お出かけする前にぐずらない方法
休日に子どもとお出かけするとき、出かけるまでに一番時間がかかってしまうのは、子どもの機嫌が悪い時だと思います。
子育てしていて子どもの機嫌がいい時は、進んで自分から行動してくれます。ただ、機嫌が悪い時は抱っこをしたりぐずったりで中々、自分の用意もできなかったりするかと思います。
そんな、お出かけ前のお悩みを少しでも解消するために、「お出かけ前のぐずらない方法」をご紹介します。
手軽にできて、子どものテンションが上がり、お出かけに対する良いイメージを持たせることができますので一度試してみてください。
子どものお気に入り、お出かけアイテムを作ろう
休日以外での過ごし方は、ご家庭によって違うと思います。保育園・幼稚園に通っているご家庭もあれば、お家で子どももと一緒に過ごすご家庭もあると思います。
まず、保育園・幼稚園に通っている子どもは、登園を嫌がることがあると思います。休日のお出かけも一緒だと思っていることもあり、お父さんやお母さんとバイバイしないと行けなくなると思いお家を出るのを嫌がります。
そういったご家庭には、休日のお出かけの時だけ必ず同じアイテムを持たせてお家を出るようにしましょう。そうすることで、保育園・幼稚園と違ってお父さん・お母さんと一緒に遊びに行くという認識をお家から出るまで持つことができます。
また、日頃お家で一緒に過ごしている子どもも同じでお出かけの時だけ、お出かけ用アイテムを持たせるだけで今から出かけると理解してくれます。
お家に出てから子どもの「お出かけスイッチ」(お出かけする認識)を入れるのではなく、お出かけ前のお家で「お出かけスイッチ」を入れてあげるだけで、進んで行動するようになり、また玄関へと自ら先に行くようになります。
お出かけアイテムはできる限りお気に入りを
お出かけする時のアイテムは、子どもが好きなものを持たせることが重要です。また、アイテムはどんなものでも良いと思います。オススメは子ども用のリュックや水筒です。
子ども用のリュックにはおしり拭きと使い捨てのエプロンや小さなおもちゃをいれてあげると、それなりの重さになり自分の私物を入れる所だとわかります。また、リュックを買う際は、一緒に買いに行き2~3個の中から選んでもらうようにするだけで、お気に入りになったりします。
リュックや水筒だけでなく、お出かけ用の靴やおもちゃなどでも良いと思います。
目的は、「お気に入り→好き→テンションアップ→楽しい→お出かけ」になるようにすることで、楽しいお出かけのイメージをお家から出る前に持ってもらいやすくなります。
部屋着姿で準備万端のアピール
最初はアイテムを持たせてお出かけする時は、子どもはわかりません。3~5回ほどお出かけする時のアイテムを統一することで、お気に入りアイテムを持つとお父さんやお母さんと一緒に楽しくお出かけというイメージが付きます。
そうすると、「お出かけするからリュックを持ってきて」と声をかけるだけでリュックを持ってきます。うちの息子は、部屋着のままリュックを背負い玄関でスタンバイしています(笑)
他の準備ができていないうちから準備万端のアピールをされるので、リュックだけでなく水筒もお出かけアイテムとして持たせるようにしています。お出かけ前の水分補給もでき、さらに飲んでいる間にオムツの交換を促すこともできます。
お出かけアイテムにルールがある!
ルールは簡単で子どもにわかりやすく、お出かけを楽しいイメージを持ってもらうことです。
具体的には
- お気に入りのアイテムでアップ
- アイテムはお出かけの時にしか渡さない
上記の2つをしっかり守ることで、子どもはお出かけのタイミングと楽しいというイメージを持つことができます。
お気に入りは年齢によって変わる場合もあるため、その都度しっかりと選ばせるようにし、アイテムを変更する際は、変更前のアイテムと変更後のアイテムの2つを持って出かける期間があると変更しやすくなると思います。
必ず、守ってもらいたいルールは、「アイテムはお出かけの時にしか渡さない」という事を守ってください。これはお出かけの時以外にアイテムを渡してしまうと、お出かけをするタイミングの認識がブレてしまい、本当にお出かけする時にぐずったりしてしまいます。
また、特別感もなくなり、お出かけに対する良いイメージも薄れてくるので注意が必要です。
特別感のあるお出かけ演出を
保育園・幼稚園と違い、週に数回のお出かけに特別感を持たすことで、お出かけ前のぐずりなどを軽減することができます。
また、ぐずったりして計画している時間にお家から出れなかったり、朝の家事などがなかなか進まなかったりすることを少しでも減らし、お父さんやお母さんはストレスなく準備ができ、子どもは楽しいお出かけにテンションアップすることができます。
アイテム1つでメリットがいっぱい出てきます。
リュックなどの少し大きめのものはお父さんやお母さんの大きな鞄に入るようにしているとベストです。お出かけアイテムの目的はお家を出るまでが目的なため、小さい子どもに長時間ずっとリュックを持たせることはないです。車移動の場合は、車内に置けますが、徒歩や電車での移動の場合は、お父さんかお母さんの鞄に入るようにしていると良いです。
こんな些細なこと1つで子どもが率先して行動に移し、さらに笑顔で楽しいお出かけをスタートすることができます。ぜひ一度、試してみてください。