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子どもにお片付けを身に付けさせる方法

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#子ども#幼児#成長#生活

子どもにお片付けを身に付けさせる方法

子育てをしていて、必ず毎日することは子どもの絵本やおもちゃを片付けることだと思います。

子どもは遊び始めるとおもちゃをいろいろ出して、その中から遊びたいものを手に取ります。また、次のおもちゃに興味を持つと今持っているものをその場に置いて次にいきます。

その繰り返しで、部屋はおもちゃや絵本でいっぱいになってしまうと思います。そういった片付けは子どもはできないのでお父さんやお母さんが何度も片付けをすることになります。

少しでも子どもが、お片付けをできるようになってほしいと思いませんか?

うちの息子は1歳6ヶ月である程度のお片付けはできるようになってきました。お片付けを身に付ける方法をご紹介します!

  1. お片付けは楽しい後にやってくる
  2. どうやってお片付けを楽しくするのか?
  3. お片付けが楽しくなるとお片付けをもう一度してしまう
  4. 無理なく子どものペースで身に付けよう
  5. 遊んだ後に楽しい行事

お片付けは楽しい後にやってくる

お片付けという考え方は、大人と子どもでは違います。
大人は、終わった後の処理・元通りにするという考え方があり、片付けをしないと次の行動が取りにくかったりと先の事を予想して片付けをします。

ですが、子どもは片付けをしなくても不自由なく次の行動ができます。それば先を考えず、邪魔になるだろうという考えがないからです。お片付けができないのではなく、お片付けという概念がもともとないからです。お片付け自体の意味やする理由・楽しさがわからないのです。

例えば、「1.おもちゃで遊ぶ=楽しい」「2.絵本を読んでもらう=楽しい」という考えはお父さんやお母さんが子どもを見ていてわかると思います。ですが、1と2の間に「お片付け」が入ると子どもは「お片付け=楽しくない」になるのでお片付けを飛ばして「2.絵本を読んでもらう=楽しい」をします。

ただ、お片付けは楽しい、お片付けをすると絵本が待っているという予想などの考えがあると、「1.おもちゃで遊ぶ=楽しい」「2.お片付け=楽しい」「3.絵本を読んでもらう=楽しい」という順序になりお片付けをするようになります。

どうやってお片付けを楽しくするのか?

お部屋におもちゃをいっぱい広げている状態からお片付けをするポイントは、おもちゃボックスを作ることです。これは、ママ友や子育て経験者からはよくアドバイスをもらう方法です。ですが、おもちゃボックス作るだけでは子どもは「お片付け=楽しい」という考えにはなりません。

そこで、遊びを作ることが一番のポイントです!
散らかったおもちゃを2つに分けて、お父さんやお母さんと競争しておもちゃボックスに入れていくようにするだけで、「お片付け=競争遊び=楽しい」という流れになります。

また、絵本を読み聞かせすると次に絵本を持ってきたりもすることがあると思います。ですが、読み終わった絵本はそのままだったりします。そういう時は、次の絵本を読む前に読み終えた絵本を戻すように促します。

そうすることで、読み終えた絵本を戻すと新しい絵本を読んでくれるという予想ができるようになります。それを繰り返すことで、次の絵本を取りに行くのと同時に読み終えた絵本を戻すこともできるようになります。

お片付けが楽しくなるとお片付けをもう一度してしまう

「お片付け=競争遊び=楽しい」という考え方が付くと、せっかくおもちゃボックスにいれたおもちゃをひっくり返して、もう一度お片付けをしたりします。

お父さんやお母さんは「えっ!?せっかく片付けたのに…」と思ってしまいますが、それは楽しくない片付けだからです。お片付けを身に付けるには何度も付き合ってあげてください。そうすることで、「お片付け=競争遊び=楽しい」が強く見に付きます。

また、うちの息子は1歳6ヶ月になるため、そろそろイヤイヤ期に入りかけているのか、お片付けをわざとしないようにしたりします。
そういった時でも「お片付け=楽しい」というイメージが付いていると、お父さんやお母さんが楽しそうにお片付けをし出したら我慢できずに、我先にと言わんばかりに跳ねのけてお片付けをしたりします(笑)

子どものイメージを楽しいと強く思ってもらうことで、やりたくなる気持ちがでてきます。子どもが機嫌がよく調子が良い時は「お片付けしてね」と一言いうだけで、もくもくとお片付けをするようになります。

無理なく子どものペースで身に付けよう

子どもは気持ちの浮き沈みが激しかったりします。気持ちが沈んでるときに強制してお片付けをしても意味がありません。むしろ逆効果になる場合もあります。子どもの様子を見て出来る範囲でゆっくりと楽しいイメージを持つようにしていきましょう!

絵本に関しても最初はイヤイヤと反応します。そういう時は、新しい絵本を読む前に一緒に読み終えた絵本を2人で片付けに行くことで、子どもは一緒に楽しくしているイメージを少しでも持ってくれます。

そういった小さな行動で子どもの考え方が変わってきたり、覚えたりします。

遊んだ後に楽しい行事

当たり前ですが、お片付けは必ず最後にやってきます。

楽しくおもちゃで遊んで、絵本を読んでもらって、最後にお片付けがきます。子どもはお片付けをすることは遊んでいる間は頭にないです。ですから、最後に必ずするお片付けを楽しくすることで、まだ遊べる!楽しいことが残ってる!と思ってもらうことが重要です。

遊び始めから終わりまで、すべてを楽しくすることで、お片付けに良いイメージを持って楽しいというセットの中に入れてしまいましょう!

お父さんもお母さんも、子どものお片付けの仕方や行動を見るだけで成長を感じることができます。
また、片付け方が毎回変わったり、多少の寄り道をしたりもしますが、その時その時の子どもの行動が次に繋がったりするのでお片付けの様子をしっかり観察してみてはいかがですか?

ぜひ一度、試してみてください!!