする
  3. テンションが高くても布団に自ら入りに行く
  4. ルーティンの落とし穴
  5. 子どもに合ったルーティンで日々の行動をスムーズに

ルーティンを決めることで目的を達成させる

ルーティンとは、簡単に言うと毎日同じ行動を取ることです。大人は意識してしている人や意識せずしている人もいます。
例えば、「朝起きる→飲み物を飲む→歯磨き→トイレ→着替え→朝食」などです。毎朝や帰宅時の行動がいつもと同じ行動になっていたりしませんか?それがルーティンです。

このルーティンを子どもにも身に付けさせることで、その流れが当たり前にしていくと一連の行動が一つになり、結果的に素直に行動することになります。

例えば、なかなか布団に入らない場合は、子どもに入るまでのルーティンを作ってあげたり、朝になかなか保育園に行くまで時間がかかる場合は朝の行動を毎回同じにしたりすると子どもは時間が判らなくても次に何をするのかがわかっておりそれが当たり前になっています。

ルーティンを当たり前にする

最初は、なかなか決めたルーティン通り行かなかったり、順番が違ったりします。

ですが、見に付くまで頑張りましょう!ある程度、やるべきルーティンをお父さんやお母さんが決めて子どもがどの順番で進めるのがスムーズかを見極めて確立していくと少しは楽になると思います。

ある程度のルーティンが決まると行動の一つ一つに名前と物を決める事が重要だと思います。
例えば、歯磨きをさせる場合は、「〇〇くん、歯磨き」と言いながら歯ブラシを見せるなど、聴覚と視覚を一つの行動に対して働きかけることで、機嫌が悪くても物を見せるだけで手に取ったりします。

このように、お出かけ前の準備や布団に入る前に準備を子ども自らしてもらうようにルーティンを作りましょう。

テンションが高くても布団に自ら入りに行く

うちの息子は、元気であればあるほどなかなか布団に入ろうとはしませんでした。ですがルーティンを作ることでスタートからゴールまで自らせっせと動き、最後には布団に入るようになっています。

息子が布団に入るまでのルーティンはこのような順番です

  • 歯磨きをする(仕上げ磨き)
  • お茶を飲む
  • パジャマに着替える
  • リビングの電気を消す
  • 布団を整える(押す動作のみ)
  • 布団の定位置に行く
  • 寝室の電気を消す

以上が、息子の行動になります。

元々は、布団を整える・寝室の電気を消すはなかったですが、子どもがやりたいという事だったので取り入れるようにしました。そうすることで自分から楽しく行動するようになりました。この流れをすることで元気な状態でも最終的に布団に入り横になるようになります。

ルーティンの落とし穴

ルーティンにもデメリットはあります。

ルーティンの行動中に興味があるおもちゃやテレビがついていると気を取られて中断してしまうこともあります。また、同じ流れ進まないと「あれ?」という反応になったりもします。

ですが、ルーティン外の行動が出ると集中して聞いたり見たりすることが多いのでしっかりと話を聞く状態になります。子どもも新しい出来事や行動がでることにより、その情報をしっかりと収集するようにもなります。

ルーティンに入る前は、お父さんやお母さんもしっかりと中断することなく準備を整えた上で、ルーティンを促すようにしてください。
私の家庭の場合もそうですが、中断する原因はお父さんやお母さんの行動だったりもします。お父さんやお母さんが準備ができていない状態でルーティンをするとゴールまでたどり着くことが出来なくなります。

例えば、布団を洗ってシーツをつけ忘れていたり、ルーティン中にお父さんやお母さんがトイレに行ったりというようなことがあると布団に入らなかったりします。

子どもに合ったルーティンで日々の行動をスムーズに

細かすぎるルーティンは少しのミスでゴールまで行けなくなりますが、ある程度の流れを決めていることで子どもは遊び感覚で次々に進んでいきます。

お父さんやお母さんは、その行動の手助けをするだけで最終的なゴールにたどり着けるようになります。歯ブラシを見せるだけで子どもは手に取り、お茶を見せるだけでお茶を飲みにきたりとルーティンが決まっているとお父さんやお母さんはアシスタントのようにサポートをしていくのみになります。

イヤイヤ期に入った息子もこのルーティン通りにすると本気でイヤイヤとならず、遊びながら進めていくようになっています。

身に付けるまでは少し日にちがかかりますが、一度試してルーティンを決めてみてください。