乳幼児にオススメの絵本紹介。チャイルド社「はじめましてのえほん」シリーズ-その3
「はじめましてのえほん」の紹介は今回で3回目になります。
今回、ご紹介する3冊は全てジャンルが違う3冊になっています。
子どもとスキンシップを取りながら読み聞かせできるものから、歌を歌いながら進めれる絵本や乗り物が主人公の絵本など、いろいろなタイプの絵本になっています。
息子にこの3冊を読み聞かせすると、はっきりとわかるくらい好みがでています。気に入ったものは頻繁に持って来て読み聞かせをねだりますが、興味が薄いものは、たまに読む程度になっています。
そんな3冊を読み聞かせの時の子どもの反応と一緒にご紹介します。
はじめましてのえほんシリーズの「ぱぴぷぺ ぴったんこ!」
この絵本は、このシリーズの中でも子どもとスキンシップが取りやすい絵本になっています。
ほっぺやお尻などの体の一部をお互いにくっつけて遊びながら読み進めていくようになっています。それにより子どもは笑顔で楽しくスキンシップをしながら読み聞かせができます。
また、幼児には体の各部分の名前を知らない子もいます。そんな子どもにも最適で、「ほっぺとは何か?どこか?お尻とは?」などが身に付けるにはちょうどいい絵本です。
「ぱぴぷぺ ぴったんこ!」を読み聞かせて
1歳児の息子は、初めて読み聞かせをした時は、きょとんとしていましたが、体をくっつけて遊びながら進めることを覚えてからは、笑顔でキャッキャと遊びながら読み聞かせできるようになっています。
こういったスキンシップを取ることで、生後2ヶ月の娘に対しても息子はタッチといって手を握りに行ったりするようにもなっています。
親子でしていたスキンシップを息子が赤ちゃんの娘に対して自分からするようにもなりました。
はじめましてのえほんシリーズの「やまのおんがくか」
この絵本は、すべて歌を歌いながら読み進めていきます。
誰もが知っている歌で、保育園や幼稚園でもよく歌われる歌なので、子どもはすぐに覚えたり思い出したりします。
また、絵本では歌詞に合わせて動物が楽器で音楽を奏でるように描かれており、動物のページをめくったり戻したりすることで、楽器を弾いているように動きをします。
子どもは歌と一緒にそのページを行ったり来たりして、動物が楽器を弾く動きを見ることができます。
「やまのおんがくか」を読み聞かせて
ページで動きを出せることを知らない間は、歌に合わせて体を揺らしたり、首を左右に揺らしてリズムをとったりして読み進めていましたが、次第にページで動物が動くのを理解してページを行ったり来たりするようになりました。
自分で絵本を理解し、また出てくる動物を指差しして名前を覚えていくようにもなっています。
小さな成長ですが、少しずつ子どもに変化が見られる絵本だと思います。
はじめましてのえほんシリーズの「ごみしゅうしゅうしゃのゴンちゃん」
この絵本の主人公は表紙にもなっている「ごみしゅうしゅうしゃのゴンちゃん」です。
ゴミ収集車が主人公になり、ごみを集め通り過ぎる他の乗り物と出会う絵本になっています。他に出てくる乗り物は、トラックなどの荷台がついている車で、車ごとにどんなものを運んでいるのかというお話になっています。
いろいろな乗り物とその乗り物の役目をしっかりと伝えられる絵本になっています。
乗り物が好きな子どもには最適な絵本になっているかと思います。
「ごみしゅうしゅうしゃのゴンちゃん」を読み聞かせて
この絵本は、私がみても面白く楽しめる絵本になっています。ですが、1歳児の息子には少し早いのかあまり興味がないみたいです。
乗り物の種類で覚えているというよりも、車は車・電車は電車・飛行機は飛行機と大きく分けて覚えているのかもしれません。そうすると車の種類をなかなか理解するのは難しい気がします。
ですが、もう少し大きくなり車にもいろいろな種類があるということが分かると、この絵本を持って来て読んでもらおうとするかと思います。
成長したときにこの絵本に対しての興味がどう変わるのかが楽しみにもなります。
絵本紹介のまとめ
上記の3冊は、子どもの年齢や成長・興味がある種類によって好みが異なる3冊になっています。
基本的に子どもは絵本が嫌いになることはないですが、その時の好奇心や興味があるもので読み聞かせする絵本は偏ったりします。
よく思われがちですが、「あまり好んで持ってこない」「楽しそうでない」という反応をすることも絵本を購入した後に思ったりもしますが、子どもが成長すると興味も理解力も変わってきます。
そんなときに、今まで興味を示さなかった絵本に対して発見することがあったり、好きになったりもします。
そういった子どもが絵本から見れる成長も楽しみの1つになると思います。子どもにはいろいろな絵本を読み聞かせしてあげてください。