【子育てとリモートワークの体験談】作業スケジュール管理が重要-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

【子育てとリモートワークの体験談】作業スケジュール管理が重要

【子育てとリモートワークの体験談】作業スケジュール管理が重要

過去に1年間ほどリモートワークで仕事をしていました。時期は子どもが生まれる3ヵ月前から1年ほどになります。

以前、「お仕事」一覧にある「リモートワークの働き方について」のブログ記事でもリモートワークの体験談を少し話ました。

今回は更に小さなポイントにスポットを当てて、私が体験したリモートワークについてご紹介したいと思います。

  1. 子育て中のリモートワークは作業スケジュールが重要
  2. 仕事に関しての作業スケジュールは?
  3. スケジュールを立てたからと言って油断はできない
  4. リモートワークの成功はスケジュールにかかっている

子育て中のリモートワークはスケジュール管理が重要

子育てをしていて一番、大変なのが思っているよりも作業が効率良くいかないということです。これは、仕事での作業だけでなく家事なども同じで子どもができると突発的なことが多くなり、計画していたスケジュール通りに一日が進まないからです。

そこで重要なのがスケジュール管理です。一日の行動と作業に融通がききやすい順番をつけます。

例えば、融通がきき変更可能な順に記載してみると

  • 自分の仕事内容で短時間で終わり納期に余裕がある案件(10~20分程度の作業)
  • 自分の仕事内容で短時間で終わるが納期に余裕がない案件
  • 決まった時間や期限が決まっていない家事(お風呂掃除・部屋の掃除など)
  • 決まった時間や夕方までにしないといけない家事(食事・洗濯など)
  • 子ども(赤ちゃん)への対応

簡単に分けると上記の5項目になると思います。
読んでいただくとわかる通り、自分を中心に考えてみると自分から離れた作業・自分以外にかかわる人物がいる作業になるにつれて、そのタイミングで対応しなければならなくなります。

逆に言うと、融通がきかないものから優先的に行わなければならなくなります。

仕事に関しての作業スケジュールは?

突発的な子どもの対応が一番の優先事項になり、自分の仕事が一番優先度が低いということになります。

そうすると、「仕事がなかなかできなさそう」「子どもと家事で一日が終わってしまう」と思いがちですが、どんな家事や育児でも隙間時間というものがあります。

また、私の場合は奥さんが産休と育休が取れていた為、一日の家事での分担や育児の分担もできていました。

仕事(私の職業:webデザイナー)の作業スケジュールに関しては、案件ごとに細分化します。

  • 10~20分程度で終わる修正やコンテンツ追加、サイト管理・運営
  • ドメインへの公開設定や環境テスト
  • 途中で中断しても再スタートが早くできるホームページデザイン
  • 途中で中断しにくく再スタートする際に少し時間がかかるコーディング

上記4つに分けて作業のスケジュールを管理しています。これは現在、通勤勤務になっても同じやり方のままで、一番作業効率が良いと思っています。(もっといい方法があれば変えていきますが・・・)

例えば、「10~20分程度で終わる修正やコンテンツ追加、サイト管理・運営」は、子どもが起きている状態の時に作業をし始めます。

また、逆に「途中で中断しにくく再スタートする際に少し時間がかかるコーディング」に関しては、ある程度の家事は終わっており子どもが寝ている間に猛スピードで行います(笑)

もちろん、納期が早い順に作業は進めていきます。納期がキツイ案件とゆるい案件で分類してから細分化するため、先ほど4つに分けたものが8つに分けることができます。

ただし、毎日8つの作業があるわけではなく、週間のスケジュールに合わせて調整していきます。

例えば、奥さんが子どもの検診で病院などに連れていってくれる時は、その日にコーディングや長時間作業するものをスケジュールに入れる予定をたてて、3日前ぐらいからその日に合わせた作業をしていきます。

そうすることで、1日の作業量が明確になり1日の作業項目が決まっているため作業スピードも上がります。

このように、1日の作業スケジュールから1週間の大体のスケジュールを立ててリモートワークで仕事をすることができます。

スケジュールを立てたからと言って油断はできない

作業スケジュールをしっかりと組んだといってもwebデザイナーをしていると仕事での急な案件が入ったりします。当日に当日の何時までにしないといけないなどの案件です。

これに対応するには、前もって組んでいたスケジュールでは追い付かなくなります。こういった案件をスケジュールに組み込むことで、思っている以上に時間がかかったり家事や子育てとのバランスが崩れたりし、夜中に作業をすることになります。

ただ、そういった急な案件に対応できるように日頃の作業を前倒しにして作業する様にしてください。日々の作業を優先するのは家事や子育てのために使い、作業が効率良く進み作業時間に余裕が出てきたら時間を貯金するイメージを持って明日の作業やその日やらなくていい作業でも終わらせていく様にします。

スケジュール管理は家事・子育てのため、作業時間の余裕分は前倒しの案件のために使いましょう。

この考えをもって作業をすることで、無理なく家事や子育てを両立してリモートワークで仕事ができるようになります。

また、自分で案件を個人的にされる方や副業でされる方は少し料金を下げても納期に余裕をもった案件を取るようにすると日々の仕事に追われず、子どもや家事にも追われることなくリモートワークをすることができると思います。

リモートワークの成功はスケジュールにかかっている

通勤勤務の時は、ここまで自分の作業を細分化して仕事をしていませんでした。ですが、リモートワークから再び通勤勤務になってからもリモートワーク時の作業方法で進めているので日々の作業量は増えたものの以前より楽に仕事ができています。

また、リモートワークの1ヵ月目はスケジュール管理が大変でしたが、子どもはまだ生まれておらずリモートワークで仕事をする良い練習にもなりました。2か月目からはリモートワークにも慣れて、今後のスケジュール管理をしっかりするようになり、この方法が身に付きました。

web系の仕事は突発的な案件や急な依頼も多く、子育てしながら仕事をする方は突発的なことが多すぎて対応できなくなることもあると思います。ただ、スケジュールしっかり組んで、空いている時間は作業の前倒しをすることで、「作業に追われる」のではなく「作業を自分が追い回す」イメージを持って行うことで、いろいろな突発的なことに対応できるようになります。

いきなり、このスケジュール方法をするというのは難しいかもしれませんが、まずは、自分の仕事内容や家事などを融通がききやすい順に細分化をしてみてはいかがですか?
今よりも少しは楽に余裕がある行動が取れると思います。