離乳食スタート！10倍粥の作り方と必要性について
離乳食は、まずは10倍粥になります。
10倍粥はいつまで与えるのか、お米やご飯から作ったり、炊飯器で作ったりと作り方は様々です。また、一度炊くと余りを冷凍保存することもあります。
離乳食の代表の１つでもある10倍粥ですが、離乳食を作るのには手間がかかります。裏ごし・すりつぶしなど様々な工程があります。
そんな10倍粥を作る方法をご紹介します。また、ブレンダーをお持ちの方は、より簡単に作ることもできます。
10倍粥とは？
離乳食の初めは10倍粥からスタートすることがほとんどです。お米1に対して水10の割合で作るお粥のことを10倍粥といいます。
離乳食の10倍粥は赤ちゃんが初めて食べるもので、一度の食事で食べる量は小さじ2杯程度です。ですから、一食分だけを作るということは難しく、多めに作って残りは保存することが当たり前とされています。
また、多めにつくることで水が少なかったり多かったりという心配もなくなります。
炊きあがりは、ふやけたお米が水分の中に沈んでいるという状態で炊きあがります。
これを、細かくすりつぶし裏ごしすることで、離乳食として赤ちゃんに与えることができます。
また、10倍粥を与えているからといって、ミルクや母乳などを与えずに済むということではありません。
10倍粥は基本的には栄養を補給するための食べ物ではなく、産まれてから授乳のにで食事をしていた赤ちゃんが授乳以外の食事をする練習だという認識を持ってください。
10倍粥の作り方
お米から作ったり、ご飯から作ったりと作り方は様々です。また、お鍋で作る場合もあれば炊飯器で作ることもあります。
今回の作り方は、お米から炊飯器で炊く方法です。また、すりつぶすのもブレンダーを使い、できるかぎり簡単に楽に10倍粥を作る方法をご説明します。
食器や道具を煮沸消毒する
まずは、10倍粥を作る前に10倍粥を作る上で使うものや与える時に使う食器を消毒します。
赤ちゃんは初めて食べる物になるので出来る限り衛生的に食器などを消毒するようにしましょう。
10倍粥の分量（炊飯器）
まずは、お米30gを用意しましょう。
30gというと大さじ2杯程度ですが、できるかぎり量を計測して作る様にしましょう。そうすることで失敗を無くすことができます。
また、お米を洗い終えたら、水を300g（300ml）を加えます。
そして炊飯器にセットし準備は完了です。
炊飯器でおかゆモード
炊飯器にもよりますが、「おかゆ」モードで炊く事ができます。
10倍粥は米に対して水が10倍ということ以外は全ておかゆと作り方は一緒です。ですから、炊飯器でも「おかゆ」モードで炊くことができます。
炊きあがりは上記（右）のように、ふやけて柔らかくなったお米が水分の中に沈んだ状態になります。
初めて作る方は、「もっとお米が溶けているのかと思った」という人も多いかと思いますが、炊きあがりはこのような感じになります。
すりつぶし（ブレンダー使用）
炊きあがると、後は細かくすりつぶし裏ごしする工程になります。
基本的にはすり鉢などですりつぶしてから裏ごしすることがおおいですが、時間がかかり手間もかかります。
今回はブレンダーを使用して、細かくすりつぶすようにしましょう。ブレンダーを使うとすり鉢などですりつぶすよりも細かくムラなく出来上がります。
また、離乳食の初期は1回食になり、その1回も小さじ2杯程度になるため、余った10倍粥は冷凍保存すると何度も炊くことなく与えることができます。
以上で、10倍粥の作り方になります。
ブレンダーや炊飯器を使うことで、手間も省けて忙し子育て中でも作ることができます。
また、ブレンダーは今後の離乳食には最適のアイテムです。また、子どもの野菜ジュースなどを作ってあげる時にも活躍するので、1台購入してもいいかもしれません。
10倍粥のポイント
10倍粥のイメージはお米のポタージュという感じに仕上がると赤ちゃんも食べやすくなります。
すりつぶすのにムラがあったりすると、赤ちゃんはぶつぶつに違和感を感じて食べなかったりもします。ですから、裏ごしをする必要がでてきます。
ですが、ブレンダーなどでしっかりとすりつぶすことで水分に溶けて滑らかな状態で10倍粥ができあがります。
離乳食の中でも一番失敗が少ないとされている10倍粥ですが、失敗する理由としては、炊き方と分量です。
炊き方はお鍋で作るよりも、炊飯器のおかゆモードで炊く事で失敗は少なくなります。分量に関しては、しっかりと計ることで失敗することはなくなります。
10倍粥はいつまで？次のステップは？
10倍粥は離乳食初期に食べるものになり2ヶ月間食べるとされています。
2ヶ月間の間に、最初はポタージュのようにサラサラの状態で、徐々にブツブツを増やしていくようにします。
10倍粥の次は、7倍粥にしたりと徐々に水分を減らしていくようにします。
10倍粥の次のステップを頭に入れて赤ちゃんに合わせて、どんどん固形物を大きくし飲むから食べるというようにしていきましょう！