サイトの種類は目的に合わせて制作。目的・ターゲットに合ったサイト制作を！
サイト制作をする上で、どういったサイトを制作し構成を考えるのかは重要です。
ターゲットにするユーザーによってもデザインやサイトの種類は変わってきます。また、サイトを企業のアピールに使うのか、求人を集めたいのか、集客をしたいのかによってもサイトの種類は違います。
サイトのデザインやコーディングをする前に、クライアントがどういった目的でサイトの制作依頼をしているのかを把握し、目的に合ったサイトを作るようにしましょう。
そのためにも、まずはサイトの種類を把握するようにしましょう。
- サイトの種類一覧
- コーポレートサイトとは？
- ブランドサイト（商品・サービスサイト）とは？
- ランディングページ（LPページ）とは？
- ECサイトとは？
- ポータルサイトとは？
- リクルートサイトとは？
- ブログサイトとは？
- サイト制作の前に確認を
サイトの種類一覧
まずは、どういったサイトがあるのか把握してみて下さい。（制作会社によって種類分けは異なります）
| 種類 | 目的・概要 |
|---|---|
| コーポレートサイト | 会社や企業の情報を発信。店舗などもここに分類される場合がある。 |
| ブランドサイト 商品・サービスサイト |
商品やサービスの情報を発信。店舗などもここに分類される場合がある。 |
| ランディングページ（LPページ） | サイトと言うよりは1つの商品などを特化的に紹介や発信をする。単体での公開もあるが、ブランドサイト等の下層に制作することもある。 |
| ECサイト | サイトだけで販売が完結できる。複数の商品を販売購入できるサイト。 |
| ポータルサイト | マッチングサイトや情報掲載サイトのように窓口を増やす目的のサイト。 |
| リクルートサイト | 自社への採用に特化したサイト。求職者をターゲットに自社のアピールや求人内容を紹介。 |
| ブログサイト | 情報を発信したり、ユーザーに親近感をもってもらいコアなユーザーを作るのに最適。 |
他にもサイトの種類はありますが、制作会社などによって更に細分化されていることも多いです。
また、目的が違えはサイト構成やデザインも変わってきます。クライアントとサイトの構成を打ち合わせする場合は、上記の中からクライアントが求めているサイトと照らし合わせて話を進めるとスムーズに進みます。
コーポレートサイトとは？
会社や企業の情報を掲載しており、ユーザーは「どういった企業なのか」「安心できるのか」といった思いをもってサイトを観覧することが多いです。
そのため、企業理念やどういった思いをもっているかを明確にアピールすることで、安心感・信頼感が重要になります。
また、企業によってはリクルートサイトやブランドサイトも別に制作し、コーポレートサイトから紹介する形でリクルートサイトやブランドサイトへ誘導することもあります。
ブランドサイト（商品・サービスサイト）とは？
コーポレートサイトと違い、企業が取り扱っている商品やサービスを紹介して認知度・信頼性を上げる目的に制作するサイトです。
ランディングページ（LPページ）と違い、長期的に商品やサービスをプロモーションするため、商品ごとのページなども制作することがあります。
また、商品の購買を上げるためにもECサイトと併用して制作することもあります。
ランディングページ（LPページ）とは？
サイトではありませんが、1つの商品やサービスを効果的にアピールするページのことを言います。
LPページ単体でドメインを取ることもありますが、コーポレートサイトやブランドサイトなどの下層に制作することも少なくないです。
web広告などで効果的に、また短期間で集客することができます。
ECサイトとは？
分かりやすい言葉でいうと「オンラインショップ」です。大手のサイトで例を出すと、価格ドットコムや楽天などがこの分類に入ります。
商品の紹介だけでなく、スマホやパソコンで商品選びから購入まで1つのサイトで完結できるものを言います。
店舗でのサイトを持っている方が、ネットでの販売もする際にECサイトを制作することが多いです。
ポータルサイトとは？
GoogleやYahooなどの検索サイトもこの分類になりますが、制作する上であまりイメージがしにくいとは思います。
イメージがしやすく言うと、マッチングサイト・情報掲載サイト・比較サイトが分かりやすいかと思います。食べログやホットペッパービューティーなどもをイメージしてもらうと分かりやすいです。
GoogleやYahooと違い、食事や美容などに特化した比較サイトもポータルサイトと言えます。
リクルートサイトとは？
このサイトは、コーポレートサイトなどと一緒に依頼をされることが多く、求人を目的としたサイトです。
また、コーポレートサイトと別にリクルートサイトを作ることで、求職者へのアピールを濃密にでき自社への採用をアップさせる目的があります。
また、最近ではインディードなどのクロールしてくれるサイトへの掲載と連動させて、求職者への窓口を増やす事もできます。
ブログサイトとは？
最後になりましたが、ブログサイトは情報の発信によく使われるものになります。もちろん、今読んでいただいているこのサイトもブログサイトになります。
特化したものやニュースなどを常に記事にして発信するサイトです。個人でも簡単に始められるため、ブログサイトはネット上にたくさん存在します。
また、情報発信と一緒にブログへの広告掲載を目的で運営される方も多いです。
企業や店舗でもブログサイトを作り、身近な情報を発信することで親近感や信頼感を上げる目的もあります。
サイト制作の前に確認を
上記のようにサイト制作といってもいろいろな種類が存在します。
サイト制作の依頼を受けたり、制作する時は「何を目的でどういったユーザーをターゲットにするか」を明確に決めることが重要です。
そうすることで、クライアントに一番必要なサイトを作ることができます。また、クライアントの話だけで制作するのではなく制作する目的を持って打ち合わせをすることで、クライアントのお客様（ユーザー）を集客できるサイトを作ることができます。
最近では、無料で作れるサイトもありますが、サイト制作との違いはこういった構成になります。
クライアントのためにではなく、クライアントのお客様のために必要なサイトを作ることで、クライアントの利益にもなります。
まずは、サイトの種類をしっかりと把握するようにしていきましょう！