8倍粥と一緒ににんじんの離乳食!にんじん離乳食の作り方。
離乳食を始めると徐々に食べれる種類を増やしていくことになります。
10倍粥を与えて離乳食に慣れてくるとお粥は少しずつ硬めにしていきます。8倍粥を与える時に一緒に他の離乳食にも挑戦してみましょう。
今回は、にんじんで作った離乳食を8倍粥と一緒に娘に与えましたので、その時の体験談とにんじん離乳食の作り方をご紹介します。
お粥は食べるけど他は食べないというお悩みを持つ方には必見です!
離乳食を作る前に
離乳食を作っても赤ちゃんは初めての食べ物を口にする時になかなか食べなかったりすることがあります。
これは、大人も同じで初めての食べ物は少しずつ食べたり、違和感を感じたら口から出したりします。赤ちゃんも同じで初めての食べ物は口から出すことが多いです。
また、飲み込まない赤ちゃんも多く、「せっかく作ったのに」「ショックだ」と思うお母さんも多いと思います。
まず離乳食を作る前に母乳やミルクには味があることを知りましょう。その中でもうま味というものも含まれているそうです。
味が薄くてもうま味を離乳食につけてあげることで赤ちゃんはモリモリと食べてくれるようになったりもします。
今回は、そんなうま味やポイントを含めて「にんじん離乳食」の作り方をご説明します。
にんじん離乳食の作り方
難しい作り方はないです。基本的には簡単な作り方になり味付けもないです。
ポイントは、うま味と水分量です。
10倍粥などと違って野菜を茹でて離乳食を作る時は、水分量が難しく硬くなりすぎたり水っぽくなりすぎたりします。その水分量を適切にすることで食べやすい離乳食ができます。
出汁をとって茹でよう
まず最初のポイントです。
野菜を茹でる際は、水を沸騰させてゆでるのではなく、昆布などで出しをとって茹でるようにしましょう。こうすることで昆布からのうま味成分がにんじんにしみこんでいきます。
これを元に、まずは出汁をとります。そして、にんじんを切ります。切り方はいろいろとありますが、上記のように切ることで、ブレンダーで細かくするときに楽にできます。
にんじんを茹でる
沸騰直前に昆布を取り出します。そのままにんじんを投入して茹でます。茹でる時間は10分~15分ほどです。
茹でている途中にお箸などでにんじんを刺してスッと刺さるようであれば茹で上がっています。
2つ目のポイントの水分量ですが、茹でたにんじんと出汁を大さじ3杯ほど入れてブレンダーで細かくします。
ブレンダーで細かくする
出汁とにんじんを丁寧にブレンダーで細かくしていきます。
ペースと状になったら一度ブレンダーを外して大きな個体が残っていないか確認してみてください。また、にんじんのつぶつぶが大きければ再度ブレンダーで細かくしましょう。
こうすることで、裏ごしなどをしなくても大丈夫なぐらいの細かさにすることができ、離乳食の手間を無くすことができます。
ブレンダーで細かくし終わると、保存容器に入れて冷凍保存しますが、3つほどは小さじ2杯分を作る様にしましょう。
にんじんに慣れていないのに1回の量を多くしてしまうと捨てることになってしまいます。にんじんに慣れるまでの3回分ぐらいは小さじ2杯を1回として分けるようにすることオススメします。
以上で、にんじん離乳食の作り方はおしまいです。説明を見ているとややこしく思うかもしれませんが、実際に作ってみると意外に簡単にできますので挑戦してみてください。
第二子の離乳食で試したこと
現在、2歳になる息子と生後5ヶ月の娘がいます。
息子の時の離乳食はあまり食べなかったこともあり、娘の時は離乳食に出汁を入れて作る様にしました。そうするとモグモグと食べてくれています。
1回の食事で小さじ12杯分も食べることがあり、機嫌よくモグモグしてくれます。
また、初めてのにんじんでも吐き出したり拒んだりすることなく食べてくれています。上記の作り方で紹介したポイントのうま味と水分量が食べやすさをだしているのだと思います。
息子(第一子)の時は、野菜を茹でる時は、出汁をとらずにそのまま水を沸騰させて茹でていたので、ここが大きな違いかもしれません。
また、今回つかった出汁のゆで汁などは、そのままお味噌汁などに使うこともできます。
離乳食を食べないといった理由は味や水分量以外にもあるかと思いますが、まずはいろいろ試してみて赤ちゃんに合った食事をするようにしましょう。