夏の流行りアデノウィルスに子どもが発症したらどうする?-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

夏の流行りアデノウィルスに子どもが発症したらどうする?

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#乳児#幼児#病気・ケガ

夏の流行りアデノウィルスに子どもが発症したらどうする?

大人はあまり聞きなれない名前のアデノウィルスですが、子育て・育児をしているお父さんやお母さんは夏になると子どもがうつらないようにと願うほど知られている病気です。

今回のブログでは子育て中に子どもがアデノウィルスになった時の状況やアデノウィルスについて調べました。また先日、うちの息子もアデノウィルスになり現状は高熱がでている状態です。そういった現状の内容など、実際の経験内容を踏まえてブログに掲載していきます。

  1. 子どもに対する心配が1週間続く
  2. 病院や自宅での対応
  3. 高熱が続き夜が一番心配
  4. 保育園・学校は登校禁止になる
  5. 長い1週間を乗り越えるには

子どもに対する心配が1週間続く

まず、アデノウィルスは喉や鼻からの桃腺や気道に感染するウイルスです。
よく聞くのは「プール熱」などと呼ばれることが多いです。一年中、感染する恐れがありますが、夏に子どもが感染することが多く流行は夏と言われています。その理由として、唾液などからの飛沫感染・鼻水や分泌液の接触感染・便や尿からの糞口感染が原因とされています。夏に保育園や学校・民間のプールなどで感染することが多いため「プール熱」と呼ばれているそうです。

正式には咽頭結膜熱といい、アデノウィルスには約50種類の血清型があり何度もうつってしまう恐れがあります。潜伏期間は5~7日間です。
発症してからの症状は、39度の熱が3~5日間続きます。これがお父さんやお母さんが1週間も心配する原因です。また、扁桃(へんとう)に白い膿のようなものができることもあり、胃腸炎で下痢になる場合もあります。扁桃(口を開けて見える場所)や喉周辺が痛く食べ物も食べれず話すこともしんどくなる場合があります。

また、アデノウィルスの種類は多く目の充血や腹痛・嘔吐・下痢など様々な症状がでます。そして種類によって症状も異なってくるため病院でしっかりとした検査が必要になります。

病院や自宅での対応

アデノウィルスの種類が多く、自己判断が難しいため病院での検査をしっかりしましょう。診断方法は、鼻から綿棒を入れて検査をします。すぐに結果がでるため、その日にアデノウィルスかどうががわかります。ただし、初期段階では検査をしてもアデノウィルスだと判断できないことやアデノウィルスが検出されない場合があるため、その際は後日、再検査する方がいいです。

アデノウィルスはウイルスの感染症のため抗生剤はなく、また有効な抗ウイルス剤もありません。喉の痛みで子どもはご飯を拒否したりしますが、そういう時は喉通りの良いものを与えてください。また高熱が続くためしっかりと水分補給をさせることが重要だと思います。

自宅ではタオルや食器などの共有はしないようにし、お風呂でも家族に感染するため最後に入るようにしましょう。高熱が続きお風呂で悩むお父さんやお母さんが多いと思います。疲れない程度であれば大丈夫だそうなのでサッと入る程度にしておいた方がいいと思います。

高熱が続き夜が一番心配

うちの息子も現在、初めてアデノウィルスにかかっており、39度の熱が続いています。食欲があるもののあまり食べない様子がつづいています。1歳5ヶ月なため話すこともないですが、喉の痛みでご飯を拒否しているのだと思います。大好きなボーロ(お菓子)も少ししか口にしません(汗)

一日中、高熱の状態で過ごすため息が荒くなったり体力の消耗が激しい感じです。体力がないまま夜になり寝ると40度近くまで熱が上がり何度も起きてしまします。病院では、できる限り解熱剤を使わず、熱を下げないようにして体内のウイルスを少しでも早く撃退する方がいいと言われています。

1日目もあまり長時間寝れなかったみたいだったので2日目の夜は解熱剤を使い、体力回復もかねて長時間寝てもらえたらと熱を薬でさげました。36.5度ぐらいまで下がり、その間は熟睡できていたと思います。また、高熱時のまま寝ていると汗をすごくかくので着替えをこまめにし、着替えた後の衣類もしっかりと別に置いておく方がいいです。

41~42度以上になると痙攣なども起こすおそれがあるため、その際は病院・救急車を呼ぶことになります。そうならないように夜も気が抜けない状態になります。

保育園・学校は登校禁止になる

共働きのお父さんやお母さん、日中は子育てができないご家庭は気を付けてください。インフルエンザと同じで保育園や学校は登校禁止になります。感染能力が高く、集団でいる場所ではすぐに感染してしまいます。

1週間ほど続くアデノウィルスに対して、お父さんとお母さんが協力して1週間を乗り越えれるように、子どもがアデノウィルスになる前にどう対応するかを2人で考えておくことが大事です。また、アデノウィルスは大人にもうつるため、実家のおじいちゃんやおばあちゃんに預けることも躊躇していまいます。年配の方がうつると子どもやお父さん・お母さん以上に重症化するおそれがあるそうです。

そういったことも、頭にいれつつ2人で一度、話し合ってみてください。病気は急にきますので、しっかりとした対応や備蓄を検討してください。

長い1週間を乗り越えるには

高熱が3~5日間・潜伏期間が5~7日間・登校禁止や年配者への感染など様々なことを考えて対応しなければなりません。
こういったことを対応して生活すると長い1週間に感じます。また、子どもが完治しても家族の誰かにうつり、さらに1週間・・・と、期間はどんどん長くなります。

そうならないために、感染対策や子どもの看病体制をしっかりと決め実行することで、最小限の期間で乗り切れるようにしてください。高熱期間・潜伏期間・感染経路などをしっかりと覚えておき、状況に対して適切な行動をお父さん・お母さんが把握していれば乗り切ることができます。

うちの家庭でもできる限り感染を防ぎ、子どもも親も体調を管理して乗り切るようにしていきます。例え自分の体内にウイルスが入っていても身体を元気な状態にしていることで発症を防ぐこともできるため、不摂生な生活は避けて体調管理を心がけていきます。