手軽に子どもの指先を器用にする学習方法-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

手軽に子どもの指先を器用にする学習方法

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#子ども#幼児#成長

手軽に子どもの指先を器用にする学習方法

あなたは器用ですか?不器用ですか?
お父さんやお母さんは今まででこういった質問をされた経験があると思います。

また、「自分は不器用だから細かい作業は苦手」と答えた人も多いと思います。モノを作ったり、細かい作業などが苦手で、できる限り避けてきた人も中にはいらっしゃるかと思います。

ただ、自分の子どもも自分に似て不器用になるのではないかと考えたことはありませんか?
指先が器用に動くことで、絵は上手くなったり、工作が上手かったりします。また、不器用は生まれ持ってのものではないと思います。日々の努力次第で子どもが器用になり絵が上手くなったり、工作が上手くなったりします。

  1. 子どもの成長に合わせた遊びで能力開花
  2. 指先が上手く動くと、なぜ器用になっていくのか?
  3. 指先訓練は100均のマスキングテープで!
  4. マスキングテープを使う時の注意点
  5. マスキングテープでクレヨンもしっかり持つようになる

子どもの成長に合わせた遊びで能力開花

乳児は、基本的に思っているように指が動きません。また、握りやすいおもちゃ・おしゃぶりなどを掴むことができるぐらいです。
ただ、指は手のひらから伸びており指を動かすには手のひらの筋肉も一緒に動かすことで、指も動かすことができるのです。

赤ちゃんは握る練習を自分で学び成長します。また、成長して指を動かしたりし出すとボタンを押したり、おもちゃをツンツンと突いたりします。

次に、親指と人差し指で物を摘まんだりするようになります。こうして、指の発達を徐々に向上していきます。また、絵を描くことで指先に力を入れるたり、積み木で遊ぶことで、静かにゆっくりと手を離したりと、いろいろな力の入れ方や力の抜き方・抜くスピードを変えて指先や手の動かし方を覚えます。

指先が上手く動くと、なぜ器用になっていくのか?

指先を上手く動かせることで、それまで大きな動きしかできないものが小さな動きや作業ができるようになります。また、小さな作業や細かな作業をすることで、小さいものにも興味が出て広い視野と狭い視野の両方の情報を処理できるようになると思います。

また、細かな作業ができることで大雑把な方法で物事を処理するのではなく、細かな作業を積み重ねていろいろなアプローチをする方法も学べる様になると思います。

ですから、指先を鍛える遊びをすること子どもの成長過程で器用さが向上していきます。こういった経験や遊びから努力をしている意識もなく学ぶことができます。

指先訓練は100均のマスキングテープで!

幼児は、シールが好きでいろいろなところに貼ったり、めくったりすることが多いと思います。例えば、冷蔵庫やドア・本にも貼ったりします。ですが、通常のシールだと、シール跡が残ったり・ベタベタが残ったりします。

そういう時に100均でも売っているマスキングテープで遊ばすことで子どもは、どんどん指先が器用になります。

うちの息子もマスキングテープを剥がすのが大好きです。いろいろな長さに切って、先端を少し折り返してあげると摘まみやすくなります。また、壁や本に貼っても跡が残らず粘着力も普通のシールより弱めなため子どもにとっては剥がすことが楽しくなります。

いろいろな長さにすることで、指に力を入れ続ける時間も変わったり、いろいろな向きに貼ることでどの方向に力を入れて引っ張るのかもかわります。子どもから向かって左右に分けて貼ることで右手と左手を使って剥がします。

また、子どもが右利きなのか左利きなのか、それともまだ決まっていないのかも発見することができます(笑)

マスキングテープを使う時の注意点

基本的には子どもが遊ぶために使いますが、あまり重ねてマスキングテープを張ると粘着力が強くなり、子どもとしては剥がれない=楽しくないとなってしまうこともあります。子どもに合わせた長さや方向を見極めて遊ばせるようにしましょう。

また、マスキングテープはシールよりも紙に近いので多少破れやすくなっています。剥がして遊んでいる間に細かく破ったり丸めて小さくしたりすると、口の中に入れたりする場合もありますので、お父さんやお母さんは注意しながら遊ばせるようにしましょう。

マスキングテープでクレヨンもしっかり持つようになる

指先を鍛えることで、絵を描く時のクレヨンや鉛筆などを持つ手も握るだけでなく、大人と同じように持つこともできます。鉛筆の持ち方は教える必要がありますが、指先に力をどのくらい入れるのかということは、マスキングテープでしっかりと学んでいるので大人と同じように持てます。

また、鉛筆の持ち方がしっかりすると円がかけるようになったり、一直線の線ではなく角を付けた線を描くこともできます。こういった日々の積み重ねで子どもの能力は開花します。

お父さんやお母さんは自分が不器用だったからと心配することはなくなります。子どもに必要なものを与えるだけで、子どもは遊びながら徐々に成長し、能力を向上させていきます。

ぜひ、遊びの一つとしてマスキングテープを取り入れてみてください。