【子育てとリモートワークの体験談】家事とリモートワークの両立
公開日:
子育てをしている人は家事・育児・仕事と3つをこなすことになります。また、子どもがいてないご家庭や一人暮らしでリモートワークをする人は家事とリモートワークを両立しないといけないです。
一日の中で子育てや家事などと両立すると、時間がいくらあっても足らないと思っていしまう方も多いと思います。
1年間リモートワークで、奥さんが妊婦時期の二人暮らしのリモートワーク、出産後の入院中の一人暮らしのリモートワーク、退院後の子育て時期のリモートワークを経験しました。なかなか濃いリモートワークですが、各状況を体験できたのでいい経験になったと思っています。
そういった体験談も含めて、今回は家事とリモートワークを両立する方法をご紹介します!
夫婦二人暮らしのリモートワーク
二人暮らしの場合は、リモートワークと家事を両立することに関しては一番スムーズにできます。
私の家庭は共働きですが、この時期は奥さんが産休に入っており、ある程度の家事はしてもらっていました。私は、9時から18時が勤務時間と決まっており、その間の洗濯や料理は奥さんの担当になっています。
私は、食事後の食器洗いと洗濯物を取り込んで畳むのが担当でした。買い物は、妊婦のため土曜日か日曜日にまとめて一週間分を買い溜めするやり方をしています。また、お風呂掃除は入る前に掃除していました。
二人暮らしでのリモートワークは、一番計画が立てやすく余裕を持ってすることができます。
一人暮らしのリモートワーク
一人の場合は、奥さんが入院中に経験しました。家事に関してはすべて自分で行うため、リモートワークと両立が大変だと思う方もいらっしゃいますが、二人暮らしとあまり変わりません。
理由としては、家事自体一人分で済むからです。もちろん、二人暮らしの時と同じスケジュールではありませんが、洗濯は一人の為、毎日ではなく溜まった段階でできますし、食事に関してもリモートワークでの作業の進み具合に合わせて手軽に食べられるものや時間をずらすこともできます。
また、勤務時間は二人暮らしのリモートワークの時と同じで9時から18時です。勤務時間が終わると産後の入院中の奥さんと赤ちゃんを見に病院まで行くこともできます。
子育て時期のリモートワーク
出産後に退院して家族3人で暮らすことになると、リモートワークでのスケジュールがガラッと変わります。奥さんは退院後そのまま育休に入りますが、出産後のため精神状態も不安定になったり体力も回復していないので安静が必要です。
家事の分担は、一人暮らしの時とあまり変わりませんが、重いものや運ぶことはできる限りするようにしていました。また、赤ちゃんがいるので3時間ごとにミルクをあげたり、夜泣きがあったりと奥さん自体の体力はギリギリの状態になっていることもありました。
そういった時でも、リモートワークで仕事をしていると、通勤時間は無くなるため夜泣きを数回変わったり寝かしつけに時間がかかっても睡眠時間をそこまで減らすことなくできます。
また、自宅で作業をするため仕事内容や案件のスケジュールをしっかり立てることで、子どもが泣き止まない状況になったときも直ぐに変わってあげれることができます。
リモートワークで仕事をするコツ
いろいろな状況のリモートワークを体験しましたが、リモートワークに対しても良い経験になり、出産後の子育てでお母さんの状態や家庭の状況も経験できたのですごく良かったです。
最近では、よくリモートワークやテレワークと聞くようになってきましたが、それでも自宅で仕事をしていると「楽そう」「サボっている」などと思われがちになります。これは家族間だけが思うことではなく、リモートワークをすると第三者の人からはそういう風に見えてしまうからです。
ですから、リモートワークで仕事をするなら必ず家族にはリモートワークに関してや自分の仕事の内容をしっかりと共有することが大事です。自分の働き方を家族に理解してもらうことで作業をスムーズに進めれたり、どういう状況で家事や子育てに入るかを決めることができます。
リモートワークをもっと活用しよう
近年では、男性の育休を進めている企業や団体が多いですが、現状は男性の育休が取りにくかったり、育休が取れても収入が落ちて長い期間は取れなかったりすると思います。
基本的には、男性の育休制度は賛成です。ただ、お父さんの収入で家庭が成り立っている場合は、育休を取ることで収入が減ることで直ぐに復帰しないといけなかったりします。また、復帰後の社内でのツライ経験なども良く聞きます。
職種にもよりますが、リモートワークが出来る企業は育休制度を入れる前にリモートワークを導入する方が良いと私は考えています。リモートワークでもいろいろな働き方があるため、家庭と会社に合わせた働き方をするだけで、お母さんの負担も減り、赤ちゃんと接する時間も増え、仕事もしっかりできる状態が作れると思います。
これからリモートワークを考えている方、リモートワークで仕事ができそうな職種のご家庭の方も、自分自身がリモートワークで出来るかを考えてみてください。
とくに、出産を時期が迫っているご家庭にはオススメの働き方です。