幼児が熱を出し40度になった時の対処法-webaby【エンジニアお父さんの育児・子育て】

幼児が熱を出し40度になった時の対処法

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#幼児#新生児#病気・ケガ

幼児が熱を出し40度になった時の対処法

初めて子どもができて嬉しい気持ちと不安な気持ちがあると思います。これらお父さんもお母さんも初めての体験が待ち構えています。
良いこと・楽しいことは写真や動画に撮って保存できますが、心配なことや危ないことはその場の判断が要求され不安な気持ちに押しつぶされそうになると思います。
うちの子どもが40度を超える熱を出したときの対処方法や連絡先など紹介したいと思います。

  1. 発熱が発覚したときに出来ることは限られている
  2. 自宅で対応するには知識と冷静さが必要
  3. 子どもが40度の熱を出した時のことを考えて
  4. 両親が協力して対応することが重要

発熱が発覚したときに出来ることは限られている

新生児や幼児は大人と違い言葉を出して「しんどい」「つらい」「苦しい」など症状を伝えることができません。だから、発熱を見落としてしまいがちになります。

見分ける方法は、ありますがごくわずかな変化なので常に緊張の糸を貼っておくのも疲れてしまいます。私が体験した時の見分け方のポイントがこちらです。

  • 食欲がいつもより少ないか
  • 便や尿に変化や排泄はしているか
  • いつもと違い機嫌が悪いか
  • 泣き方や夜泣きのタイミングがおかしくないか

上記、4点が目安になりました。もちろん、親ならではの「何か雰囲気がおかしい」と思う場合もあると思います。そういう時は、何度でも体温を測ったり異常がないかと調べることが重要だと思います。

また、熱が出て病院や子ども医療電話相談などに電話をすることを躊躇する方もいると思います。「もしかしたら、そんなに大したことではないのでは?」「何度も電話するのは迷惑になり気が引ける」など、どうしても思う時があります。ですが、何かあってからでは遅いので毎回「何もなくて良かった」と思えることが一番です。

自宅で対応するには知識と冷静さが必要

自宅で出来ることは、子どもの熱を体外へ出すのと知識が豊富で専門の病院や子ども医療電話相談などに連絡をし、正確な対処方法を聞くことです。

40度を超えるとぐったりとし、動きが鈍く息も荒くなります。まず、汗や尿から熱を体外に出すために新生児ならミルクや母乳・幼児なら幼児用補水液などを飲むか確かめてください。全く飲まない場合は、この時点で専門機関に電話をしたほうがいいかと思います。

多少、水分を取った場合は、着替えをさせて肌着1枚とおくるみで十分です。冬場はその状態で室内に暖房をつけて25℃前後に保つほうがいいと思います。
この時点で体温が下がらず一定または上がっているなら専門機関へ連絡し対応方法を聞きましょう。

結局は、病院や子ども医療電話相談などに連絡することをオススメしますが、電話するタイミングが早ければ良いと思います。何度もいいますが、「何かあってからでは意味がない」のでそれを一番に考えた行動を取ることが大事だと私は考えています。

子どもが40度の熱を出した時のことを考えて

まず、子どもが病気をすると、症状として嘔吐・発熱・下痢が多いと思います。そういう時のために、嘔吐用のビニール袋・幼児用補水液・ベビー用おしりふき(ノンアルコールと除菌用の両方)のストックを常にあるようにしてください。私の家庭ではベビー用品店で安い時にある程度、買い溜めをしています。

専門の連絡先を把握しておくことが大事です。救急車を呼ぶ前に必ず専門機関へ連絡してください。連絡後の対処方法で保冷剤などで脇や股を冷やすと指示をもらう場合があるため、小さめの保冷剤や子ども用冷えピタなどもあると対応がスムーズに行えます。

子ども医療電話相談について

全国同一の短縮番号があります。「#8000」にかけることにより、住んでいる都道府県のへ転送されて、小児科医師や看護師から症状に適した対処や受診する病院のアドバイスをもらえます。また夜中・休日の場合でも対応してもらい、すぐに病院へ行くか朝まで様子をみてから行くかなども教えてもらえます。不安なことは、すべて聞くようにしてください。

参照:厚生労働省 子ども医療電話相談
詳細はこちらのホームページをチェック

両親が協力して対応することが重要

夜中に熱がでたりするとお母さんだけが対応したりすることをよく聞きます。ただ、一人で考えて行動すると必ずミスが出たり冷静さが欠けてしまったりします。そういう時こそお父さんの出番だと思います。私は、大人は1日や2日寝ずに対応し仕事はできるけど、子どもはできないと考えています。

日頃、お父さんは仕事で外出していて、いつもの子どもの様子がわからない場合が多いと思います。なので、こういった状態のときはお母さんの指示に従いテキパキ動いたり、対応手順だけを頭に入れて冷静に判断する役目に徹することがいいと思います。

また、病院へ車で行くときも出来れば、お母さんに子どもを診てもらいお父さんが安全運転を意識して向かうことが子どものへの最善の行動だと思います。

焦る気持ち・不安な気持ち・次の日の仕事の事など、いろいろと考えると思いますが、そういった気持ちはグッと押し殺して今やるべきことを冷静に順序良く進めていきましょう。

子どもが40度の熱を出てもやるべき行動が決まっている

自宅で、できる対処方法は限られています。どこのサイトでも書かれていたり、専門機関に相談の電話をすると教えてもらえることばかりです。ただ、そういった行動を冷静に役割分担し子どもに最善の対応ができるかは、お父さんとお母さんの考え方と気持ちで変わってくると思います。

そういう状況になった時に、良い対応を取れるように日頃の準備と心構えをしっかりもっていましょう!