ブラウザの更新は強制リロード(スーパーリロード)でキャッシュクリア!-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

ブラウザの更新は強制リロード(スーパーリロード)でキャッシュクリア!

ブラウザの更新は強制リロード(スーパーリロード)でキャッシュクリア!

サイト制作でコーディングをしたり、更新や修正依頼があるとブラウザを何度も更新して反映されているか確認すると思います。

また、クライアントにテストサーバーなどから確認してもらったり、修正依頼が完了して確認してもらったりする際に、「変わっていない!」「反映されていない」という返答があったりしませんか?

そういった時には、ブラウザのキャッシュをクリアしてもらう必要があります。

ですが、相手のブラウザや機器によってキャッシュをクリアにする方法が違っていたりもします。

全てのブラウザに共通してできるのが、「強制リロード(スーパーリロード)」です。

今回は、「強制リロード(スーパーリロード)」をご紹介します。

  1. 強制リロード(スーパーリロード)とは?
  2. 強制リロード(スーパーリロード)をする方法
  3. クライアントの「変わっていない!」を打破しよう!

強制リロード(スーパーリロード)とは?

パソコン・タブレット・スマホなどの機器でインターネットを観覧するとサイトの読み込みが行われます。この読み込みを少しでも減らすためにブラウザや機器が一度訪れたサイトを認識して記憶するようになっています。

これにより、毎回サイトの読み込みをすることなく通信データを抑えるのと同時に読み込み時間の短縮にもなっています。これが一般的に「キャッシュが残っている」と言われます。

このキャッシュをクリアして、強制的にサイトを最初から読み込ませて表示させることにより、サイトを修正した内容が反映されたりします。

キャッシュをクリアするために強制リロード(スーパーリロード)をすることが必要になります。

強制リロード(スーパーリロード)をする方法

強制リロード(スーパーリロード)はブラウザやデバイスによって方法や操作が違います。今回は、ブラウザ別にショートカットキーやキャッシュクリアの方法をご説明します。

Chrome

Windows Shift + 更新ボタン
Ctrl + 更新ボタン
Shift + F5
Ctrl + F5
Ctrl + Shift + R
Mac Shift + 更新ボタン
Cmd + Shift + R
Android メニューから 履歴 > 閲覧データを削除 > データを消去

IE11

Windows Ctrl + 更新ボタン
Ctrl + F5

Safari

Mac Shift + 更新ボタン
iOS 設定 > Safari > 履歴とWebサイトデータを消去

Firefox

Windows Shift + 更新ボタン
Ctrl + F5
Ctrl + Shift + R
Mac Shift + 更新ボタン
Cmd + Shift + R

今後、デバイスの新しいバージョンやブラウザのバージョンが変わると上記の操作も変わる場合がありますので注意してください。

クライアントの「変わっていない!」を打破しよう!

サイト制作を請け負うと必ず「サイトがおかしい!」「反映されていない!」「修正できてない!」などといったクレームが少なからずあります。

その時の状況のほとんどが、キャッシュがクリアされていない状態で確認していることが多いです。

よくある状況

サイトの画像の差し替えやcssでの色変更などをした際に、画像とcssがキャッシュによって反映されていないことがよくあります。

ただ、制作側では何度も確認しながら調整していくので反映していることを理解しています。また、納品時や作業完了時には各デバイスや各ブラウザでも確認することがほとんです。その確認でもしっかりと反映されています。

ですが、クライアントに確認してもらうと「変わっていない!崩れている!」というクレームになることがあります。

こういったことにならないように、予めクライアントの「ブラウザの種類」や「ブラウザのバージョン」や「デバイスの種類」を聞いておくようにしましょう。

また、対応できるブラウザの種類と過去のバージョンも一緒に伝えるようにしましょう。

次に「確認する際は、クライアント様のブラウザ・デバイスでは〇〇(上記の操作)をしてから確認してください」と予め伝えておきましょう。

そうすることで、クライアントが忘れていて「変わっていない!崩れている!」というクレームになったとしても大事にはなりにくくなります。

これは、クライアントに正確な状態を確認してもらうということにもなりますが、制作側のクレーム対策にもなります。

サイト制作をこれからしていこうと考えている方やクライアントと直接やりとりをする方は、ぜひ覚えておくようにしましょう!